とある牧師(本当は伝道師)の日本基督教団教師検定試験に対する批判

一森文彰 @christscrolls

そういえば、２０１４年の教団総会議事録が送られてきたので、読みましたが、相変わらず頭が痛くなるような議事録でしたね。言いたいことが多すぎて、どこからツッコめばいいのかって感じでした。正教師試験を受ける気が全く起きないんですよね。たかが正教師資格が欲しいがために人間を壊すのもねー。

一森文彰 @christscrolls

こう書くと正教師試験を合格した人を人間が壊れたような人みたいになるので、どうかと思うのですが、他人がどうするかはその人の人生や思想ですけれど、僕は「どうかなー」って感じはしました。面従腹背、ってこのことを言うんだなーって光景が広がっていましたから。特に最近は酷いみたいですね。

一森文彰 @christscrolls

でも僕が試験を受けた時、正直僕に対する試験管の腐った態度も「うわー」でしたが、それ以上にショックを受けたのは教会を背負って試験に来られる若い(27才くらい)補教師の人たちの悲壮な姿でした。どうやって面従腹背を、信仰と人間性に苦しみぬきながら、実行するかの姿でした。

一森文彰 @christscrolls

そして信仰と人間性を崩すことが上手になれなくて、試験管たちから冷たい態度で扱われ、冷たい結果をぶつけられ、冷たい結果に怯えている姿の人を複数見ました。そして学校を問わず上手に面従腹背な態度をとれる、ある意味クールな人が合格をしていく。その合格者が不合格者に対する態度。

一森文彰 @christscrolls

試験官ですね。教師検定委員。 僕はあの試験を受けて、そして不合格だったことも含めて、本当に良かったと思いましたし、もう一度あの試験会場を見たいとは思います。腐っている現場が見れましたから。あれは信徒さんは一度ご覧になれる機会があればいいとすら思います。本当に腐ってるから。

一森文彰 @christscrolls

日本基督教団は色んな人がいますし、思想があるわけですが、僕が一番感じるのは信徒さんというか社会の人の声や祈りがない限りは、この混乱や腐った所は改善されないだろうと思います。ネットでギャーギャー言ってるのは、信徒さんや社会人の真っ当な声が教会で挙げられてほしいと思うからでもあります

一森文彰 @christscrolls

ちょっと教師問題について語ったことに、誤解があったら申し訳ないなと思うので、追加で語りますと(もうこの暗い話勘弁なんですが)、僕は教師試験を合格するために面従腹背する受験生(あるいはした教師)を責めるつもりはあんまりありません。あんまりですけど。

一森文彰 @christscrolls

こんな制度を改善も出来ない僕も含めた日本基督教団全体の責任だと思ってます。教団全体とは、信徒さんも、心苦しいのですが、含めます。そして改善できない一つの要因が信徒さんに、まず情報を与えていない教師の問題と、信徒さんからのまともな良識ある声が挙がらないことだろうなと実感しています。

一森文彰 @christscrolls

本当は教師問題に限らず、教団の諸問題の大きな要因は、信徒さんや社会人さんからのまともな声が教団内部に届いていないことが大きいです。試験みればわかりますが、まともじゃないから。

一森文彰 @christscrolls

何故届かないかと言うと、教師含めた執行者がまともに聞かなかったり、ご意見を伺う機会を僕も含めて作れてないことが大きな責任なんですが。 いずれにせよ僕は教師試験問題は、受験生(あるいは合格者)の態度が問題とは思いませんし、もっと言えば、教師検定委員のダレが悪いとかとも思いません。

一森文彰 @christscrolls

ある意味教師検定委員の腐った態度も制度の弊害からくる被害者だと、僕は感じています。個人名あげちゃいますが、鷹澤匠委員長個人を責めるようなことを仰る方もいらっしゃいますが、僕はそれには同調しません。鷹澤先生個人を悪者にしてどうにかなる問題とは思いません。

一森文彰 @christscrolls

更に言えば教師検定委員が悪いとも思いません。教師検定員を悪者にしたり、あるいは特定の神学校や派閥を責めてもしょうがないとも思います。 この問題ははっきり言って教団全体の問題で、なのにその責任感を誰も持っていない、自覚していないからだと思ってます。

