リストとベーゼンドルファーとブルックナーの話

漢字読めない @kanjiyomenai8

前にショパンの話をしたよね？ 今夜はそのライバル、『フランツ•リスト』を紹介します。 リストって、ピアノ弾きなら誰でも知ってる超難しい曲を描きまくった作曲家。はっきり言います。僕はリストを一曲も弾けないまま人生を終えます。だって難しいんだもん。

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これは僕の考えなんだけど、ショパンを得意とする人はリストが苦手で、リストが得意な人はその反対な傾向にあると思う。ショパンは変化球で、リストは直球。純粋に難しいんだ。 さておいて、リストが一体どういう作曲家なのかを語ろう。

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その壊し屋リストでも、唯一壊れなかったピアノがあった。それが「ベーゼンドルファー」。リストが暴れるような演奏をしても、ベーゼンドルファー社のピアノは壊れなかったんだ(実際は何台か壊した)。 それが瞬く間に有名になって、ベーゼンドルファーのピアノはすごいって世界を旋風した。

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さて、今までは著名な作曲家を紹介をしてきたけど、今回はマイナー、超マイナーの『アントン・ブルックナー』について。ウィキペディアには載ってるけど、ほとんどこの人は知らないんじゃないかな？ なぜアントンを紹介した理由はただ一つ。”自分も弾けない曲を描いた人”だからだ。

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そして体験したのは、連打、トリル、トレモロ。全部意味不明だった。開始1時間で挫折したよ。人生で一番早い挫折だったね。そりゃそうさ、書いた本人が弾けないんだもん。 とにかく、世界で一番難しい曲を書いた作曲家はショパンでもリストでもなく、アントンです。あ、バッハも難しいや。