「氷がとけている」「氷がとけているところだ」ハドウ違ウノデスカー

uroak_miku @Uroak_Miku

１）「～ている」と「～ているところだ」の違いを説明できるかな？

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２） ①氷がとけている ②氷がとけているところだ 比べてみましょう。①だと「氷がもう氷でなくなっている」だけど②は「氷が今まさにとけつつある」。どうしてこんなニュアンスの違いが生まれるのか。

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３）答えは「とける」が変化動詞だから。

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４）「しぬ」も変化動詞ですが瞬間的変化なので「とける」とは用法が異なってきます。

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５）「ネズミが死んでいる」はありえても「ネズミが死んでいるところだ」はありえない。

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６） ①雨が降っているところだ ②雨が降っている この場合①は✖で②は〇。どうしてか説明できますか皆さん。

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７）「ふる」は無意志だから。「たべる」や「のむ」は意志を感じますが「降る」には感じない。

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８）こういう動詞は「降っている」は良くても「降っているところだ」は使わないのです。

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９）頭にきませんか。私たちは日ごろ完璧に使いこなしているのに、それを説明できない。二本足で歩き回るのは楽勝（でない方もむろんおられるのですが）でも、二足歩行の力学を語るのは極めて難しいように。