@usi4444 @shinichiroinaba @silver_pork これは、大勢で決定するシステムだからこそできることもあるのだ、と矢口が学んだという描写ではないでしょうか。
2016-08-19 00:17:25.@shinkai35 @shinichiroinaba @silver_pork 戦前の歴史の研究者なら「しがらみのない現場の僕達が物分りのいい上官の下で犠牲に躊躇せず理想に邁進」なんて願望は悪夢でしょう。日中戦争の泥沼は優秀な現場の独断専行が原因です。
2016-08-18 23:46:14@usi4444 @shinichiroinaba @silver_pork あとまあ、優秀な現場の人間が独断専行で暴走する組織といえばネルフなので、ネルフの暗黒面をさんざん描いてきた庵野監督がいまさらそれを肯定するはずないのでは
2016-08-19 00:38:25前半の日本型意思決定のうっとおしさを強調した描写だけを見て、ゴジラの内閣総辞職ビームで日本が一新したという話だとおもっている人が多いけれど、もたもたした集団意思決定をまどろっこしく思っていた矢口が、日本型システムにもいいところはあると気づき成長するという話でしょう
2016-08-19 02:16:09ゴジラビームで総理や花森が死んでしまった後、矢口がヒステリーを起こして水押し付けられるところが転機。あれは矢口が、自分は生意気言っていたけれどほんとは亡くなった大臣たちに頼っていた、だから彼らがいなくなるとテンパってしまうんだと気づくシーンだと思います。
2016-08-19 02:20:35矢口がゴジラの生体データを民間にも渡そうというと、尾頭が反対する。すると矢口はたしか「考える頭は多いほうがいいから」というようなことをいう。あとでこの矢口の判断が役に立ち、尾頭が「なるほど、頭は多いほうがいいですね」と答えるという展開もあった。これも同じことを意味しているのでは。
2016-08-19 02:26:42@shinkai35 あのシーンの矢口の台詞は「いいんだ。少しでも詳細なデータが欲しい」 「いいじゃないか、知恵は多い方が良い」は米国のゴジラ調査団を受け入れた時の台詞ですね。
2016-08-19 02:31:36@tori_555 あ、そうか……。民間でとったデータが役立った時に、尾頭が「なるほど、知恵は多いほうがいいですね」と答える、みたいなシーンはありませんでしたっけ?
2016-08-19 02:33:53@shinkai35 あります。矢口プランが解決に向かっていく際に「サンプルをばら撒いたおかげで~」っていう台詞に続いて
2016-08-19 02:37:39@tori_555 あと、矢口がカヨコに「好きにするのは難しい、ぼくひとりでは」と答えたところでシーン変わると思うんですが、そのあとどんなシーンだったか覚えてたりしないです?そこがどうしても思い出せなくて。
2016-08-19 02:36:46「この国で好きを通すのは難しい」「僕一人ではね」の次のシーンは泉が「総理」って矢口プランについて提言するシーンで始まるのも凄いんだけど、更にその後赤坂が説得に加わるのが本当にいいんだよ。 #細かすぎて伝わらないシン・ゴジラの好きなところ選手権
2016-08-18 21:29:47@shinkai35 このカットのつながりマジで完璧なんすよね twitter.com/kaeruyarou_S7/…
2016-08-19 02:39:39ゴジラの血液凝固作戦について、次々と説明している人物が変わるところなんかリアリティ完全に無視してるんだけど、初見では全然気づかなかったからな。
2016-08-19 02:56:40昨晩のラジオで微妙な反応されていた理由は分かった。映画を通した時事批評だと思うので気にされる必要はないんではと思う。
2016-08-14 12:10:24シン・ゴジラではある事から権力の空白が起きて意思決定の複雑さがなくなりシンプルになる。太平洋戦争だと東条首相が軍の動きを押さえるため参謀総長も兼務する。(首相は政治のリーダーであっても軍作戦すら知らされる立場にはなかった)…
2016-08-14 12:15:04…これを嫌って排除しようという試みも起きたが、彼が表舞台を去るのはサイパン失陥の責任を負ってようやくだった。ではそれで戦争への体制が改善されたのかと言えば何も変わらなかった。次の首相は軍の会議参加打診して建前論で拒まれ政軍分立に戻ってしまった。
2016-08-14 12:18:05…台湾沖航空戦では戦果誤認からフィリピンでの作戦をより不利な方向に転換までして「戦果拡大」を図ろうとして失敗。レイテ戦では中国戦線から引き抜いた精鋭師団もあっという間に組織的な戦闘能力を失い「野火」のような生存への戦いを兵士たちに強いた。またこの戦いでは初の組織的特攻も行われた。
2016-08-14 12:20:17…首相が変わったぐらいでは組織の行動原理など何も変わらない。後に残された若い者がなんとかしてくれるなどというのは現実において幻想であるという事を歴史は物語っている。
2016-08-14 12:24:03…レイテ戦の大敗の後、継戦能力は事実上失われた。この後1945年8月15日までにこれまで以上の兵士、一般市民が戦火の中で倒れる結果を招いた。…
2016-08-14 12:23:50それを言い出したら3人集まれば誰かしら指導者になってしまうので大した意味はないし、ことさら「立派な指導者がいれば云々」と書くまでのことでもないと思います。 twitter.com/kanose/status/…
2016-08-14 12:37:20劇中においては、表に出てくる指導者(首相)は誰でもよくて、実際に動かすのは現場を仕切るリーダーなんだよということで、「立派な指導者」って別に首相だけを指しているんじゃないと思うんですよね twitter.com/sasaitou/statu…
2016-08-14 12:23:33映画では、指導者はいくらでも代わりがいる存在として描かれていて、「立派な指導者が出てくれば」というのは観る側の持論。矢口はタバ戦闘団におけるピエール瀧(役の名前忘れた)と同じ野戦指揮官であり、現場の人間として観ていました。 twitter.com/kanose/status/…
2016-08-14 12:17:18「(今の指導者がいなくなって現場から)立派な指導者が出てくれば、日本はまだまだやれる」であり、「(今の)指導者はどうでもよくて現場でしょ」なんだと思う twitter.com/sasaitou/statu…
2016-08-14 11:59:50某会議映画、噂に違わず面白かった。クレジットに内閣府防災が大きく出てたし、かなり細かく協力してるんじゃないか。見てて正直行政学者の端くれとして悔しい気分になった。
2016-08-03 21:27:03