青山社中の遠藤洋路さんにシンクタンクや官僚組織のあり方についてお聞きした

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遠藤洋路 @endohiromichi

政治主導のためには、政治の側にも深みと厚みのある政策が必要。それがないと、思いつきやその場しのぎの政策しかできないか、官僚の言いなりになってしまう。政治の側のために政策を作るのが今後のシンクタンクの重要な役割。今日のシンクタンク協議会でも、その点を強調した。

2011-02-01 02:58:15
遠藤洋路 @endohiromichi

国から補助金を受ける政党に、シンクタンクの設置を法律で義務付けている韓国。自民党も民主党も、シンクタンクを潰してしまった日本。法律で義務付けるのもどうかと思うけれど、政党に政策が必要なのは間違いない。政治主導がしたいなら、政策にもお金を使わなければ。

2011-02-01 03:37:05
ヨートゥーン @jotun82

.@endohiromichi 興味深いお話だと感じました。政策の質を維持するためにシンクタンクは不可欠だと思うのですが、現在日本にある政策系のシンクタンクはどのように資金繰りをしているのでしょうか?金融系のシンクタンクであれば金銭的なバックアップがあると思うのですが…

2011-02-01 03:41:27
遠藤洋路 @endohiromichi

@jotun82 親会社の資金と、行政の委託費、だと思います。結局、親会社と行政がお金を出す。政党は出さない。だから日本のシンクタンクは、親会社のための調査か、行政の下請けが仕事になるのです。

2011-02-01 03:47:09
ヨートゥーン @jotun82

.@endohiromichi 返信ありがとうございました。非常に参考になります。日本の場合、行政の方針自体がぶれていることもありますので、下請けではなく方針自体に影響力を持つようなシンクタンクも必要だと思うのですが…やはり現行のシステムでは難しいのでしょうね。

2011-02-01 03:50:55
遠藤洋路 @endohiromichi

@jotun82 確かに行政も昔と違ってゆっくり政策を考えている時間はないので、もっと専門性のある人を外部から採用することが必要だと思います。そういう人材の供給源としてシンクタンクも有力ではないでしょうか。シンクタンク自体が組織として行政に影響力を持つというのは悪影響もありそう。

2011-02-01 03:57:30
ヨートゥーン @jotun82

@endohiromichi なるほど。おっしゃる通りかもしれません。そのためにはまず行政側が外部の人材を登用しやすいシステムに移行することでしょうかね。行政が柔軟な組織へと変化していくことが、日本の改革に不可欠だと感じます。

2011-02-01 04:05:37
遠藤洋路 @endohiromichi

@jotun82 結局、行政、研究者、実務家、政治家などの人材流動性をもっと高めるべき、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが。以前に比べると、最近だいぶ変わってきていると思います。多様なバックグラウンドの方が行政にも入っているし、出る人も多い。私も出ましたけど(笑)

2011-02-01 04:01:00
ヨートゥーン @jotun82

@endohiromichi ただ本省に正規のルートで入るとなると、年齢制限などもありますし、もう少し多様なルートが用意されてもいいような気は致します。…OBの方が在野でも積極的な活動をされているのは、頼もしい限りですw

2011-02-01 04:09:02
遠藤洋路 @endohiromichi

@jotun82 まさに、おっしゃる通りだと思います。これだけ辞める人が多くなって、しかも新卒採用だけでは政策の質が本当に世界に追い付いていないという現状を見ると、遅かれ早かれ、柔軟化の方向に行かざるを得ないと、私はその点は意外と楽観しています。

2011-02-01 04:08:17
ヨートゥーン @jotun82

@endohiromichi 確かに行政側も必要性は認識しているのだと思います。あとはいち早くその方向に動いてくれるとよいのですが…遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。m(_ _)m

2011-02-01 04:14:30