朝搾り専用彼女4話

最早、書くのが快感になってしまった。 ※R18要素があります。
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みかん🌈 @MikanPolarin

ぼくはフェラとパイズリと太ももこきと髪こきバージョンを作るまでは死ねない

2016-10-24 23:01:23

やると言ったらやる

みかん🌈 @MikanPolarin

『現金をお受け取りください』  機械のはき出したお札を財布に入れて、ATMコーナーを後にする。  今月の仕送りを下ろしたところだ。  ふと、大学進学前に親に言った言葉を思い出した。 「大学に行ったら、生活費はバイトで稼ぐから」

2016-10-28 23:03:29
みかん🌈 @MikanPolarin

仕送りは「バイトが見つかるまで」の約束だったのに、入学から半年経って10月になっても、俺はバイトをしていなかった。

2016-10-28 23:03:44
みかん🌈 @MikanPolarin

親がうるさくは言わないのをいいことに、「今は忙しいから」「勉強があるから」と自分に言い訳をしてずるずるとここまで来てしまっている。同級生には、俺より勉強しながらバイトもしている奴だっているのに。 「ふぅ……」

2016-10-28 23:03:59
みかん🌈 @MikanPolarin

さて。講義は5限で終わったので、今からスーパーに行けばちょうどタイムセールが始まる頃だろうか。  今日の晩ご飯のおかずと、明日の朝ご飯用にいくらか食材を買って帰ろう。明日彼女が現れても大丈夫なように。

2016-10-28 23:04:05
みかん🌈 @MikanPolarin

「あ、おはよー」 「おはようございます」  物音と焼き魚の匂いに目を覚まして台所に行くと、あさなさんがお味噌汁の味見をしているところだった。 「む~~~…………」 「味付け、うまくいかなかったんですか?」  むくっと頬を膨らませたままあさなさんは、首を振る。

2016-10-28 23:04:17
みかん🌈 @MikanPolarin

そして、俺の寝間着のすそを摘んで目を合わせてきた。 「敬語っ、やめるって言ったのにー」 「あっ」  昨日の別れ際、言われていたのに忘れていた。 「おはよう……」 「よろしい♪」  にこ~っと笑って、あさなさんが抱きついてきた。 「…………」

2016-10-28 23:04:23
みかん🌈 @MikanPolarin

朝起きたら、ご飯を作ってくれる女の子が家にいて、朝からぎゅーっと抱きしめてくれる。ここは天国なのか? もう俺は死んでいて、あさなさんは天使の可能性がある。  実際、妖精とか天使の類いだって最初に言ってたし……。 「俺って、死んでない?」

2016-10-28 23:04:43
みかん🌈 @MikanPolarin

「なんで? 君は毎朝イキイキしてると思うよ?」 「イキイキってそれ、どっちの意味?」 「んふふー……どっちって?」  俺の耳元で突然小声で囁くものだから、がぜんそっちの意味にしか思えなくなってくる。

2016-10-28 23:04:51
みかん🌈 @MikanPolarin

桃と石けんを混ぜたような甘い匂い、そしてあさなさんから伝わってくる身体の温かさ。ここが死後の世界でも全然いいや。  そっと細身の身体を抱き返したところで、鍋が噴きこぼれそうになっているのが目に入る。 「あさなさん、火止めないと」 「わー! ごめん!」

2016-10-28 23:05:07
みかん🌈 @MikanPolarin

俺から離れたあさなさんが、慌ててコンロのスイッチを押して火を止めた。 「セーフっ! もう少しで頑固な汚れになっちゃうところだった」 「もし汚したら……汚れがとれるまで舐めて掃除してもらうから」  それは冗談のつもりだったのだけど、

2016-10-28 23:05:13
みかん🌈 @MikanPolarin

「えー! お鍋やコンロなんか舐めても面白くないよー。それより、わたしは君のを舐めたい」  まるでアイドルのCDのジャケット写真のようにキメ顔でウィンクされた。 「もう……すぐそういう話に持っていく」 「と言いつつ、ちょっとドキッとしたね? したね?」

