ミッキーマウスは負の数×負の数=正の数をどう説明する

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uroak_miku @Uroak_Miku

まとめを更新しました。「キティ論の前哨戦としてミッキーマウスが」 togetter.com/li/1036655

2016-10-14 11:12:02
uroak_miku @Uroak_Miku

1)・(点)とー(線)は数学上はともに一次元だけれど私たちの体感としては別物。このずれを埋めるために正の数負の数という概念をひねり出した副作用として負の数×負の数=正の数なる不可思議な規則が生まれてくる、と先に述べました。

2016-10-14 12:20:08

ちなみに点=0次元というツッコミは正しくないので補足しておきます。https://ja.wikipedia.org/wiki/0次元

uroak_miku @Uroak_Miku

2)こう説明してもいい。-(線)は本来ただの図形で、そこに数の概念を乗っけるという人為的行為の副産物として負の数×負の数=正の数なる規則が要請されるのだ、と。

2016-10-14 12:21:30
uroak_miku @Uroak_Miku

3)数学のルーツといえばギリシャ。しかしギリシャ数学は厳密には幾何学でした。三平方の定理とか無理数とか、そういうのもむろんありましたが、数を幾何で考えるという発想はもっともっと後世のヨーロッパで生まれるのです。デカルトの時代ですね。

2016-10-14 12:24:11
uroak_miku @Uroak_Miku

4)ー(線)を数直線と読みかえる技は、喩えるならば交流を直流に変えるようなものです。幾何と数はともに数学という電気で回っているけれど、片や直流片や交流の関係です。線と数直線の関係がまさにこれです。

2016-10-14 12:26:24
uroak_miku @Uroak_Miku

5)幾何の世界においても・(点)とー(線)は別物ですが、それでもー(線)に右左はないと考えます。対称性です。

2016-10-14 12:29:27
uroak_miku @Uroak_Miku

6)ところが数の考え方をー(線)に被せると、右と左は対称でなくなってしまいます。定規をイメージしてください。0からめもりの数字がだんだん増えていきますね。つまり「0のあるほう」「0のないほう」として左右が生まれるのです。

2016-10-14 12:31:10
uroak_miku @Uroak_Miku

7)直流と交流の齟齬というところですね。それを埋め合わせるためにひねり出されたのが負の数×負の数=正の数なる規則です。この規則は数学的要請ではなく二つの異質なものを同時に処理するにあたって要請されるものです。

2016-10-14 12:33:51
uroak_miku @Uroak_Miku

8)私たちは小学校の算数からずっと数直線で習うから、そういうものだと疑わない。しかしああいうのは近世ヨーロッパで発明された人為的なものです。

2016-10-14 12:35:36
uroak_miku @Uroak_Miku

9)たしかに視覚的に数を説明できるから初等教育にはきわめて有効なのですが、やがてしわせよぶんが逆襲してくるわけです。中一の数学で。

2016-10-14 12:36:51
uroak_miku @Uroak_Miku

10)負の数×負の数=正の数 のことですよ。

2016-10-14 12:37:25
uroak_miku @Uroak_Miku

11)…と自分なりの数学史を語ってみたのは、これがキャラクター論に応用できると考えるからです。

2016-10-14 12:38:22
uroak_miku @Uroak_Miku

12)右脳と左脳のデスマッチからひょっこり生まれてきたアイディアです。

2016-10-14 12:39:17