ハーレクイン風GG

ハーレクインパロディー
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まろ(早漏) @gg_maro

ハーレクインを読んだ後だとハーレクイン風I主を想像するのが凄く楽しい。

2016-07-22 10:46:10
まろ(早漏) @gg_maro

アイザックと同棲までした主ちゃんは彼からの酷い裏切りにあい彼の元を去る。その後子供を妊娠している事が分かった彼女は子供を産む事を決意し、日本に戻り母親の手伝いもあり編集者として働きながら子供を育てた。そんなある日、ファッションズウィークの為にNYへ行く事になった主ちゃん。

2016-07-22 10:53:41
まろ(早漏) @gg_maro

母親が病院に入院するため子供を預けられないので子供も一緒に連れて行く事に。彼の事が脳裏をよぎるが、一週間の短い間に彼に会う事などだろうと高をくくって子供を連れて久し振りのセントラルパークを歩く。子供が無邪気に遊んでいるのを見て頬を緩めると突然肩を掴まれ息を詰める。そこには…

2016-07-22 10:59:27
まろ(早漏) @gg_maro

アイザックはネクタイを緩めながらセントラルパークのベンチに腰掛ける。ダグラスに病気が発覚してから一ヶ月、入院しているが容態は悪くなる一方だった。そんな中彼から「結婚しなければ遺産の相続権を与えない」と告げられた。結婚等、する気はなかった。愛と言う感情は全てあの女が持ち去った。

2016-07-22 11:16:20
まろ(早漏) @gg_maro

嫌みな程に晴れた空を睨みつけると聞き慣れない言語が聞こえた。日本人の親子だろうか。いつもなら気にならない風景に釘付けになる。あの姿は、もしかして「もしかして、◯◯か?」無粋だとは思ったがそんな余裕はなかった。女が息をのむのが分かる。「ハイ、久し振りアイザック」努めて平静を装う声

2016-07-22 11:23:50
まろ(早漏) @gg_maro

すべてが俺の記憶のまま変わっていなかった「セレブの貴方がこんな庶民的な場所にいるとは思わなかった」「ダグラスが近くの病院に入院してる」「え?」「まあ、もう長くはないだろうな」「…そう」「自業自得だ」そう言葉を切って遊ぶ子供を見つめる「…結婚したのか」「貴方に言う必要はないわ」

2016-07-22 11:31:15
まろ(早漏) @gg_maro

子供がこちらに気が付いたのか、こちらに駆け寄ってきた。被っていた帽子を脱ぎ、丁寧におじぎをする。その姿に俺は目を見張った。青い瞳にグレーの髪の毛、まるで幼い頃の自分に出会ったかのような不思議な感覚だった。◯◯の顔を伺うと気まずそうに目を逸らしたかと思うと子供になにやら話しかけた

2016-07-22 12:08:10
まろ(早漏) @gg_maro

ハーレクイン読んでたら凄くF主なシーンがあったので拝借…一緒にセントラルパークでランチを食べるF主かわいい… pic.twitter.com/DtHPp9pb5h

2016-07-27 11:23:59
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まろ(早漏) @gg_maro

ハーレクイン風A主 公務中の事故で記憶を失ったアレックス。王室はこの事実を公に隠し、主ちゃんは事実を知らされる事なく傷心のまま日本へ帰る事に。数年後、仕事でニューヨークに来た主ちゃんはあるパーティーでアレックスと再会する。他人行儀に「はじめまして」と挨拶するアレックスに不信感を→

2016-09-14 13:18:20
まろ(早漏) @gg_maro

抱きつつ「そっちがその気なら」と話を合わせる主。そして最後のワルツを踊ることに。絡んだ視線、腰に回した腕、記憶とひとつも変わらない彼に涙を浮かべる主ちゃん。一方のアレックスは初めて会う筈の目の前の女性を抱き締めたくて仕方がなく、まるで電流が走るかのような感情に驚いていた。

2016-09-14 13:22:10
まろ(早漏) @gg_maro

ここ何年間か、まるで聖職者のように生きてきた。不思議と女を見ても欲しいと思わなかった。しかし、目の前の彼女を見た瞬間まるで燻っていた火種に油が注がれたように欲望が感情が燃え上がった。彼女が欲しい。名も知らないのに、素性も知らないのに、ただ彼女が欲しいと思った。→

2016-09-14 18:36:19
まろ(早漏) @gg_maro

「まるでティーンだな」「なに?」独りごちた言葉に眉を寄せる顔も可愛らしい「今日、この後予定は?」「ホテルに帰るわ」「送る」「結構よ」ワルツの音楽が止まると女は名残惜しむ素振りも見せずに体を離した「待て」指の先に残った微かな温もりにすがるように女の手を掴む「…男がいるのか?」→

2016-09-14 18:48:03
まろ(早漏) @gg_maro

「…ええそうよ!生涯かけて愛すると誓った人がいるの!」にべもなく腕を振り払われ、寄る辺をなくした指は空を掴んだ「…じゃあ、せめて名前を教えてくれないか?」ここまで彼女に執着する自分が、そら恐ろしかった。それでも感情は止められない。→

