芝村裕吏さんによる「最近の世界情勢(危険水域)/日本の戦闘機に求められるもの」
順に解説すると、まずリーマンショック以後の対策として、痛手を受けた各国が全て金融緩和した。 ヘリからお金をばらまくのも辞さないとは、アメリカの金融当局の偉い人の弁
2011-02-20 12:06:47これによって経済指標は改善しているように見えるが、今度はこれが極端な流動資金とインフレを起こしてる。インフレは制御圏内にあるが、流動資金(投機マネー)は制御不能の上、ありえない規模になってる。
2011-02-20 12:08:35投機マネーやインフレの影響は食い物にじわじわきている。 食品は値上り傾向だ。北アフリカ諸国、エジプトはこれにしてやられてるな。 エジプトはアメリカのフードチケットみたいな制度で貧民にパンを供給してるが、これが滞り、今に至ってる。
2011-02-20 12:11:55好景気に沸く中国に投機マネーが大量に流れ込んでいる。これが引金で格差は広がり、インフレも他より高い。短期間で小麦輸入国になるとも報じられている・・・・のが現状。ふむー
2011-02-20 12:18:01@siva_yuri 先日テレビで次期戦闘機についてやってましたので、日本の戦闘機に求められるもの、などいかがですか
2011-02-20 12:40:48日本の戦闘機にもとめられるもの、ですか。 仮想敵に打ち勝つ(あるいは対応する)ドクトリンがあり、その上で必要な役割があってからの話ですね。 現状、仮想敵もドクトリンも今一具体性をおびてません。(準戦時体制に移行していない)
2011-02-20 12:46:35なので、世間的に評価高い機体なら問題にならないとおもいます。訓練のために頻繁に着陸しない方が(航続距離が長い方が)騒音少なくていいなくらいですね。
2011-02-20 12:46:58良く、どの飛行機がつよいのなど話に出るのですが、十八世紀からこっち、兵器も軍の兵科も、それぞれ役割をもち、有機的一体でもって組織されています。個々は部分であり、機能の優劣をつけても余り意味はありません。
2011-02-20 12:50:09戦闘機が強いからと言って野戦炊飯具一号の仕事が出来るわけではないのです。逆もしかり。かつて日本の戦闘機選定でF-14とF-15が争ったさいも、両者の模擬空戦成績をもとにF-14を導入すべきと声があがりましたが・・・ 実際は皆の知る通り、選ばれたのはF-15でした。
2011-02-20 12:53:16その後の両機の運命も、皆さんご存じの通り、F-15は日本以外の全ての運用国で実戦運用されてめざましい働きをしました。 F-14より長く現役にもあります。
2011-02-20 12:55:14結局、十八世紀以降の軍事において必要なのは個々の性能ではなく、まず全体の軍というデザインがあり、ついで個々が与えられた役割を十分にこなせるか。なのです。
2011-02-20 12:59:06ちなみに十八世紀と断りをいれたのはシステムとしての軍隊を軍人が意識して運用し出すのがこのあたりになってからの話だからです。それ以前から兵種として騎兵なり弓兵なり攻城部隊なりはありましたが、これらは専科までに至ってません。封建制の限界ですね。
2011-02-20 13:51:09