- kaji_tsukasa
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#時計台本 先日のコミティアで入手しました、『ハレバッグノスの時計職人』読了しました。梶つかささんのお名前は、Epitaphと宿語りのシーガルで伺っていたので実はずっと気になっていました。宣伝ツイートがRTで回ってきて、「時計職人」の単語に惹かれ、表紙の美しさに惹かれ…。→
2016-02-02 21:33:21→冒頭から描かれるハレバッグノスの街の美しいこと! けれどその強い日差しには深い影も伴って、ミュダの抱えるものが暗くついて回る…。ネタバレを恐れてあまり言えませんが、読み手を混乱させながらも秘密を紐解いていく様が、読んでいて楽しかったです。 #時計台本 →
2016-02-02 21:33:58→ あらすじだけだとまったく繋がりがわからなかった『降り積もる「一日」の奥底には、いまだ朽ち果てぬ亡者が待っている。』の一文、ああそういうことかと、読み終わってすとんと来るのがまた素敵です。 #時計台本 →
2016-02-02 21:34:42→個人的には、前日譚が好きです。登場人物が「何か」を見つける/見出す話がとても好きで。大切な人を喪って、それから、というような話も好きで。この後二巡目を読んでみたら、また違った見え方がありそうで、楽しみです。表紙と物語と、どちらも素敵で…、真空中さん尊敬します。 #時計台本 →
2016-02-02 21:35:42→ 長々と拙い感想を失礼しました! 私としてはありがたいことに、文庫本サイズだったので、カバーをかけて電車の中で読んでいました。 素敵な作品に出会えて嬉しかったです。ありがとうございました。
2016-02-02 21:39:10梶つかささんの「ハレバッグノスの時計職人」を読んだんだけど、すごいすごいよかった~!!! これはおすすめしたい、売り切れているのがつらい…! これから真空中さんの前日譚を読みます。kotonohaforest.soragoto.net/clock/index.ht…
2016-02-06 08:49:59冒頭から広がる水城都市ハレバッグノスのうつくしさよ…。大河の流れるまち、沈む夕日、そして時計塔の鐘の音と、時計番の少女。もうそれだけでときめいてしまいます。ミュダと先代時計番さんがすきだったので、明かされた真実にうわあああえぐられる(褒め言葉)って叫びながら泣きましたね。
2016-02-06 08:53:40ミュダさんがもうなんていうかなんていうか、この頑固もののいじっぱりめ!すき!!ってかんじの女の子で、わたしはもうこの子が苦しみながら鐘を鳴らそうとするのを見ているだけで涙目でした…。実は途中から彼はそうなんじゃないかなって思い始めて、そうするともうだめだ!しぬ!(わたしが)と→
2016-02-06 08:56:01思っていたら、予想を超える岩塩で殴られる勢いで殺されましたね…。すき…。岩塩で殴ってくる系のおはなしだと思うんですが、その中に一抹あったように見える想いのやさしさに泣きます。でもなかったかもしれない。あったかもしれない。あると祈りたい。そういうところがとても好きです。
2016-02-06 08:58:24あと余談ですが、梶さんの文章って、ほんと澱みがなくてうつくしいですね。映像的で、情感もあるけど、読みやすいし。は~いいな~~~って読みながらため息ものでした。そろそろ語りがきもくなってきたので、前日譚に向かいます。
2016-02-06 09:00:08あとバシアがなんかとてもすきだったことを呟いておきたい…。なんだろう… 多くは語られないのに、にじみ出る苦労人臭がたまらない。
2016-02-06 09:12:24「遺物語りの時計職人」(真空中さん)を読みました。本編ではミュゼ視点で語られるにとどめられた彼の内面、読み出してすぐ、泥濘のような孤独に息を吐き出したくなりました。そこではじめて、ああこの物語(本編+前日譚含めた全体)は孤独な魂とその解放を描いた物語だったのかと。
