新潟水俣病 行政認定義務付け訴訟 #minamata

2016年5月30日 判決(新潟地裁) 原告9人のうち、7人を水俣病と認定、2人は認めないとする判決。 2016年6月10日棄却された原告2人が控訴 続きを読む
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高島章 @BarlKarth

水俣病高裁判決 認定基準見直しが急務だ|社説|オピニオン|新潟日報モア niigata-nippo.co.jp/opinion/editor…

2017-12-01 12:57:59
高島章 @BarlKarth

新潟水俣病行政訴訟全面勝訴(原告に名全員認定)、被告新潟市の上告断念を受けて、同訴訟弁護団長としての所感を書く。記者会見は後日の予定。 1 控訴審全面勝訴判決は当然のこととはいえ、大変よかった。裁判所のご苦労に対してはねぎらいの言葉を申し上げる(なお、私は「お上・権力」によって

2017-12-03 18:25:55
高島章 @BarlKarth

人民が「救済」されてもそれは当然の仕事をしたに過ぎないから「感謝」の言葉は述べたり頭を下げたりしないことにしている。この点はtogetter.com/li/648837を参照)。

2017-12-03 18:26:16
高島章 @BarlKarth

2 控訴審が、22民事部にあたったことを知り、これは何かあるかもしれないという予感はあった。合議体メンバーは河野清孝,菊池絵理,岡口基一(敬称略)である。菊池絵理は同期(45期)であるが、傾向と対策は良く分からない(すっかりおばさんになっていた)。

2017-12-03 18:26:29
高島章 @BarlKarth

主任裁判官(判決起案役)岡口基一は解説するまでもない人物である。ツイッターでもフェイスブックでもリベラル的発言が目立つ。裁判長河野清孝は「日教組集会使用拒否のプリンスホテルに3億円」「在日に「本名使え」で賠償命令!」ということで一部から「キチガイ裁判官」といわれている。

2017-12-03 18:26:41
高島章 @BarlKarth

これは何かあるだろうと思わせる合議体であった。 3 しかし、裁判官の過去の業績や言動か ら判決の帰趨を占うと大抵外れるし、この種の論評は裁判体に失礼になるから、今まで発言は控えてきた。

2017-12-03 18:26:54
高島章 @BarlKarth

4 控訴審合議体は、丁寧かつ迅速に審理を進め、この種の裁判としては、かなり早期に結審し判決期日指定にいたった。被告の証人申請も却下された。この訴訟指揮振りを見ても好感が持てた。(続く)

2017-12-03 18:27:11
高島章 @BarlKarth

判決言い渡し当日について  神保町のホテルに前泊し、翌10時半開廷の「強制わいせつ等被告事件 最高裁判決」を傍聴した。私が最高裁に足を踏み入れたのは、学部生時代に一回(授業のおまけ)、司法試験合格後一回(健康診断)、弁護士になってから二回(判決があまりに遅いので

2017-12-03 19:07:00
高島章 @BarlKarth

「どうなってるんだ! 調査官に合わせろ」と怒鳴り 込み(賭博開帳図利益 攻防対象論)くらいのもので判決を傍聴するのは、記憶の限り二回目であった。判決は、従前の傾向犯説を否定するのでも肯定するのでもないものであった。弁護団と挨拶を交わして、

2017-12-03 19:07:14
高島章 @BarlKarth

参議院議員会館に赴き、大島 九州男、泉田 裕彦、仁比 聡平各議員と懇談する。泉田議員から色んな話を聞いたのだが、信頼関係に基づく秘密の話なので省略。(続く)

2017-12-03 19:07:19
高島章 @BarlKarth

仁比 聡平議員のことをうぃきで調べたらずいぶん苦労人のようだ。司法試験合格まで年数がかかっているし、選挙も落ちまくっている。共産党のヒエラルキーも余り高くない(中央委員)。私より少し年下。

2017-12-03 19:14:26
高島章 @BarlKarth

泉田裕彦が自民党というのは少し笑ってしまった。

2017-12-03 19:15:17

↓↓↓注:地裁判決に対する控訴(高裁判決ではない)↓↓↓

高島章 @BarlKarth

新潟地裁判決に対する新潟市長の控訴 nikkei.com/article/DGXLAS…  篠田市長の控訴に際するコメントはなんとも歯切れが悪いものであった。ある支援者は「おためごかし」と批評していた。

2017-12-04 00:16:22
高島章 @BarlKarth

憶測であるが、「篠田は法務省・環境省から圧力を受けて、仕方なく控訴したのかもしれない。」そのような印象を持った。

2017-12-04 00:16:28
高島章 @BarlKarth

「上告断念」の予兆は今から考えるとあった。  判決当日の午後7時環境省に乗り込み特殊疾病対策室長(岡山大学医学部卒のドクター。津田教授のお弟子さん)他と折衝した。 1 室長曰く。「新潟水俣病行政訴訟は、新潟市が被告であって、環境省は当事者ではない。」

2017-12-04 00:33:35
高島章 @BarlKarth

2 環境大臣コメント「このたびの判決についてはコメントを控えたい。被告新潟市の動向を注目したい」 特殊疾病対策室長も環境大臣も何だか空々しいというか、無責任な発言をしていた。

2017-12-04 00:33:41
高島章 @BarlKarth

環境大臣・特殊疾病対策室長を「無責任」と言ったが、文字通り無責任であったのだ。つまり、「このたびの判決については被告新潟市が上告するかどうか自分の責任で決めてね。僕たち環境省は一切口出ししません。当事者でないですから」と言うことであったのだ。

2017-12-04 00:36:48
高島章 @BarlKarth

判決翌日、新潟市役所に赴き「上告するな」と交渉を行った。新潟市当局の応対者は5名、対して、原告・弁護団・市議・支援者は8名くらいであった。折衝はマスメディア20人くらいが注目する中、公開で行われた。

2017-12-04 00:42:20
高島章 @BarlKarth

木戸病院OB萩野さんの「このたびの判決に正当な上告理由があるのか? 高裁判決のどこに問題があるのか!」と言うの発言に対して市役所幹部は数秒沈黙した後、「ありません」と返答した。その問答は、新潟のマスメディアのもとで行われた。私は「これで一本とった」と思った。

2017-12-04 00:47:18
高島章 @BarlKarth

恐らく「上告断念」はこの折衝を経て決断されたものであろう。当日8時45分のNHKローカルニュースで「新潟市 上告断念」と報道していてびっくりした。私自身このニュースで上告断念を知ったのである。嘘ではない。

2017-12-04 00:49:54
高島章 @BarlKarth

まぁ、上告断念と言う決断については、当然のことではあるが、ほっとした(前記したとおり私は「お上・権力者」に感謝するのは苦手なので掛ける言葉は「ご苦労様」。)

2017-12-04 00:52:36
高島章 @BarlKarth

月曜日に篠田市長は正式な形で「上告断念」を表明するらしい。高裁判決は確定することになる。

2017-12-04 00:53:50
高島章 @BarlKarth

行政訴訟判決確定後も支援者・弁護団の仕事は続く。一つは判決先延ばし(東京高裁第9民事部)の国家賠償訴訟をどうするかである。判決を起案した裁判所には申し訳ないが、原告側から訴訟を取下げするかもしれない。昭和電工と保証協定を結ぶため。

2017-12-04 00:56:37
高島章 @BarlKarth

補償協定の締結・履行まで気を抜けない。被告新潟市から訴訟費用を取り立てることも忘れてはならない(印紙代 出廷費用 準備書面起案代金)。報酬をもらえるのはいつの日になるのだろうか?ww

2017-12-04 00:59:08
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