数学と有機合成の類似について

相転移P @phasetr

先日の数理物理・物性基礎論セミナーでの田崎さんによるイリノイの大野さん発言を忘れる前に共有：あとでTogetterにもまとめる．有機合成と数学の類似について．定理の証明と有機合成の流れがとてもよく似ているというお話．

相転移P @phasetr

http://bit.ly/hEq0Hk 数学：定理Aを示したい．そのために補題B，C，Dがいる．補題BにEという条件をつける必要があるが，これを緩めたり別の条件に変えられるか．変えられない場合：補題Bから証明される命題Fの使い勝手が悪くなり，上手くいかない

相転移P @phasetr

http://bit.ly/gnpov8 有機合成：物質Aを作りたい．そのために物質B，C，Dがいる．物質BにEという保護基（？この辺適当）をつける必要があるが，これを緩めたり別の基に変えられるか．変えられない場合：物質Bから作る物質Fの使い勝手が悪くなり，上手くいかない

相転移P @phasetr

http://bit.ly/dMs9Bw 良く分からないので先の有機合成部分の記述は適当だが，大野さんは有機合成もやっていたらしいので，この辺の感覚があるらしい．有機の人々がどう感じるのかに興味がある

宮田光臣🐧🐰 @mitsuomi_miyata

な、なんだってー！

宮田光臣🐧🐰 @mitsuomi_miyata

これ多分全合成の考え方じゃないかな。私はできるだけ保護のいらないルートで合成するもの。 http://togetter.com/li/103408

宮田光臣🐧🐰 @mitsuomi_miyata

鶏和え酢、有機化学者は化合物の名前が言えなくてもお絵かきが出来ることが重要だとという示唆を得た（どこからかはわからないが

相転移P @phasetr

@mitsuomi_miyata 保護がいらないようなルート開拓は，定理の別証明みたいな方向で解釈できたりしませんか？

宮田光臣🐧🐰 @mitsuomi_miyata

@phase_tr 私が大雑把に見た感じ全合成だと1/3が酸化還元過程、1/3が保護脱保護、残りの1/3が骨格形成。酸化還元によって欲しいユニットを作ってることもあるけど、根本的に行いたいのは骨格形成だからはっきり云って微妙