一森文彰 @christscrolls

僕はある信徒さんたちに(飯塚教会とは限りません)、教師試験で「こんなことなっていた」と自分で見て聞いて体験したことを、言える範囲で訴えましたし、その改善のための姿勢や主張をしましたが、多くの信徒さんは「これは教師(牧師)の問題」として、遠ざけられることが多いです。

一森文彰 @christscrolls

僕はそこが違うと思うんです。特に若い補教師が試験で信仰を壊されるようなことを強要されているのは、私たちがその制度を維持しているからで、更に言えば改善を祈らないからだと思っているわけです。

一森文彰 @christscrolls

二種教職性問題を筆頭に長年この問題に対する訴えがあったにも関わらず、「それは教師の問題」として扱われてきました。そして若い教師は「この制度は『上』や執行部が決めることで、自分はどうにもできないから」と言ってこの制度を放置していることが、

一森文彰 @christscrolls

更に下の世代や新しく教師になろうと志す人を貶めることに加担していますよね、と感じさせられたわけです。そして現実、僕は悪化していっていると見聞きする限り感じています。実際、信徒さんの無関心のせいで、若い教師は試験で信仰(信念)を壊していく姿を目の当たりにしてきました。

一森文彰 @christscrolls

信徒さんたちが「頑張って正教師受かってきてください。勉強してね。聖餐や洗礼できるようになるために」と素朴な祈りをもって教師を押し出すわけですが、多分その信徒さんたちも、「あの現場」をご覧になれば、そうは仰らないと思います。

一森文彰 @christscrolls

でも知らないから押し出すし、知られていないから、若い信仰者が信仰を歪めていく。知らせる努力も知る努力も、責任も自覚もない。教師の、しかも特定の人たちだけの閉じた空間でなされることが、マトモになりようがないとは感じました。そしてそれは教師問題に限らないと思います。

一森文彰 @christscrolls

僕はルカの「狭い戸口」の説教原稿を落とされるのですが、その時提出した説教は教会でも実際に言いましたが「イエスの生涯のように、人から石を投げられても、他者のための奉仕や想いという狭い戸口を通らなければ、説教聞いても食事しても、神の国から後回しにされる」というものでした。

一森文彰 @christscrolls

ちなみに釈義は合格でした。そこで面接で落とされた理由を教えてもらいましたが、「聖礼典の批判がある」「狭い戸口とは『正教師試験合格』のこと」「その試験者の意図を汲むべき」というものでした。全部鷹澤先生のお言葉でしたが。

一森文彰 @christscrolls

そんなこと、少人数でやっとの想いで教会を支えておられる方々の前で言えるかあほか、って思ったものです。でも僕以外はみんな、これを隠れたところで「上手に」言わされるわけです。

一森文彰 @christscrolls

僕は隠れたところで人を裏切って、平気な顔をして、その方々の前で講壇の上からエラそうに「神様にしたがいましょー」ってなんて言えないし言うことも求められていないので、やりませんでした。やったら「仕事」になんないですよ。聴衆は馬鹿じゃないので、そんなことを隠れててもやったらバレます。

一森文彰 @christscrolls

そしてこんな腐った試験がまかり通るのは、誰も責任を感じてくれないからかな、とはその後のやり取りを通しての僕のささやかな実感です。変な言い方ですがこのやり取りを「素晴らしい」と言う人は出身神学校、教会、教師信徒問わずいませんでした。でもそれは「誰かが悪い」で終わりです。

一森文彰 @christscrolls

誰かを悪者にして自分のこととして捉えない限り、この体制は、僕はどうでもいいですが、若い信仰者にツケがまわります。そして「狭い戸口とは正教師試験合格のことである！」と言う説教者が量産されるわけです。それがいいこととは、僕は全く欠片も思いません。

一森文彰 @christscrolls

とまあクッソ偉そうに、ついつい教師問題についてｇｄｇｄと語りましたが、ご意見・ご感想いただけると幸いです。反論・異論こそ大歓迎です。あ、でも殺しにかからない程度でおながいします(チキン)。 さて掃除しよう！(書類がみつからない)(社会人の屑)