.@naoya_fujita 筒井康隆、2ちゃんねる、CGM、小説

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ni_ka @ni_ka

26日から始まる郊外からうまれるアート展(@floating_view)に、アーティスト/論考執筆者で参加の藤田直哉氏が、出版されたばかりの円堂都司昭さんの新書『ゼロ年代の論点 ウエブ・郊外・カルチャー』で言及されています。 <郊外>がこの時期に繋がったのは偶然ではない気がします

2011-02-18 15:02:59
ni_ka @ni_ka

去年から遂行してきたAR詩は、時を経るごとに異常事態になってちます。スーパーケイオスですwww

2011-02-20 02:16:12
らんてう @rantyo_

RT @遠藤 小説はCGMに負ける/負けた、と、的確に指摘したのは藤田直哉だった。筒井康隆と2ちゃんねるの想像力の類似性。

2011-02-19 22:10:08
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

筒井康隆と2ちゃんねる、という論は、新しい組み立て方でいずれきちんと形にするつもり。しかし、小説はCGMに「負けた」とは思っていない。「CGMの方が面白く見えたり、小説の担っていた機能を担ってしまっている状況で、それでも小説はどうあるべきか」という問題系で考えている。

2011-02-20 04:07:19
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

映像圏、CGM、フィードバック…… このような言葉が指しているネットでの映像や言葉の拡散状況に対抗するのは「質」しかありえない。素人の下手糞なものの氾濫の中に巻き込まれる快楽とは別に、玄人の「圧縮」され研ぎ澄まされた「高(解像)度」なものへの需要もなくならないと思う。

2011-02-20 04:09:05
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

だから最近、もの凄く研ぎ澄まされた技術的にすごいレベルのエンターテイメントこそ実は評価されるべきなのではないかと思うし、冲方、貴志、西尾のような作家が急速に注目を浴びて真剣に考察されるような状況は、必然だと思う。

2011-02-20 04:11:07
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

桐野さんと筒井さんの対談だったと思うけど、筒井さんは「エンターテインメント作家から学べ」と言っていて。きちんと作品世界を構築し、(19世紀的な意味での)小説を、描写などの技術を高めて現代的にしていることを評価すべきというのは、本当にそうだと思う。

2011-02-20 04:12:20
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

純文学的な私小説、ケータイ小説的な私小説、2ちゃんやtwitterに書き込まれる私小説…… ジャンルは違えど、「私小説」はかつてない氾濫をしていて、小説技術が下手でも面白い人間が面白い経験を書けば面白いことが分かってしまったが、エンターテインメントは技術がないと出来ない。

2011-02-20 04:14:10
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

「面白い2ちゃんねる」「面白いつぶやき」「面白い携帯電話で撮影された中継」と「面白い作品」は、僕の中では「どっちがえらい」とかではなく、「どっちの中でも面白ければいい」し、その「面白さ」は対等に比較されて、「純文学の私小説よりブログに書かれた体験記の方が面白い」ということは起こる

2011-02-20 04:17:52
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

という状況で、「詩は詩である」(中田健太郎)、「映画は映画である」(渡邉大輔)という循環論法的な自己定義をあらゆるジャンルが強いられ、その中でそうではない価値の提案が行われている時代なのだと思う。もちろん、ネットとそうでないものを「分割しない」で「相互作用」に走る方向もあって

2011-02-20 04:19:58