認知症の叔父さんが、さらわれちゃった!

認知症高齢者の人生と資産を守る成年後見人制度とその落とし穴。…ぜったいに叔父に法定後見人をつける!のたたかい。
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加藤郁美 @katoikumi

法定後見人と別に任意後見人という制度があります。判断力があるうちに自分が選んだ後見人と契約し、公証役場で登記しておきます。判断力が無くなったとき、任意後見人や親族が家庭裁判所に「任意後見監督人」の申立てをし、監督人の監督のもとに任意後見人が、介護や資産の管理をします。

2016-11-06 08:42:15
加藤郁美 @katoikumi

問題はどこで「判断力がなくなったか」。まず、公証役場で「委任後見人契約」にサインした時ほんとうに判断力があったのか。判断能力が失われてしまったのに、監督人が付かないままになっていないか。公証役場に精神科診断書の請求権はなく、任意後見人になる予定の人に後見監督人申立の義務はない。

2016-11-06 08:52:14
加藤郁美 @katoikumi

叔父の場合は「委任および任意後見契約」という「移行型」の登記をカオルサヨコ氏にさせられてしまいました。叔父の判断力があるうちは、サヨコ氏が叔父と相談しつつ介護・資産の管理、判断力が無くなったら、任意後見監督人を家裁に申立て、サヨコ氏が任意後見人として介護・資産管理をおこなう契約。

2016-11-06 08:56:40
加藤郁美 @katoikumi

任意後見人への移行を前提とした委任者は、家庭裁判所が任意後見監督人を選定して、任意後見人になるまでは、いつでも辞めることができます。つまり、「本人にはまだ判断力がある」と主張して資産を売却&横領して、そして「委任及び任意後見人契約」を破棄することもできます。

2016-11-06 08:59:30
加藤郁美 @katoikumi

それをされた認知症高齢者は、老後の蓄えをすべてとられて、放り出されてしまうのです。なので、公証役場で締結できる任意後見制度は、問題が多い制度であり、任意後見法の改正あるいは廃止が望ましいと思います。

2016-11-06 09:00:55
加藤郁美 @katoikumi

法定後見人は不動産の売却に家庭裁判所の許可がいるが、任意後見人は許可無く売却できる、法定後見人の審査期間は保全処置がとれるが、任意後見監督人の審査期間は保全処置とれない、など。目的のあるひとたちはほんとうによく制度を把握しており、こちら右も左もわからず、後手後手になってしまいます

2016-11-06 09:12:51
とめちゃん with のまうま @turquoise_7blue

@katoikumi こんにちは。私の叔父も加藤様と同じような状況で私達家族から引き離されて施設に預けられ、真実を理解・知ることなく亡くなってしまいました。面会すら出来なかったので、見捨てられた・裏切られたと思いながら亡くなったのではないかと思うと、本当にやりきれません。(続

2016-11-05 11:39:09
とめちゃん with のまうま @turquoise_7blue

@katoikumi なんのお役にも立てませんが、叔父様が周りから大切に思われ、少しでも笑っていられる時間が増えますよう、心からお祈りしております。 お邪魔しました。

2016-11-05 11:43:40
加藤郁美 @katoikumi

@shimanami215 ありがとうございます…叔父さまお気の毒でしたね(泣)。なにか、蜘蛛の巣に引っかかってしまったような、物の怪の手に落ちたような、そんな感じですよね。ほんとうに、なすすべもありません。

2016-11-05 11:46:34
とめちゃん with のまうま @turquoise_7blue

@katoikumi 叔父が今まで精一杯生きてきたことや感情まで蔑ろにされてしまうことに恐怖を感じ泣いてばかりでした。 目的を定めて動く人には無駄がなく、私達の落ち度を悔やんでも時既に遅しで想像以上の理不尽なことだらけでした。 皆様、どうかお身体を労りながら頑張って下さい。

2016-11-05 12:06:23
加藤郁美 @katoikumi

@shimanami215  ( TДT)ううう、一言一句、おなじきもちです。やはりうちだけではないのですね。

2016-11-05 12:11:58
とめちゃん with のまうま @turquoise_7blue

@katoikumi 叔父の感情まで否定できる法って何なの?と驚き落胆することばかりでした。 嫌な目的を定めた人達とシステムに、加藤様とご家族の皆様が心を壊されませんように、ずっと心からお祈りしています。 私は叔父のお墓参りに行く度に謝罪をし、1人で20分くらい喋り続けています。

