- MikanPolarin
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それはほとんど、本能の赴くままに。やり方も知らない深いキスを求めて、彼女の口内へ入っていった。 「んっ、ん~、ふあっ、にゅちゅっ」 「くっ、んくっ!」 手探り、いや、舌探りであさなさんと交わろうとしていると、股間から電気が走り抜けた。
2016-10-28 23:07:40キスしながら、俺のをしごいている。先っぽから根元を、細く綺麗な指がゆっくり往復していた。 「はぁ、んむっ、ちゅっ、んふっ」
2016-10-28 23:07:52負けじと熱くて濡れた彼女の口の中で、自分の舌を絡み合わせる。それは、心で心に触れているように感情的で、あさなさんの気持ちがそこから流れ込んでくるみたいだった。 もっと、もっと、あさなさんが欲しい。
2016-10-28 23:08:01ざらっとした舌の表面と表面を擦り合わせ、ようやく俺たちは口を離した。 1本の銀糸のように唾液があさなさんとの間に繋がって、切れる。 「はぁ、はぁ……ふふ♪ いっぱいキスされちゃった」 「キスって、こんなにすごいんだ……」
2016-10-28 23:08:10本能に突き動かされる、とはこういうことを言うんだなって思う。経験なんてないのに、気持ちに任せただけでそれっぽいことをしてしまっていた。 「うん、すごかったね。君があんなにちゅーって、積極的に来るなんて思わなかった」
2016-10-28 23:08:20こんなことをしてるっていうのに無邪気な笑い声が、非日常だけどこれは間違いなく日常なんだって自覚させる。 「じゃ、たくさんキスしてくれたお礼に、今日はおっぱいでしてあげる」 「え?」
2016-10-28 23:08:44おっぱいでする? 男を喜ばせるためだけに存在するかのような言葉に、頭が熱くなっていく。 腰の先から手を離したあさなさんは、着ているニットワンピの第3ボタンを外した。出来た隙間から素肌が覗く。 「見てて」
2016-10-28 23:08:51あさなさんは膝立ちになって、ボタンを外した隙間から俺の先端部分を侵入させた。 温かいあさなさんの体温が、先端を通じて直接伝わってくる。 「んっ……」 ゆっくりあさなさんがもぞもぞと動いて、奥まで股間を入れていく。
2016-10-28 23:09:01そして、ほとんどがあさなさんの服の中に消えた。 「えへへ……わたし、あんまり大きくないから気持ちよくなかったらごめんね」 両手で胸を左右から寄せて、上目遣い。童貞殺しの結界が発動した。
2016-10-28 23:09:13寄せられたあさなさんの胸に、あそこがぎゅっと包まれる。 柔らかくて柔らかくて柔らかい。みずみずしい弾力で、左右から押し合いへし合いされている。 「こういうの、どう?」 「聞かなくても、俺のここでわかってるよね……」
2016-10-28 23:09:20「んふふー。でも、女の子はちゃんと言葉で言ってほしい生き物なの」 「あの……すっごく最高」 語彙力がニューロンの果てへ消えた。 「よかった♪」
2016-10-28 23:09:30むぎゅむぎゅとあさなさんの胸が、ニットの中で俺を責め立てる。中がどうなっているのかが見えず、それがかえって欲情を煽っていた。 「ふふ、ここからが本番だよ?」 イタズラっぽく笑って、あさなさんは胸を上下に動かし始めた。
2016-10-28 23:09:38「うあっ!?」 左右から胸で揉まれるだけだったのが、しごき上げるような動きになって刺激がまったく別次元のものに跳ね上がる。 「んっ、んっ、んっ」
2016-10-28 23:09:44緩く慣らすような動きから、徐々に男を堕とすための加速を得ていく。 聞こえるのは、あさなさんの息づかいと衣ずれの音だけ。 「んっ、はぁ、ふっ、んんっ」 「あさなさん、気持ちいいよ」
2016-10-28 23:09:50「うんっ……んっ、んっ」 声をかけると頷いて目を合わせてくれた。 発色の良い唇は半開きで呼吸に一生懸命で、顔全体はほんのり赤みがかっている。しなやかに流れる黒髪は、あさなさんの動きに合わせてほのかに揺れていた。
2016-10-28 23:09:58「そう?」 どうしてこんなことをしてくれるんですか? そう聞いたら彼女は「君の朝搾り専用彼女だから」って言うはずだ。だから、野暮なことを言うのはやめた。 「はぁ、はぁ、んっ、ふふー♪」 「んくっ……」
2016-10-28 23:10:16柔らかで甘美な刺激が、次々押し寄せてわだかまりを作る。 「あさなさんは大きくないからって言ってたけど」 「んー?」 「充分すぎるくらい、あさなさんのおっぱい、気持ちいいよ」 「んふふふ、ふふ……あは、にやにやしちゃうからやめてよー」
2016-10-28 23:10:24照れるあさなさんを見て、欲情が掻き立てられる。 この可愛い女の子に出したい。この胸の中で果てたい。出したい、出したい出したい出したい。喉が枯れそうな、快楽への欲求。 「こ、このまま出しちゃってもいい?」
2016-10-28 23:10:32「ん、いいよ。イっちゃえイっちゃえ♪」 俺の限界が近いのを知ってか、身体ごと動いてあそこをしごき上げる。 じん、じん、と疼きにも似た快感が止めどなく溢れる。その快楽に押されるように、上り詰めた。 「はぁ、うっ……出る、あさなさん……」
2016-10-28 23:10:39「出して……わたしのおっぱいで、気持ちよくなって♪」 「くぅっ」 意識がパチンと弾けて、欲望の塊をあさなさんの身体に叩きつけてしまう。 身体を貫いた痺れるような快感に息が漏れた。
2016-10-28 23:10:48「あはは、昨日したばっかりなのに、今日もたくさん出てるー」 「こんなえっちなことされたら、誰でもこうなっちゃうって……」 「うんうん、それだけ満足してくれたってことだね」 「…………うん」
2016-10-28 23:10:56妙に照れくさくて、変に間が空いてしまう。 「中、ぬるぬるになっちゃった」 あさなさんがさっきみたいに胸を動かすと、粘っこい水音がする。 「……ごめん」 胸の間からあそこを抜くと、どろっとした粘液がニットに滴った。
2016-10-28 23:11:07「なんで謝るの?」 「あさなさんの身体も、服も汚しちゃったから」 「なんだ、そんなこと? 大丈夫大丈夫。気にしないで」 「でも……」 「いいのっ。わたしは、あさなは、君専用の朝搾り彼女なんだから」
2016-10-28 23:11:13