中心市街地活性化。目標=通行量増大について再び。

ぶっちゃけ、通行量を増やしたい人たちは、通行量が増えれば街がにどんないいことが起こると信じているのでしょうかね。 つうこうりょうをホントに増やして、しかも商売繁盛に結び付けるには何が必要か? 総務省レビューへの提案も紹介しました。
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情報創発研究 @takeoquolaid

通行量増大の数値も「この数値を達成すれば何がどうなるのか」ということは一切なく、本当にアバウトもいいところですが、達成した、しなかった、と報告が行われていいます。達成出来なかった、とするものが圧倒的、達成したケースもその結果賑わいを実感するには至っていない・・・と素直に報告。

2016-09-23 12:30:48
情報創発研究 @takeoquolaid

ここに目標数値・通行量の理論的実践的欠陥が露呈しているのですが、もちろん、見る気が無ければ見えません。 先日、通行量は客観的数値として把握されるから自治体の目標として適切、という説を伺いましたが、そもそも数値目標の機能は何か、客観的とは何か、というあたりが怪しい。

2016-09-23 12:36:14
情報創発研究 @takeoquolaid

客観的とは何のことか? ある主張が前提条件を付けて行われたとして、第三者が同じ条件の下で論理的な作業を行えば、はじめの主張と同じ結論に導かれるとき、その主張には客観性が備わっていると言われます。誰もが合理的に吟味出来る言説ですね。そういう意味では「通行量調査」は客観的です。

2016-09-23 12:50:42
情報創発研究 @takeoquolaid

「通行量調査」の手法で調査すれば誰でも同じ測定結果になります。客観的な数値ですね、間違い無く。 問題は,この数値が何を意味しているのか? ということ。通行量を測量し、目標の達成状況を知ることが何を知ることにつながっているのか、ということ。入口論と出口論では違いますし、遡及すれば

2016-09-23 13:00:10
情報創発研究 @takeoquolaid

そもそも経活力の向上を図るための事業及び措置」の成果を通行量の伸び具合で把握出来る、とする論理構成が出来ているのか、あるいは出来るのか、と言う問題がある。

2016-09-23 13:02:27
情報創発研究 @takeoquolaid

出来るかどうかは別として,「経済活力の向上を図るための事業及び措置」の効果を測定する数値として通行量を設定している基本計画でその合目的性を客観的に説明しているものがあるかどうか。御用をお急ぎで無い人は最寄りの計画をチェックして見られると一目瞭然かと。

2016-09-23 20:21:42
情報創発研究 @takeoquolaid

目標未達の場合、取組を改善することになるが、多種多様な取組のどれをどう改善すれば目標数値達成に接近できるのか判断出来る仕組みは無い。 一回性のイベントなどでは恒常的な通行量増大では実現できないことは、全国的に経験ずみ。結局、通行量増大を目標にするなら、通行量増加と同時並行で、

2016-09-23 20:38:27
情報創発研究 @takeoquolaid

増えた通行量を入店客~得意客に転化できる「売場づくり」が必須課題になるだろう。「通行量増大」を経済活力の向上に結び付けるには「売場づくり」とセットにした取組でなければならない、ということになるように思えるが、どんなものでしょうか?「売場づくり」を計画している基本計画、あったかな?

2016-09-23 20:44:30
情報創発研究 @takeoquolaid

通行量を「経済活力の向上を図るための事業及び措置」の進捗をコントロールしようとするなら、通行量を得意客に転化する仕組みが不可欠。ちなみに、我々が考えた「目標数値・通行量の増大」を設定、管理することで「経済活力の増大」を達成する方法は:goo.gl/38Vka

2016-09-23 20:47:22
情報創発研究 @takeoquolaid

上掲小論は、「数値目標:通行量の増大」を活用して商店街活性化の推進に活用するために必要な仕組みを論じている。全国関係各位方面に送付済み。あなたのまちの中心市街地・商店街活性化担当セクションにも届いていると思うので機会があれば感想など聞いてみられると一興かも。

2016-09-23 20:52:57