荒川真嗣監督、小林治監督、志条ユキマサ先生の語る「あしたのジョー」
矢吹丈とは一体、あの時代にとって、なんだったのだろう? (もっとも、アニメを見ていて一番不思議に感じる存在は、白木葉子なる人物のアイデンティティだったりするのだけれどね)
2011-02-18 10:35:57根拠もなしに、勝手な妄想をすれば、原作者にとっての白木葉子は、巨人の星における星一徹にしかすぎなかったのでは、と。そしてそこに、漫画ではちばてつやさんの、アニメでは出崎統さんの解釈が加わり、不思議ないびつさでもって、独特の存在感を生み出したのかも知れないな。
2011-02-18 10:42:07@donadona_No5 漫画「あしたのジョー」は、高森朝雄(梶原一騎)とちばてつやの合作に近いと思っています。ただ、白木葉子は梶原キャラで、ちばさんもラスト近くまで、理解できないキャラだったそうです。それに対抗させたキャラが紀ちゃん(原作にはない)でした。
2011-02-18 10:49:17@ufotakah3247 自分、アニメの一期しか、まだ見れてないのですが、実に参考になりました。ありがとうございます。
2011-02-18 10:52:16@donadona_No5 白木葉子、彼女の内面も、作品における位置づけも、最後まで理解できませんでした。 正直「男の世界にしゃしゃり出てくるなよ」という気分が。 なぜジョーがグローブを渡す相手がおっちゃんじゃなくて葉子なんだろう…。
2011-02-18 12:11:12@shijoh あ、あー、あーっ! なるほどです、いま何かこう胸にすとんと落ちた気分が。 ジョーが更にとても愛おしくなりました。可愛すぎるよジョー。 白木葉子にはやっぱりこう相容れないもやもやしたものを感じたままなのですがw
2011-02-18 12:30:43アニメ『あしたのジョー2』に登場するオリジナルキャラクター、ブンヤの須賀清がなぜ「サングラスをかけた力石」(絵コンテより)だったのか(もしくは、そうでなければいけなかったのか)。僕はそれが気になるなー。
2011-02-18 15:52:15監督の出崎統さんは須賀清についてどのような発言をしているんだろう?はたまたゴロマキ権藤について。『あしたのジョー2』関連のサブテキストってぜんぜん読んでないんだよな…。原作ラストは解釈のしようがないくらい直球だと思ってるけど、アニメのオリジナル展開についてはそそられる。
2011-02-18 16:05:52白木葉子は、ホセ戦終盤でボロボロのジョーに「最期まで戦え」と言える唯一の人物。もし力石が生きていたなら、カーロスが健在だったなら言えただろう。だからこそジョーは血塗れのグローブを葉子に渡すんだと思うのよ。ジョーのことを全ては理解できないけどそれもまるごと受け止める覚悟をする。
2011-02-18 16:19:48段平のとりだしたタオルを捨て、泣きながら「悔いの無いようにしっかり」「打ちなさい、力いっぱい」っていうのよ?段平やマンモス西には理解できず、ウルフやホセですらドン引きの狂気。ジョーも力石もカーロスも狂ってるの。んで葉子はボクサーじゃないのにその狂気を飲み込もうとするの。
2011-02-18 16:30:31出崎さんはホセ戦を強引に力石との再々戦の様相で描きだしてる感もある、力石とカーロスとホセのイメージが重なって海岸(少年院の頃一度脱走に成功した海岸だろうか)でボクサースタイルではないジョーとプロボクシングスタイルの力石との幻覚にも近い殴り合い、あれにすべてが集約されている気がする
2011-02-18 16:56:27@donadona_No5 エンディング案は温室で蝶々を見るとか、カーロスと並んでるとかあったらしいけれど、確かでないし重要でもない。ちば先生が変えたのは「おまえはケンカで勝ったんだ」の部分。
2011-02-18 17:05:46