「業者の間では“もう移転は無理”が合言葉になっている」【豊洲の神】が語る築地市場移転問題

築地市場関係者の間では、“もう移転は無理”が合言葉になっているそうです。興味深いのでまとめてみました。「Togetterの各まとめを読むと豊洲の問題点のほとんどが論理的に否定されており...」というトンデモ科学を読んでしまった。http://togetter.com/li/1026923 個人攻撃含むコメントは無慈悲にコメントデザインいたします。あしからず。
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toyosg @toyosg

豊洲市場 空洞は汚染対処用…「再発時、重機搬入」 mainichi.jp/articles/20160… 地下空間「汚染確認時重機で作業する目的」 news24.jp/articles/2016/…

2016-09-20 08:36:27
toyosg @toyosg

digital.asahi.com/articles/ASJ9L… モニタリング空間「技術系職員は全て地下空間の存在を知っており、通称で呼んでいた」市場開場後に環境基準を超す有害物質が地下水から検出された場合に備え、汚染土壌を除去するパワーショベルを稼働したりできる空間として設計する方針が決まった。

2016-09-20 08:42:11
toyosg @toyosg

「約束の地」であったはずの、売り場の地下に、公表もされていなかった謎の地下空間と「謎の水たまり」があり、いざとなったら重機が侵入して汚染土壌対策の土木工事をする、しかもその計画も隠蔽されていた、と知った市場関係者の精神的ショックは計り知れません。

2016-09-20 08:48:02
toyosg @toyosg

豊洲の不動産価格が暴落してますが、高い賃料を支払って入居するつもりだった自分のマンションだと思って彼らの胸の内を想像してみましょう。他人事だから、そんな地下空間は当たり前だ、安全だ、などと言えるのです。

2016-09-20 08:49:44
toyosg @toyosg

「業者の間では“もう移転は無理”が合言葉になっている」当事者にしてみれば当たり前のことです。

2016-09-20 08:50:36
toyosg @toyosg

配管設備のメンテナンスのピット、汚染土壌モニタリング空間、汚染土壌対策の重機が入るスペース、これらが一緒になっていることは常識では考えられないことです。よく考えてみましょう。

2016-09-20 08:53:33
toyosg @toyosg

謎の地下空間にはたしかに配管設備があります。これは明らかにカモフラージュです。都の担当部局が「モニタリング空間」と呼称しているということは、まさにその空間に汚染物質が侵入することを大前提としているという意味に他なりません、配管設備と同一空間に汚染物質があるって正気の沙汰ではない。

2016-09-20 08:58:34
toyosg @toyosg

配管というのはもちろん売り場と直結しています。そして配管ってただの鉄板ですから、売り場と「モニタリング空間」の汚染物質は、ただの鉄板一枚でしか隔離されていない、ということになります。

2016-09-20 09:00:40
toyosg @toyosg

謎の地下空間が公開されたときの都の職員の説明によれば、あの地下空間は結露が激しく、側壁からも雨水が染み出してたまるような環境らしいですから、配管が腐食して破損した場合とかどうするのでしょうか?

2016-09-20 09:04:59
toyosg @toyosg

謎の地下空間に溜まっている大量の水は、汚染土壌に由来する地下水であるのはほぼ明らかになっています。都の職員の説明のとおり、雨水も混入しているとすれば、それはむしろ汚染水が雨水によって汚染物質の濃度が希釈されているのですから、基準値以下という数値はなんの意味もありません。

2016-09-20 09:07:47
toyosg @toyosg

一部で、ヒ素濃度についても「ミネラルウォーター以下」などと発言するコメンテーターがいますが、あの水が環境基準値の40%としても、雨水で10倍に希釈されていたら元は400%だから基準値の4倍である、とかどうとでも解釈可能なのです。基準値以下だからむしろ安全が確認済とか痴れ者です。

2016-09-20 09:12:33
toyosg @toyosg

news.tbs.co.jp/newseye/tbs_ne…  水道水よりもはるかに高い濃度の亜硝酸が含まれていることがわかりました。ほかにもアンモニウムが高い数値を示し、「一般河川でいうと、アメリカザリガニとか、タニシが生息するような汚れた川に相当するかと思う」(柴田科学 佐々木洋氏)

2016-09-20 09:13:18
toyosg @toyosg

都の担当部署が「モニタリング空間」と称する地下空間なのだから、汚染水は大前提なのでしょう。しかしあくまで側壁等からの雨水だという都職員の説明。虚偽の説明ですが、本当でも嘘でもいずれにせよ、謎の水の経路由来も成分分析も公には都が状況をコントロールできていないことが明確になりました。

