これまでの「はっち訳」シリーズ(2022/08/27更新)

私ことオペラ歌手の畠山茂(はっち)がオペラ歌手の視点で台本を全訳した「はっち訳」シリーズ。 4作目『フィガロの結婚』が出たタイミングで、今までのラインナップをまとめてみました。 電子版は全巻、Amazon の KDP(Kindle Direct Puplishing)での専売です。専用端末のほか、各種端末の専用アプリ上で読めます(アプリ自体は無料)。 出版年次の古いものから順次、書籍化しています。こちらも Amazon 専売です。
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畠山茂 / はっち / hacci @hacci88

「はっち訳」シリーズ4作目が出ましたので、過去作をご紹介する連ツイートを。('' )

2016-11-02 15:20:21
畠山茂 / はっち / hacci @hacci88

1作目:はっち訳『奥様女中』 頑固なお金持ちと小悪魔的なそのメイドの凸凹コンビが、衝突しつつ最後には夫婦になる=女中が奥様になる、ペルゴレージ作曲の幕間喜劇。 幕間喜劇は、真面目な3幕物オペラに挿入された2部構成の余興的作品。 amazon.co.jp/dp/B00IMHSNAM

2016-11-02 15:25:59
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2作目:はっち訳『ドン・パスクァーレ』 頑固なお金持ちが年寄りの冷や水で嫁取りを画策、追い出される羽目になった跡取り甥とその勝ち気な恋人が、友人の策を得て、嘘の縁談でお金持ちにギャフンと言わせる、ドニゼッティ作曲の喜劇オペラ。 amazon.co.jp/dp/B00WKRAJFW

2016-11-02 15:39:59
畠山茂 / はっち / hacci @hacci88

ちなみに「頑固なお金持ち」というのが共通していますが、これはイタリア・ルネッサンス期発祥の仮面喜劇 commedia dell'arte コンメディア・デッラルテ(コメディア・デラルテ)のパンタローネ Pantalone というキャラを踏襲したものです。

2016-11-02 15:44:13
畠山茂 / はっち / hacci @hacci88

「小悪魔的なメイド」「勝ち気な恋人(未亡人)」というのもコンメディア・デッラルテの典型的なキャラで、喜劇オペラでは先のパンタローネとよくコンビを組んだりします。コンメディア・デッラルテからのお約束で、パンタローネのほうが大抵やり込められます。

2016-11-02 15:47:00
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3作目:はっち訳『愛の妙薬』 勝ち気で可愛い村娘に恋する、朴訥な村の若者。ダンディな軍曹の部隊が駐屯に来て、村娘と仲よくなるので悄然。そこに現れたインチキ薬売りからインチキ惚れ薬を買って……という、ドニゼッティの喜劇オペラ。 amazon.co.jp/dp/B01F9LN45C

2016-11-02 15:55:14
畠山茂 / はっち / hacci @hacci88

第4作:はっち訳『フィガロの結婚』 結婚式今日の、伯爵家住み込みの従者とメイド。花嫁が伯爵に口説かれていることがこのタイミングで発覚、伯爵に立ち向かうことを決意した従者ですが、有象無象が──という、モーツァルト作曲の喜劇オペラ。 amazon.co.jp/dp/B01M73M6WQ

2016-11-02 16:03:27
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第5作:はっち訳『ドン・ジョヴァンニ』 あらゆる女を口説いて落とす、稀代の放蕩児ドン・ジョヴァンニ(ドン・フアン)。上級騎士の娘ドンナ・アンナを襲いに館に忍び込むが、珍しく不首尾に終わり、上級騎士を決闘で殺してしまう羽目に。そこから運命が狂いはじめ……。 amazon.co.jp/dp/B078QCLBHP

2017-12-31 18:18:15
畠山茂 / はっち / hacci @hacci88

第6作:はっち訳『ラ・ボエーム』 1830年頃のパリ。世に出る前の芸術家達が、窮乏と戦いながらも自らの才能を信じ、気ままでアクティブなボヘミアン生活(=ボエーム)を送っている。ある夜、そんな若い詩人・ロドルフォが執筆に悩んでいると、ドアをノックする音が……。 amazon.co.jp/dp/B07MM11J19

2019-01-09 21:20:42
畠山茂 / はっち / hacci @hacci88

第7作:はっち訳『コシ・ファン・トゥッテ』:女だったらみんなこう シリーズ第7弾。老哲学者に「女の貞節なんてw」と言われ憤慨する、二人の青年士官。変装してお互いの恋人を口説いてみることに。最初は激しく拒絶されるも、やがて……。 amzn.to/2SgtsnN

2020-02-26 20:40:05
畠山茂 / はっち / hacci @hacci88

第8作:はっち訳『椿姫』:道に外れたこの女 1850年頃のパリ。病に伏せっていた高級娼婦が久々に開いた宴の客の中に、場違いなほど彼女への純愛を抱いた青年が。初めて知る「愛し愛される」喜びに戸惑いつつ、やがて受け容れるが、神は許しても人には許されぬ恋となり……。 amzn.to/3wzos1n

2022-08-27 23:06:35
畠山茂 / はっち / hacci @hacci88

「はっち訳」シリーズ、以下続刊です! (^^*)

2016-11-02 16:09:21