2016-11-05 12:31:37
加藤郁美 @katoikumi

@shimanami215 うううう…。きっととめちゃん様のお心は、叔父さまに伝わっています。とめちゃんさんには何の罪もないのに、なんという輩でしょうか。

2016-11-05 12:34:47
Taky @taky5566

@katoikumi 公証役場の本人確認は極めて杜撰です。印鑑証明を持参すれば本人と見なします。私の場合、父の死後に公正遺言書がでてきました。そこにある署名捺印は父のものとは異なっていました。公証人は、印鑑証明が正しいから問題ない、さらに本人であるかは幾つかの質問で確認した(続)

2016-11-05 10:37:03
Taky @taky5566

@katoikumi との説明。でも、父は公証役場に行けない状態だった。いろいろ調べると、遺言書が作成された時を挟んだ、2ヶ月間だけ、実印が異なる印鑑に登録されていた。市役所に聞くと、紛失届で容易に印鑑を変更できる(実はこの期間実印を私が預かっていた)。(続)

2016-11-05 10:45:21
Taky @taky5566

@katoikumi 同居していた兄夫婦が替え玉を使って、遺言書を作成したことが分かった。父の写真を持っていき、替え玉であることを確かめようとしたが、担当した公証人は退職していない。別な公証人と話したが、何年も前に会った人の顔は覚えていない、と言われた。(続)

2016-11-05 10:54:13
Taky @taky5566

@katoikumi この悪事を立証が無理とわかり、諦めた。今の日本の民法は、明治に制定された法律をベースに継ぎはぎでできているようで、関連する法律も民法を中核に制定されているため、私達の感覚とはずれていることが多いと思います。役所などの仕組みの隙をついて悪事を企むことは容易。

2016-11-05 11:04:33
加藤郁美 @katoikumi

@taky5566 うわわ、そんな手口も!公証役場に替え玉!…印鑑登録で本人確認って、ヘンだとわたしも思いました。…アチラ側は、法律を実によく研究?していて、「ああいうことされるかも…」という予想の一歩先を行ってますね。

2016-11-05 11:43:13
Taky @taky5566

@katoikumi でも、策士策に溺れる、と言われているように、嘘で塗り固めたものはどこかで馬脚を現します。長い間、闘っていると、相手の主張に綻びがでてくる。課題は、こちらにどこまで争うのか、の意志と根性です。

2016-11-05 11:53:48
加藤郁美 @katoikumi

@taky5566 だいじな言葉、ありがとうございます。弟を思って夜もねられない父のために、がんばります。

2016-11-05 11:56:37
Taky @taky5566

@katoikumi 自分の生活があるので、段々、辛くなります。なので、拳を振り上げる前に、どのような展開が考えられるのか、自分としてのシミュレーションを行うと良いと思います。専門家の意見を聞くこともお勧めします。

2016-11-05 11:56:46
加藤郁美 @katoikumi

@taky5566 …ほんとうにそうです。味方側の親族内でも叔父を思うあせりから軋轢がおきます。…申立は弁護士さんをお願いしてます。でも、何かを突破するときは、自分たちの意思や決断がひつようですね。

2016-11-05 12:14:03
Taky @taky5566

@katoikumi 弁護士に頼んでも万能ではなく、弁護士は家庭の中までなかなか立ち入れないので、基本的に情報の収集や事実調べは自分たち(依頼人)で行う必要があります。また、一般に弁護士は1人でかなりの数の案件を抱えているので、調査に時間を避けない事情もあります。

2016-11-05 12:23:06
加藤郁美 @katoikumi

@taky5566 「個人情報」の壁があちらこちらに! 個人情報というヤツは、ダダ漏れのようでいて、いざとなるとやっかいですね。

2016-11-05 12:31:49
Taky @taky5566

@katoikumi はい、そうですね。戸籍謄本にしても取得が難しい。弁護士ならある程度職権でてきる部分があるけど、だからと言っても、弁護士も立場(後でトラブルが起きないようにする頭の配慮)があるので、簡単には動きません。また、時間も費やすることになるので、やりたがらないですね。

2016-11-05 12:36:58