2016-02-06 11:28:33余談。真空中さんのおはなしをいくつか拝読させてもらっていますが、この方は「解放」を描かれる方なのだなあと今回思ったりも。固く凝っていたものが解き放たれるときのかなしさ、せつなさ、それを上回る「なにかとてもくるおしく激しいもの」を描かれるのがほんとすてきだなと。
2016-02-06 11:33:34そんなことを思いつつも、まあ幼いミュゼのかわいいこといじらしいことけなげなことといったら…! これはほだされますね…ミュゼだいすきだなわたし…。ミュゼの強さとよわさと凛とした眼差しはとてもすきです、この眼差しなら彼の凝った心の奥にもまっすぐ届くだろう! そのシーンは鮮烈でした。
2016-02-06 11:36:25読み終わったあと、彼のその後をおもうとまた胸が詰まりますね…。そこを彼の視点から書かないところもにくい!(褒め言葉です) 読み終えたあと、彼がその先に見たものはなんだったのか、妄想にふけらずにはいられませんでした…。多分にじぶんの願望が入ってしまうので語りがたいですが→
2016-02-06 11:42:56前日譚のラスト、彼がはじめて「星」を見つけた、その眼差しによって彼もまた(時間をへだたってしまったものの)見つけられた、ひとりだったもの、孤独だったものにこれ以上のすくいはあるだろうか…。とわたしはひとりむせび泣きました。はああすきです…。
2016-02-06 11:44:55そして最後に触れたいんですが、この本、たいへん装丁がうつくしいんですよ…。ひと目見ても惹かれる表紙ですが、すべて終わったあとにもう一度眺めたときに広がる気持ちも格別です。あと表紙のロゴの入れ方と配置がとてもうつくしい。ぜいたくな一冊になりました。
2016-02-06 11:47:21ハレバッグノス~のURLはこちらですね。もし再版されたらおすすめしたいなあああ。 kotonohaforest.soragoto.net/clock/index.ht…
2016-02-06 11:49:24@kaji_tsukasa 冒頭のまちの描写で、もうこのはなしすき…!!ってなってしまって、そのあとは夢中になって終わりまで読みました。あうあうほんとすてきでした…! つたない感想ですが、すてきなおはなしが広がってくれたらうれしいです。→
2016-02-06 19:02:52@kaji_tsukasa 岩塩は最初、岩で殴るって書いたんですけど、いや…その中にひとの想いの結晶が…ちしおが…きらめきが…と思ったので、岩塩かなって…笑 彼の「そのとき」を彼視点で描かない構成にあらためて惚れ惚れです。製本お疲れ様&ありがとうございました…!
2016-02-06 19:05:12燃えかす~はね、読んで感想を書くときに二重の意味があるって勢い込んだら梶さんに想定してなかったって言われて楽しかったです。あれね、いい話だよ。ディオスクロイもすきだけど、もうちょっと建設的な気がする。
2016-02-10 19:38:58#時計台本 読んでて思わずいい意味で膝から崩れ落ちました。彼や彼女の苦悩を知っていくうちに叫びたいような気持ちに駆られました。それに町の描写が美しい。一筋の光がか細いものであるというのに、強かで暖かみがありました。梶さまの描く少女が素敵にかっこいい。両作品あっての話だと思いました
2016-02-13 13:41:32『ハレバッグノスの時計職人』、真空中さんの前日譚で無花果が、(名前は最初の一度きりだと思うけど、それ以降の「果実」も、もちろんそうでしょう)、印象的にくり返されてて「アアーーーーー」と叫んだ。(読みました)
2016-02-20 21:53:50『ハレバッグノスの時計職人』(梶つかささん @kaji_tsukasa )すごくよかった!梶さんは、ひとりの人間としての自立、あるいは自我の確立(たとえそれが過程や今後に痛みを伴っても)を描くことにすごく長けた方だと思う。それが幸福とかそうでないの範疇を飛び越えて。自我の確立は→
2016-02-23 01:30:21