2016.10.31 虎徹さんbot ハロウィン＆バニ誕 ツイート2016版

鏑木・Ｔ・虎徹bot @KTK_b

・・・お、日付変わってたか。バニーのやつ、ちゃーんと眠れてるかなあ

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・・・ん～～～っ（のびっ） おー、いい天気だなあ！

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「よう、バニー。えーっと、はっぴーはろうぃーん！ と、ハッピーバースデイっ♪」 「・・・今年はやけにストレートですね」 「にゅにゅっ？」 「いえ、なんでも」

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「寝ぼけてんのか？ もいっかい言うぞ、誕生日おめでとう、バニーちゃんっ」 「あ、ありがとう、ございます」 「さー、今日もいろいろ忙しくなるぞぉ！・・・って、なーにキョロキョロしてんだ？」 「一体どこにカメラが・・・」 「ねえよそんなモンっ！」

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「ん？ どしたー？」 「リハーサルはともかく、日中のイベントは仮装で出る筈じゃ」 「それがなんかいろいろあって、スタッフが鋭意制作中！なんだと。ハロウィンナイトまで待ってくれってさ」 「だからヒーロースーツにこんなものが付いて」 「まーまーまーお祭りだ、気にすんなっ！」

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「お前も毎年大変だよな、誕生日に仕事忙しくて」 「ヒーローですから。・・・にしても意外です」 「何が？」 「やたらとサプライズに拘るあなたが、今年は随分オープンで」 「そりゃ、お祝い事は何度言ってもめでたいからな。おめでとうさーんっ♪」 「気持ち悪いな・・・（ボソッ）」

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「あ、今日の昼メシ、楽屋じゃねえぞ」 「昨日の話では確か」 「そっち今ブルーローズが着替えに使ってるから、あっちに用意したって」 「そうなんですか」

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「お誕生日おめでとう！バーナビーさん！」「おめ「おめでとう！そしてハッピーバースデイ！」 まあるいケーキにずらっと並んだロウソク、それを囲む仲間たちの笑顔。 「おめでとうハンサム。あら、驚かないのね」 「今までが静かすぎたので、何かあるだろうとは。皆さん、有難うございます」

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「折紙先輩とブルーローズさんは」 「折紙なら、ドラゴンキッドとスカイハイの間で一瞬見切れてたわよ、さっき。ホラおめでとうって言いかけて」 「あぁ、そういえば」

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「ブルーローズならそろそろ・・・来たみたいね」 「遅くなってごめん！撮影押しちゃった！ ねえタイガーは？」 「自分はお祝い言ったから、先にやっててくれって言ってたわ」 「もう、勝手なんだから・・・」

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「それじゃみんな、いくよ！」 ブルーローズのリードで、HAPPY BIRTHDAYの大合唱。そして、まあるいケーキを囲んでのロウソクセレモニー。 こんな広い会議室の真ん中で大の大人が小さく輪になってなんだかおかしな感じだ。思わず笑ってしまった。

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「そういえば、ロックバイソンさんも姿が見えないようですが」 「アラ気になる？ といっても、アタシも知らないのよ。今日はたまたまみんなのスケジュールがちょっとずつ合わないみたいなの。多分どこかで出てくると思うわ」

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「おっ、まあるいケーキ食べれたか？ ほっぺにクリームついてんぞ、なんつって」 「虎徹さん！ あなた何処行ってたんですか」 「なーんだ寂しかったのかっ」

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「そんなヒマありませんでしたよ。ケーキどころか持ち込みデザートブッフェ状態になってしまって」 「うわぁ・・・」 「あなたの分、しっかりブルーローズさんが確保してますからね。覚悟してください」

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「で、ロックバイソンさんと次は何を企んでるんです」 「一緒じゃねえよ？ 俺はバニーに昼ゆっくり休憩取ってもらおうと思って、今日のスケジュール確認やら、できること先に済ませといただけだ」 「確認って・・・ちゃんと覚えてます？」 「だいじょぶだいじょぶ！ えーっとぉ・・・？」

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人気ヒーローは、ハロウィン特番に子ども向けイベントにスポンサー向けパーティにと、ひっぱりだこ。 お昼にしっかり摂ったケーキのカロリーも何処へやら。 「このお菓子、チビッコに配る分だけだもんなあ」 「コテツー！コテツー！って大人気ですもんね」 「こてつじゃなくてワイルドタイガぁ！」

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「いい加減諦めたらどうです」 「ヒーローってのは正体を明かさないもんなの！」 「はいはい」 「ったく・・・お前はいいよなぁ、女の子に囲まれてて」 「急に飛び付いたり引っ張ったりするので、案外気を抜けませんよ

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「あと1ステージで上がりですよね、今日」 「わり、それ変更になったんだ。もうひとつ追加」 「聞いてませんよ」 「言ってなかったっけ？ 昼」 「もういいです・・・で、何処へ？」 「えーっとな・・・」

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お、ようやく衣装届いたか！ んじゃ早速・・・（ごそごそごそ）

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「お疲れさん、もーちょっとだからな」 「いい加減話してくれてもいいんじゃないですか？　何かあるんでしょうこれ」 「ん～・・・仕事半分、その他半分、ってとこか」 「どういう意・・・」 『皆さーん！ 大変お待たせいたしましたっ！』 トランスポーターのドア越しにマリオの声？

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『それでは登場していただきましょう！ ワイルドタイガー＆・・・バーナビー・ブルックス・Ｊｒ～～！！』 一瞬にして大量のスモークが噴き出しで白く煙る視界にライトが当たり、ホワイトアウト。 降り注ぐ大歓声。 ようやく見えてきたここは・・・ストリートのど真ん中？

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「ほら、声援に応えてやれよ。今日の主役は、お前だ」 背中をとん、と押され、歩み出す。 「園長と子どもたちも来てるぜ、ほら」 視線の先、見慣れた笑顔たちがぶんぶんと大きく手を振っていた。

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「今まで、サプライズとか言ってあちこちお前を引っ張り回しちまって、悪かったなーって思ってる」 歓声に紛れるように、マイクを切って囁く。 「迷惑、だなんて・・・こともありましたけど。嫌では」 「うん」

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「もちろん嫌がることするつもりはないんだけどよ。俺やあいつらや、子どもたちのほかにも、大勢バニーのことお祝いしたいって思ってんだ。でもおまえキラっキラ王子様だし、近寄り難いっての？ イベントとかでもないと声掛けられねえらしくってさ・・・ほら、遠巻きに見てるコたちがあっちにも」

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視線の先を仰ぎ見れば、残業していたのだろうか、ビルのベランダにしがみつくように顔を覗かせている女の子が3人。手を振ればきゃあっという歓声とともに、「お誕生日おめでとう！バーナビー！」と弾んだ声が降ってきた。