1年ぶりに再開した箱根大涌谷観光の火山防災対策は疑問だ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

@sassyos2 観光客全員分はないが、何個用意してあるんですか？

さかい　まさひろ @sassyos2

@HayakawaYukio 大涌谷の各施設に分散しているというだけで、具体的な数字の提示はありませんでした。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

@sassyos2 ということは、 ・観光客用にヘルメットは用意していない、 ・噴火したときは屋根のある最寄りの施設の中に入ってもらう、 という対応ですね。こういうことは、包み隠さずはっきりさせておいたほうがよい。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

噴火時に、施設従業員と救援者だけがヘルメットを着用する防災計画はおかしいと思う。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

大涌谷観光は、火山が噴火すると何が起こるか知らないまま今日再開された。どうやら、去年のように火山灰がしずしずと降り積もるのが噴火だと思っているようだ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

水蒸気爆発では、高空から小石が猛スピードで落下してきて頭蓋骨を打ち砕く（一昨年の御嶽山はこれだ）。もっと強い爆発だと、直径1メートルを超える大岩が屋根を突き破って床に着弾する（桜島の1986年11月）。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

火口から1キロ以内は、こういうことが何の前触れもなくいきなり起こる。そういう場所だ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

火口から1キロ以内の火山観光に万全なんて、ない。死ぬかもしれないと覚悟して観光するんだ。それがいやなら、火口から1キロ以内に一生近づくな。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

気象庁がレベル1を「活火山であることに留意」と表現しているのは、つまりはこういうことだ。

さかい　まさひろ @sassyos2

@HayakawaYukio 話では、最悪昨年と同等の噴火を想定していました（大涌谷内の地震計等があるので前兆は分かるような話ぶり）。目下心配されているのは二酸化硫黄濃度が突発的に上がることでした。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

予知なしで噴火が起こったとき、被害を軽減するための道具としてヘルメットがある。ヘルメットの用意はとても安価な防災対策だ。しかし、それもやらずにおいて、万全の安全対策をとったなんて、へそが茶をわかす。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

@sassyos2 なら、噴石にご注意ください！の看板は書き換えるべきですね。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

@sassyos2 防災訓練も、小規模噴火に備えてだなどと大風呂敷を広げることなく、有毒ガスに備えての訓練だとはっきりさせたほうがよいですね。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

この夏、大涌谷観光に行くときは、ヘルメット持参で行くのを勧める。大涌谷は安全ではない。去年噴火したばかりだ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

有毒ガス対策としてはシゲマツのマスクを勧める。吸収缶は二酸化硫黄だよ。 防毒マスク M GM77 重松製作所 amazon.co.jp/dp/B000TGJN62/…

早川由紀夫 @HayakawaYukio

二酸化硫黄は亜硫酸ガス。吸収缶はこれだよ。アマゾンじゃなくて楽天だけど。 product.rakuten.co.jp/product/-/80b0…

早川由紀夫 @HayakawaYukio

箱根山の警戒区域は、箱根町長が災害対策基本法63条に基づいて設定したもの。それなのに、日中9時から17時までは立ち入りできるとは意味不明。なにやってんだか。 pic.twitter.com/b872GN4ifl

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早川由紀夫 @HayakawaYukio

警戒区域なのに、日中9時から17時までは自由に立ち入りできるって、いったいどゆことだろか。大涌谷が噴火するのは夜って決まってるということだろか。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

二酸化硫黄濃度。三宅島のときは2ppmで注意報、5ppmで警報だったが、箱根山は5ppmで注意、10ppmで警戒だ。2.5倍から2倍甘い。これでほんとに万全なの？ pic.twitter.com/ObpFuLpE6p

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