「死せるサラリマンであることをやめた」ことと「フー・キルド・ニンジャスレイヤー?」の関係

フジキド視点で見ると、第3部は一貫したテーマで描かれている、
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腐れマーズ三等星 @p_pakira

そういえばニンジャスレイヤー:ネヴァー・ダイズの最後のザイバツとの対峙で、フジキドがマルノウチ抗争参加者のパーガトリーを特に何とも思わずザイバツニンジャの一人としか認識してなかったのが割と気になっている

2016-08-08 03:53:38
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

(((フジキドよ!)))それは、警戒の声!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーもまた雷撃に打たれたかの如く、目を大きく見開き、素早くネックスプリングで立ち上がり、カラテを構えた!血と死の匂いを漂わせるザイバツニンジャたちは、スゴイタカイビル屋上の外周に立ち並び、死神を完全に包囲した!

2016-08-04 17:35:58
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

ニンジャスレイヤーは未だ肩で息をしながら、四方へと順にカラテを向ける。傷だらけの腕から血の滴が垂れる。パーガトリー。ニーズヘグ。パープルタコ。あるいは見覚えのない新参のニンジャたち。いずれも手練か。…だが無論ニンジャスレイヤーの眼差しは、そのいずれでもない、一人の男へと注がれる!

2016-08-04 17:46:54
腐れマーズ三等星 @p_pakira

フジキドがもう「死せるサラリマン」であることをやめ、過去に過剰に囚われることをやめた結果だろうと思う。

2016-08-08 03:56:10
腐れマーズ三等星 @p_pakira

たぶんその認識の変化はフジキドも気付いてないことで、だからこそ以前とは全然違う人間になったことが推測できる

2016-08-08 03:58:28
腐れマーズ三等星 @p_pakira

ただひたすら過去を凝視し続けていた不器用な男が、なんとか立ち上がって未来に目を向けようとして悪戦苦闘する、というのがニンジャスレイヤー第3部だったように思う。

2016-08-08 04:01:11
腐れマーズ三等星 @p_pakira

復讐に明け暮れていた己の過去が招いた災厄の後始末のために立ち上がったときからそれは始まっている。フジキドはザイバツが滅ぶまで、ひたすら過去のあの時点に留まり、それをただ清算していたつもりだった。しかしその行いすらもまた新たな過去として積み上がっていく。

2016-08-08 04:05:15
腐れマーズ三等星 @p_pakira

生きている限り、何をしようとも他人に影響を与えざるを得ない。自分がまだ生きていることを受け入れなければならない。ニンジャキラーの存在は、「スルー・ザ・ゴールデン・レーン」でようやくフジキドが出すことになる結論の暗示として機能している。

2016-08-08 04:05:42