強がり

∞深唯♡妄想∞ @yasumico83

強がり 75 ｢飽きられたんですよ？どんな顔して会えばいいの？｣ 《飽きるて…ありえんよ》 3杯目のカクテルは綺麗なブルーで 少しだけ苦く感じる 《それ飲んだら終わりにしよな？》 ｢ですよね、彼女さん待ってるから…ご迷惑ですよね…｣ #強がり #エイトで妄想

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強がり 76 《そうやなくてさ…》 ｢すいません…ほんとに…｣ 丸山君の手が腰に回されたことに気づき 慌てて立ち上がろうとすると抱きしめられた 《酔ってるん…気づいてるか？》 ｢酔ってないですよ？｣ #強がり #エイトで妄想

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強がり 77 《ふらふらしとるの…わかってへんやろ？》 ｢子供じゃないです…このくらいで…｣ 視界がぼやけてきて天井がぐるぐる回ってる気がした ｢ここ…｣ 《気づいたんか？》 ｢丸山君…？｣ 《俺と飲んでたことも覚えとらんの？》 #強がり #エイトで妄想

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強がり 78 私は真っ白い壁に 真っ白いベッドの上にいた ｢ここ…｣ 《ホテルやで》 ｢え？｣ 《だって…君んち知らんし》 Tシャツも履いてたロングスカートもなくて 下着だけになってる自分に気づく #強がり #エイトで妄想

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強がり 79 《だから言うたやろ？飲みすぎやって》 ｢あの…｣ 《シたよ》 丸山君は私のTシャツとスカートをベッドの上に乗せると 立ち上がり背を向けた 《はよ、着…送るから》 泣きそうになりながら渡された服を着た #強がり #エイトで妄想

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強がり 80 着替えをすませ終わると 振り向いた丸山君はいつもの笑顔を見せた 《次は襲うよ？》 ｢え？｣ 《だから飲みすぎたらあかん》 ｢じゃあ…｣ 《何もしてへんよ…でも他の奴やったら危ないからな？》 ｢ありがとう…｣ #強がり #エイトで妄想

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強がり 81 《あとな…好きならちゃんと言いや？》 ｢え…｣ 《ずっと章ちゃんの名前呼んどったで》 丸山君は私の頭をポンポンして微笑み タクシーでマンションの下まで送り届けてくれた #強がり #エイトで妄想 pic.twitter.com/PFnYyhFWWZ

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強がり 82 《ここで大丈夫やろ？》 ｢はい｣ 《じゃ、また現場でな？》 ｢ありがとうございました｣ 丸山君が乗ったタクシーを見送り マンションのロックの前へ行くと 目の前に章大がいた ｢章ちゃん…どうして…｣ #強がり #エイトで妄想

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強がり 83 ｢違うの…丸山君は…｣ 『関係ないから』 章大の冷たい目線と 冷たい口調が突き刺さった ｢そうだよね…別れてるんだもん｣ 『忘れ物取りに来ただけや』 ｢いま開けるから｣ 『もうええわ…捨てて』 #強がり #エイトで妄想

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強がり 84 それだけ言って章大は足早に 暗い夜道に消えていった 丸山君に言われた通り 次に章大に会ったら言おうと思ってた想い 言うことも出来なくなった言葉… まだ…章ちゃんが好き #強がり #エイトで妄想 pic.twitter.com/wW7MYf8NS3

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強がり 85 俺は見たんだ マルと君がバーで寄り添ってる姿を… ドラマのプロデューサーに誘われて 来ることのないお洒落なバーに連れてこられボックス席につくと カウンターが目に入りすぐに君だとわかった 隣にいる後ろ姿も俺の知ってる背中だった #強がり #エイトで妄想

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強がり 86 マルは君の腰に手を回し 君はマルに抱きつくように見えた その光景を見て スタジオでマルに肩を抱かれていたことを思い出した 疑いたくないのに 疑うしかなくなる俺は プロデューサーの話も耳に入ってこない #強がり #エイトで妄想

