暴力的な人間に暴力を受ける立場の人間の気持ちを自分事として考えてほしいとか、そんなことは考えないことです。あいつら、自分が暴力を受ける立場になったら、どうやって倍返ししようかとかそんなことしか考えないんです。暴力の世界に生きるってそう謂うことですよ。
2016-10-26 23:56:05キンタマ潰すとかで盛り上がるのって、暴力の応酬の恐ろしさを本気で実感していないってことなんだろうなぁ。キンタマ潰されてからが報復合戦の本番みたいなイヤな話は暴力の歴史の中では腐るほどある。イヤでしょ、そんな世界。
2016-10-27 00:04:12あの人らの世界観って単純だなぁと思うのは、あれって男性は男性であるだけで男性同士のホモソーシャルの中で守られてるって前提の話になってるでしょ。全然そんなことはないんですよ。男性同士の社会でも弱い男性は強い男性に暴力で蹂躙されているんですよ。
2016-10-27 00:12:12殊に男性同士の同性愛が一般的な社会では、弱い男性だって強い男性の性暴力の対象だったわけで、要するに性差別の淵源は暴力の非対称性であって、暴力の論理で「弱いことはそれだけで悪いことだ」と謂う基準がある限り弱い者は男性も女性も強い男性の暴力に蹂躙されるんですよ。
2016-10-27 00:13:52暴力を受ける立場の人間の気持ちも自分事として理解してほしいなんて考えても無駄なんですよ。暴力の世界では、弱いことはそれだけで悪いことなのだから、そんなの暴力を受ける立場になったらそれは本人が悪いに決まってるって話にしかなりようがないんだから。
2016-10-27 00:15:39それがイヤだったら強くなれ、他者を暴力で屈服させろ、それが暴力の世界のただ一つの正義なんだから、そんな甘っちょろい比喩を持ち出しても意味がないの。そうではなくて、暴力を基準に物事を決するのはよくないと謂うその一点にしか突破口はない。
2016-10-27 00:17:17社会に渦巻いている大概のマッチョな主張は結局詰まるところそれなんだよ。自己責任論然り、シバキ上げ然り。弱いことはそれだけで悪いことだ、そう謂う暴力の論理が未だにこの社会で幅を利かせているんですね。
2016-10-27 00:20:51「マウンティング」ってネットスラングがあって、格闘技用語って説もあるけど用法の実際を考えると「強い雄が弱い雄を雌として扱うことで序列関係を明確にする」って意味のほうが強いよね。だから、性差別って男性対女性の問題と謂うより暴力の論理の問題なんですよ。
2016-10-27 00:29:30戦国武将の間で衆道が嗜みとされていたのも、同性同士の間で性的な関係を結ぶことで社会的な関係性を強化する意味もあったわけだが、やっぱり長幼の序を明らかにする意味もあったと思うんだよね。
2016-10-27 00:31:48これもう、実際にキンタマ潰される奴が出てきたらホントに「隙があるから痴漢されるんだ」論者が言いそうだから怖い(笑)。 twitter.com/kamezonia/stat…
2016-10-27 00:44:28#秋の金玉潰し祭り #秋のキンタマ潰し祭り の前日譚的なまとめ/「日頃、性犯罪被害者にぶつけられてるセカンドレイプ的な暴言がどれほど暴力的であるか、身をもって知れ」という言葉の鉄拳制裁。 / “立場を逆にして日常的に理不尽を強い…” htn.to/sP6E8f52A2
2016-10-27 00:41:39@chronekotei コメ欄を見てると、「どこにそんな世界が」とかピンときてない男性らしき人が多くて、じき「実力闘争しかない」と言い出す女性が出てきそう/思考実験《#秋の金玉潰し祭り》タグまとめ - Togetterまとめ togetter.com/li/1041093
2016-10-27 00:53:33@kamezonia この比喩、残念ながら全然噛み合ってないんですよ。暴力の応酬のフィールドに持ち込んだせいで全然男性の暴力性にリーチ出来てないんです。
2016-10-27 00:55:08@chronekotei そうかもしれませんが、それ以前に「ああ、これも同じ理屈の悪罵があった」と思い浮かんでしまうので、ダブルでしんどいです。「言葉の暴力の暴力性」を拾い出して「なんちゃら増し増し」で食わされてるみたいな気分。悪寒。
2016-10-27 00:57:54@chronekotei そんで、そういう悪罵を言いそうな男性には全然ピンときてないらしいので、そこでまた、なんか悪意の応酬が凝縮されるみたいな……。敵をあぶり出すにはいいのかもしれんけど、共感を減らすにも役立ってそうで、いろいろげんなりしてツラいっす。
2016-10-27 00:59:56@kamezonia そりゃそうでしょう。暴力の論理を是とする立場からすれば、この比喩で弱い立場に共感すると謂うことは論理的に考えてもあり得ないですから。
2016-10-27 01:01:02@kamezonia 「キンタマ潰す」の生理的不快感で殴るなら、もっと不快な言葉が返ってくるだけの話です。意味のない応酬ですよ。
2016-10-27 01:03:13@kamezonia 結局この問題の出口って暴力性を捨象して社会的に解決することでしかないんですよ。性的な立ち位置を逆にして暴力の比喩にしても、それは暴力の論理に絡め取られるので「殴り返せ」にしかならないのです。
2016-10-27 00:59:34@chronekotei そりゃもう「お前ら、殴ってたんだって自覚なかっただろうけど、殴ってたんだよ。こうやって」って理屈ですもん。暴力の応酬ですよね、すでに。
2016-10-27 01:01:11@chronekotei たとえ話なり創作なりで「つまりこういうことなんですよ」というアプローチだったら、っていうか、そういうつもりで見てる人もいるんでしょうけどねぇ……。
2016-10-27 01:03:50@kamezonia 結局その比喩に共感してしまうのは、亀さんみたいに元々理解のある人だけだと謂う、何かいろいろ辛い話になるんですよ。
2016-10-27 01:04:36@chronekotei 共感つうか、構図は理解できるというか。あの、貧乏が原因でひどい目に遭ってきた子供が復讐のために犯罪を犯して捕まって、みたいな話を見たときの苦しさ、それが知らないわけではない子だったときのつらさ、のような。わかるけど、それやってもしょうがないじゃんとか。
2016-10-27 01:08:27