2016-10-28 23:05:20
みかん🌈 @MikanPolarin

否定できないのが悔しい。現に、昨日舐めてもらったことを思い出して、少し反応しかけている。 「むむっ、これは事件の香り!」 「事件って?」 「ほら、ここに凶器があるでしょ? えっち警察だ! 着ているものを脱げー!」

2016-10-28 23:05:26
みかん🌈 @MikanPolarin

俺の股間に手をあてて、えっち警察と化したあさなさんが詰め寄ってくる。 「えん罪だ! 脱がして罪をねつ造する気だ!」 「……朝搾り、しないの?」 「ちょ、いきなり素にならないで」 「君、朝ご飯よりも先に抜き抜きしてほしいって思ってるよね?」

2016-10-28 23:05:33
みかん🌈 @MikanPolarin

「お、思ってませんよ……」 「敬語」 「うぅっ……思ってないよ」  反射的に否定してしまうのは、認めるのが恥ずかしかったからだろうか。 「それじゃあ、なんで硬くなってるのかなー?」

2016-10-28 23:05:42
みかん🌈 @MikanPolarin

もぞもぞと寝間着の上から、その部分がまさぐられる。  口ではどう言ったところで、そこはどうしようもなく、反応してしまっていた。 「……身体は正直なんで」  まさに、口ではそう言ってても身体は正直。そういう状態だった。 「お口も正直なほうが、わたしは好き」

2016-10-28 23:05:59
みかん🌈 @MikanPolarin

ずいっ、とあさなさんが胸にもたれかかってくる。手は、あそこにあてたまま。 「ほら、聞こえる。どくんどくんって、君の音が聞こえる」 「……っ」 「えっちなことしたくて、ドキドキしてる」 「う……」

2016-10-28 23:06:07
みかん🌈 @MikanPolarin

「君の声で聞かせて。わたしに、気持ちいいことしてほしいって。搾られたいって」 「あさなさんに……気持ちよく朝搾りされたい……」

2016-10-28 23:06:32
みかん🌈 @MikanPolarin

降参するしかなかった。もとより、断る理由もないのに反射的に否定した俺がバカだった。くだらない男のプライドなんて、火山に指輪と小人と一緒に投げ捨ててしまえ。 「んふふー♪」

2016-10-28 23:06:39
みかん🌈 @MikanPolarin

にへへ、と心の底から楽しそうに笑う。 「下、脱がしちゃうね」 「うん……」  どくどくどくと、股間に血が集中していく。あさなさんの手で、気持ちよくされることを身体が期待している。

2016-10-28 23:06:48
みかん🌈 @MikanPolarin

「……しょっ、と」  大きくなったそこに引っかかりながらも、下半身の寝間着がずり下ろされた。 「あはは、今日はまた一段と大きいなー」  天を突くようにそそり立つあそこを見て、あさなさんは嬉しそうにしている。 「今日もいっぱい、搾ってあげるからね」

2016-10-28 23:07:08
みかん🌈 @MikanPolarin

言って、俺のそこにしなやかな指を絡ませた。 「キス、しよっか」  大事なところを握ったまま、あさなさんが俺を見つめる。その顔がどんどん近づいてきて―― 「ちゅっ」  湿り気を帯びた唇が重なった。空いている方のあさなさんの手が、俺の首に回され、もっと、とねだるように力が入る。

2016-10-28 23:07:19
みかん🌈 @MikanPolarin

「ちゅっ、んっ、ちゅちゅっ」  触れて互いの感触を確かめて、1回離れてもう一度触れ合う。優しい接触は、脳を麻痺させる。唇と唇がくっつくだけ。なのに、見える世界がパステルカラーのフィルターを通したかのように淡く見える。 「はぁ、んっ、ちゅ、ちゅむむ……」

2016-10-28 23:07:28