【横山光輝「三国志」講座110「偽手紙」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第110話「偽手紙」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。
0
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座110「偽手紙」26】 徐庶は書斎がある建物に向かい、孔明様、お邪魔いたしますと入ります。 「やあ徐庶さん」と出迎えた若者。これが三国志後半の主人公たる諸葛亮孔明の初登場シーンです。

2016-10-26 15:31:51
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座110「偽手紙」27】 徐庶の生没年が不詳なため、どちらが年上かはっきりしませんが、年齢に関係なく、徐庶は孔明を敬っているという関係です。徐庶は、孔明にお別れに参ったと言います。玄徳に仕えていたが、母からの手紙によりやむなく都に向かう途中だと言います。

2016-10-26 15:34:00
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座110「偽手紙」28】 孔明は、親孝行のためという理由のためか、それは良いことではないですか、と言います。身の仕官など、いつでもできること、母を慰めてあげてくれと言う孔明。そこで徐庶は本題に。玄徳にここに大賢人がいると、孔明を推薦したことを切り出します。

2016-10-26 15:36:29
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座110「偽手紙」29】 玄徳は必ず孔明を訪ねるだろうから、その時にはなにとぞ良き返事を、と徐庶が言うと、孔明の顔つきが変わります。徐庶が、なにか気に障ったことを言ったかと慌てます。

2016-10-26 15:37:48
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座110「偽手紙」30】 孔明は、徐庶が自分が去るのでその後釜を押し付けるつもりかと言います。仕官の口があれば喜んで誰にでも仕えると思っていたのかと徐庶を詰ります。そういうつもりでは、という徐庶に背を向け奥に入ってしまう孔明。どうやら、孔明の機嫌を損ねた。

2016-10-26 15:39:41
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座110「偽手紙」31】 すごすごと引き揚げる徐庶。 三万の曹仁軍を苦もなく破った徐庶ですが、孔明に一言も返す言葉もなく立ち去ったわけです。それは、この孔明は国を揺るがすような時でもなければ動き出すまいと思っていたからです。

2016-10-26 15:43:32
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座110「偽手紙」32】 徐庶は、いつかわびる日もあるだろう、とつぶやき、許都に向かって出発します。 徐庶をもってしても容易には動かせない諸葛孔明とはいかなる人物か、お話の続きはまた次回となります。 今回はここまで。

2016-10-26 15:50:06