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強がり 87 昨日… 君の家に泊まり抱いたことすら覚えていないこと きっかけを作って謝ろうと思っていた なのにこんな状況を見せられて 俺はどうしたらいい？ マルは君の身体をしっかり抱きとめ 席を立ち店から出て行った #強がり #エイトで妄想

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強がり 88 それから1時間ほど落ち着きのない俺は 仕事の話をしながら飲んでも飲んでも酔えない酒を飲み プロデューサーと別れると そのまま君のマンションへ向かった #強がり #エイトで妄想 pic.twitter.com/fqFEq20suP

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強がり 89 ずいぶん前にバーを後にしたのに君は帰ってくる様子もなく 2時間も待ったところで俺は諦め帰ろうとしたとき 1台のタクシーが止まる 君が降りてきてホッとした俺の目に飛び込んできたのは タクシーの窓から顔を出し笑顔で手を振るマルだった #強がり #エイトで妄想

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強がり 90 俺に気づいた君は弁解でもするかのように慌てていた その姿を見て 会いたくて何時間も待った俺は 荷物を取りに来ただけ… なんて強がった 何もかも上手くいかない… #強がり #エイトで妄想 pic.twitter.com/606InsylOG

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強がり 91 嘘や…ずっと好きや…愛してる そんな簡単なことを口に出せない俺は 黙って君を抱きしめることさえ出来なかった 『もう…あかんのやろか…』 〈マルと寝たん？〉 答えたくなかった それが本当でも俺は認めなくなかったから #強がり #エイトで妄想

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強がり 92 〈マルに聞こうか？〉 『ええよ…もう…』 〈諦めるんか？〉 『どうしたらええと思う？』 〈オンナ紹介しよか？〉 『それはええよ…』 〈アイツはマルと寝たんやろ？お前も遊べばええんちゃう？〉 そんな簡単なことなんかな… #強がり #エイトで妄想

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強がり 93 マルと…寝た 気が狂いそうで 俺は目の前のドアを叩き続けた ｢章ちゃん…何時だと思ってるの？｣ 『ん？何しとん？』 君が…いた 忘れたくても忘れられないやんか… なんでいつも俺の前に現れるんや？ #強がり #エイトで妄想

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強がり 94 俺はまた君のベッドの上で目覚め 慌てて自分を見ると洋服は着たままで安心した ソファの上で眠っている君に近づくと 俺に気づき君は目を覚ました 『章ちゃん…』 起き上がる君を抱きしめて 俺はソファに押し倒した #強がり #エイトで妄想

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強がり 95 ｢やめて…｣ 亮の言葉を信じた 「章ちゃん…嫌っ…」 お前に気があればやらせてくれるんちゃう？ 亮の言葉を信じた それより君に触れたくて 君を抱きたくて仕方なかったんだ #強がり #エイトで妄想

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強がり 96 ｢嫌っ、やだっ…章ちゃん…いや！｣ 俺を押しのけようとする君を抑えつけ 無理やりキスをし服を脱がせ始めると 泣きながら抵抗を続けた 君の涙を見て一瞬怯んだ俺は 突き飛ばされソファから落とされた #強がり #エイトで妄想

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強がり 97 ｢なんで…なんでこんなことするの？｣ 『ごめん…』 ｢酷いよ…忘れようとしてるのに…｣ 掴んだ腕を振り払い 君は俺から離れるように立ち上がった ｢帰って…もう…来ないで｣ 涙を流しながら君は俺に訴える #強がり #エイトで妄想

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強がり 98 『聞いてくれへんか？』 ｢何を？もう別れたんだよね？｣ 『だから…』 ｢別れたのになんで来るの？｣ 『なぁ…俺な…』 ｢会いたくない…嫌い…｣ 『マルか？』 ｢え？｣ 『あいつ…に惚れとるん？』 #強がり #エイトで妄想

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強がり 99 つい発してしまった言葉は元には戻らない 君は崩れ落ちるように座り込んだ 『ごめん…違うんだ…』 泣きじゃくる君を抱きしめようと 背中に手を置くと ｢触らないで…｣ それ以上俺は何も出来ずに 君の部屋をあとにした #強がり #エイトで妄想