漫画家を目指す上で『絵がうまいこと』は必ずしも必要なのか？『面白い話を作ること』に魂を燃やすべき

週ジャン→SUPERJUMP→アフタヌーンで連載した漫画家。2.2次元舞台Domix10演出。漫画技術指南『カタルシスプラン』(Amazon分野一位)復刊間近。『創作大全』他漫画技術書12冊刊行。漫画元気発動計画代表。トキワ荘PJ樹崎荘メンター。『交通事故鑑定人環倫一郎』『ZOMBIEMEN』

それまで絵もネームも駄目だった子でも面白い話が描けだすと急に絵も生き生きしてくるんですよね。まず絵ではなくネーム力が大事ですね。ネームが描けると漫画に必要な絵の技術もわかってくるし… twitter.com/mangakap/statu…

2016-09-04 21:15:25

甲斐谷忍＠カモのネギには毒がある4巻発売中！ @mangakap

「話は悪くないけど絵がなあ・・」ってもし編集さんに言われたら、悪いのは実は　絵じゃなくて話のほうだ　というのが僕の考えです。話が良かったら、絵なんて気にならなくなるものです。

2015-12-21 07:57:54

絵が標準に達してないと使ってもらえない…という意見には一理ないわけじゃないですが、結局のところ一生漫画家やりたいなら、そんな小さなこと言ってられないですよね。絵なんて関係ないって思わすことができるくらいの圧倒的面白さがなくて、どうやって長い修羅の道を生き延びるんですか？ってこと。

2016-09-04 21:16:35

絵は伝えるべき魅力が伝わっていて、説明力があれば大丈夫です。最低限の力は表情と状況描写です。絵が上手い人はそれこそ石を投げれば当たるほどいて、その部分で苦手な人がわざわざ勝負するなんて馬鹿げています。上手さより魅力UP、面白さを重視しましょう。一目見てわかる個性を守りましょう。

2016-09-04 21:16:58

さくらももこ先生、福本伸行先生、ジョージ秋山先生、高橋陽一先生、三田紀房先生、連載はじまった頃の諌山創先生、初期のゆでたまご先生…皆さん自分の長所を表現する魅力や説明力は備えているものの失礼ながら画力そのもので勝負きているわけじゃない。だけど読んでしまえば絵も素敵なんですよね！

2016-09-04 21:17:45

プロとして生きて行くためには他の人とは違うベクトルで長所を伸ばしてゆくことです。長所がないと憶えてももらえません。一番混み合っている所にわざわざ入り込んで勝負したりせず…ネタの面白さ、演出脚本の表現の面白さ、キャラクターの魅力、発想と自分の長所に磨きをかけることが重要でしょう。

2016-09-04 21:20:11

金平守人 @sinesine2015

無名の漫画描き 53歳・無職・貯金が貯金が大ピンチ♪

金平守人 @sinesine2015

漫画家を目指してると、必ずどこかで「画力」「デッサン」「パース」という言葉を魔法の呪文のように唱え始める。それさえあれば勝てそうな気がする。そして一番大事な、上手いとか下手とかの問題ではない「表現力」を見落とす。上の三つの呪文があれば表現力も自然と身につくと信じて疑わなくなる。

2016-09-05 00:16:34

金平守人 @sinesine2015

「表現力」は「表現したい欲」から生まれるもの。その欲が漠然としてると「とりあえず技術を身に付けるとなんとなる」という思考になる。希になんとかなる人もいるが、大抵は（技術面で）上達しないから、という理由で挫折する。そういう人はもともと表現欲が無いから続かなくて当然なのだが。

2016-09-05 00:44:46

@saintkisaki 絵が下手だから面白くならないんじゃないんです。面白くないから絵に魂入らず、上手くならないんです。

2016-09-05 09:05:07

@saintkisaki 綺麗に正確に早く描く、もちろんそんな手先の能力も大切ですが…情報収集、多くの記憶、その分別整理、方針決める決断力、ネタ選択、構成、視る力、分析、譲らぬ信念、構図、読みやすさ、ユーモア、思想、哲学…絵に劣らず、面白くするための大事なことは山盛りあるのです！

2016-09-05 12:35:47