2016-09-20 09:19:26
toyosg @toyosg

汚染物質と売り場に直結する配管が同居させる奇妙な「モニタリング空間」なるもの、その事実をカモフラージュし隠蔽するための二転三転する都の虚偽説明を目の当たりにしても、なお安全が確保されていると擁護し強弁する人たちがいます。

2016-09-20 09:23:09
toyosg @toyosg

nikkei.com/article/DGXLAS… … 豊洲の安全検証、二重チェックで長期化必至 東京都は豊洲市場の安全性を2つの組織で検証する  小池百合子知事特命の市場問題プロジェクトチーム(PT)は、(中略 )環境相時代の部下で信頼の厚い小島敏郎氏を座長とした。

2016-09-20 09:27:26
toyosg @toyosg

小島敏郎氏は、水俣病など公害健康被害の救済業務などで著名な権威であり、青山学院大学、国際政治経済学部教授です。小池都知事が、氏を特命PTの座長に任命し、二重チェックをするということは、一切の妥協は許さないという強固な政治的姿勢の現れだと思います。

2016-09-20 09:33:53
toyosg @toyosg

食の安全性について、一切の妥協を許さない政治的姿勢というのは、いわば当然のことなのですが、ことこの豊洲市場の案件については、利権と建前がはびこっており、むしろこの強硬姿勢が、豊洲移転を最初からつぶす気だ、と勘ぐり批判する人たちもいます。

2016-09-20 09:40:05
toyosg @toyosg

「築地市場の閉鎖、解体工事も延期します」sankei.com/politics/news/… 実際、豊洲撤退、築地再開発のシナリオは最初から小池都知事の中にあるのは事実でしょう。専門家会議+特命PTで安全性が確認できないとなれば、いよいよ容赦なく損切りする覚悟はあるのでしょう。

2016-09-20 09:43:50
toyosg @toyosg

趨勢として、今後どんどん厳しい監視下で「化けの皮」が剥がされていく、という既定路線があります。地下空間にしても公開されたのはごく一部であり、全部が公開されたわけでもありません。まだまだ第二弾、三弾と、時限爆弾が発覚する可能性は高いです。

2016-09-20 09:48:59
toyosg @toyosg

このような趨勢で、小池都知事がとる政治的決断は二択です。 ひとつめ、どこかで落とし所を見つけて手打ちにし、安全宣言を出す。 ふたつめ、できる限り早く損切りして、白紙撤退宣言を出す。

2016-09-20 09:52:45
toyosg @toyosg

ひとつめの選択について、まず事実として今後まだまだ爆弾が出てきそうな趨勢であり、それを積極的に暴こうとしてるのは明白です。小島敏郎氏という極めて厳格な専門家を座長に据えて特命PTと二重チェックにした政治的姿勢をみるにつけ、適当な落とし所を見つけて手打ちシナリオはありえません。

2016-09-20 09:53:27
toyosg @toyosg

ふたつめの選択、豊洲市場はきる限り早く損切りして、白紙撤退宣言を出す。 この決断についてはもはややむなし、と築地市場関係者は考えています。もともと移転については築地は一枚岩ではありえず、なんとか統制していたというところですが、現在ではすでに「移転は無理」の意見が大勢です。

2016-09-20 09:57:15
toyosg @toyosg

築地市場協会会長は「一事が万事。都の対応はあまりにずさんで、人をばかにしている」と鮮魚市場を完全に愚弄されていると激怒しており、「移転は無理」が業者間での合言葉になっている。すでに「約束の地」ではないところに誰が高い賃料を支払って移転したいと思ってるのでしょうか?

2016-09-20 10:01:50
toyosg @toyosg

これは別に精神論でもなんでもありません。市場関係者はビジネスとしてやっているのです。豊洲はすでに土壌汚染の問題が解決しておらず問題が隠蔽されていることは確定しており、消費者からの需要に大打撃があります。これは「風評被害」などでは、ありません。事実の評価です。

2016-09-20 10:03:36
toyosg @toyosg

配管空間が汚染物質のモニタリング空間になっているとか、歪な設計で維持されるのはただではなく、すべて高額な賃料として上乗せされています。商品の価格に反映するしかないですが、土壌汚染の懸念がある食費への消費者の評価は極めて厳しく、売れないでしょう。商売が成り立つはずがありません。

2016-09-20 10:06:21