2016-09-14 19:01:27
まろ(早漏) @gg_maro

「君の愛を勝ち取る戦場にすら立てなかった憐れな男に、君を想いひとり君の名を呼ぶ権利を」恭しく彼女の指先にキスを落とすと、途端に彼女の目が怒りに染まった「…どこまで私を侮辱するのアレックス」とうとう溢れてしまった涙を拭くことも出来ず、彼女は踵を返し去ってしまった。

2016-09-14 19:12:14
まろ(早漏) @gg_maro

アパレルのショップ店員をする主ちゃん。週に一度、近くのハンバーガー屋でビーフバーガーを食べるのが習慣。そこでよく会う男性に小さな憧れを抱いていた。ごみごみとしたバーガーショップの中でもキッチリとしたスーツに端整な顔立ちはよく目立つ。かといって話したいわけではなく、

2016-09-14 22:15:35
まろ(早漏) @gg_maro

→少し見られればそれだけで一週間頑張れそうだった。その日もまた、ひとりでバーガーを食べていた主。隣の席に彼が座り「よく会うよね」と声をかけられた。そこから仲良くなり、主は「将来は編集者になりたい」「アメリカでの職就歴が浅いからいまは低賃金の職にしかつけないけど」

2016-09-14 22:20:26
まろ(早漏) @gg_maro

「色んな事にチャレンジして、頑張ってファッション雑誌の編集者になりたい」と夢を語る。その後なんやかんやのゴタゴタに巻き込まれてショップ店員をクビになった主ちゃんは職を探さなければならなくなりバーガーショップに通えなくなる。就労ビザの期限もあり、焦る主ちゃんの前にフレッド登場

2016-09-14 22:24:23
まろ(早漏) @gg_maro

「最近会えなかったけど、どうしたの?」とセントラルパークのベンチでコーヒーを差し出し訊ねるフレッド。そこでなにがあったのかを話す主。「それなら、俺が解決してあげられるかも」「え?」「俺と結婚しよう」結婚すればビザの心配はしなくていいし、俺の会社の秘書になって経験を積めばいい→

2016-09-14 22:28:38
まろ(早漏) @gg_maro

「でもそんな…貴方にメリットもないのに…」と突然のことに申し出を断ろうとする主にフレッドは続ける「勿論俺にもメリットはある」今イタリアの土地を買おうとしているのだけど、その地主が「夫婦でなければ土地を売らない」と言っている。しかし、自分は結婚をするつもりはなかったから困っていた

2016-09-14 22:49:38
まろ(早漏) @gg_maro

「一年でいいんだ。俺と偽装結婚してくれないか?」主ちゃんは戸惑うが、どうしても編集者の夢を諦めたくない気持ちが後押しをしてフレッドの手をとった「イエスよ」

2016-09-14 22:51:50
まろ(早漏) @gg_maro

この後はあれな、フレッドの会社でめっちゃ有能秘書になるんな。夫婦だからパーティーとかにも出なきゃいけないんだけど、ひっつめ髪を下ろして眼鏡をとった主ちゃんに「驚いたな…まるで月の妖精だ…」って言ってキスをするやつな。「…キスをするのは誓約書に書いてなかったはずよ」って突っぱねる→

2016-09-14 22:57:32
まろ(早漏) @gg_maro

んだけどフレッドに惹かれ始めてどうしようもなくなった主ちゃんは秘書の仕事の傍らフレッドには内緒で編集者の仕事を探すんだよね。フレッドがようやくイタリアの土地を買えた所で主ちゃんも小さな会社の面接に合格するんな「聞いてくれ!あの土地が買えた!君のお陰だ!」ってハグをするフレッドに

2016-09-14 23:01:15
まろ(早漏) @gg_maro

「私からも話があるの」って小さな雑誌の会社の面接に合格したことを話すんな「だから貴方の秘書と…妻を辞めるわ」って、フレッドからの愛を求めてしまう前に、この苦しみから逃げるように主ちゃんはサインした離婚届を置いてフレッドの元から去るんな。で数ヶ月後、会社近くのバーガーショップに

2016-09-14 23:06:40
まろ(早漏) @gg_maro

ランチを食べに来た主ちゃんの前にフレッドが現れるんな。「やっと見つけた」って主を抱き締めて「君の事が好きなんだ」「君と離れて、この数ヶ月苦しかった」って「俺と結婚してくれ」って。主ちゃんは「イエスよ」って答えるんな。「でも、よくこの店に通ってるって分かったね」

2016-09-14 23:12:40
まろ(早漏) @gg_maro

「木曜日はバーガーの日だろ?だから木曜日にニューヨーク中のハンバーガーショップを回ってた」「え?!」「今日で26軒目だ。君が会社の名前を教えてくれたらもっと早く見付けられたのに」「ねぇ、その中で一番美味しかったお店はどこ?」「そうだな」って

2016-09-14 23:16:02
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