何故か書き始めた発声についての話

突然始まった自論語り。
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福 出 @Yide_3khz

・・・なんか気が向いたから自分の中での確認も含めて発声やら呼吸やらに関するメモ書くか

2016-11-13 14:58:03
福 出 @Yide_3khz

と思ったが、首尾一貫した記述になる気がしない

2016-11-13 14:58:37
福 出 @Yide_3khz

心の準備→体の準備→呼吸→発声→発した音を聞く、な順序か

2016-11-13 14:59:27
福 出 @Yide_3khz

まず歌う時の心の準備。 気張らない。これ大事。本番だろーが練習だろーが、同じコンディションで歌うために、常に、気張らない。 あと、「自分が一番上手い」と思う。思うだけ。言ってもいいが、ウザがられるだけなので。こうすると自信が付いて、心身ともに無駄に縮こまることがない。

2016-11-13 15:04:04
福 出 @Yide_3khz

つまり大事なのは、何事にも動じず、常に自分らしく、そして誇りある「王者の品格」(

2016-11-13 15:04:53
福 出 @Yide_3khz

次に体の準備。 脱力やら正しい姿勢やら、いろいろ言われているが個人的に大切なのは「常識に囚われない」こと。 もちろん無駄に力が入らずにいい姿勢で歌うのは大事だが、それに固執すると心身が凝り固まって、どんどん自由でのびのびとした発声ができなくなってくる。

2016-11-13 15:07:32
福 出 @Yide_3khz

一般の方法に従うとすれば、心がけるのは上半身の力を抜くこと。下半身は最悪どーでもいい。特に首周りと顎に力が入ってると歌ってるうちに猛烈に疲れるからNG。 正しい姿勢は、背筋が伸びてればいいです。「身体の重心が~」とかも言うが、背筋伸ばして立とうとすれば、重心は浮かないはず。

2016-11-13 15:12:11
福 出 @Yide_3khz

んで次は呼吸。 よく「腹から声出す」みたいなことが言われるが、この言い方、逆効果だと思うんだよね。腹から声出そうとすると、息吐くときにお腹全体に力を入れちゃうんだけど、これだと上半身がガッチガチに固まっちゃうのよね。歌う前にストレッチや準備体操で脱力させたのが台無し。

2016-11-13 15:17:44
福 出 @Yide_3khz

@No_2_Forest お腹全体っていうか、胸の方まで固まっちゃう。これだと息が気管を自然に流れていけないし、喉周りも一緒に固くなりがちだからほんとNG

2016-11-13 15:22:18
福 出 @Yide_3khz

呼吸で大事なのは、お腹で「吐くこと」ではなくお腹で「吸うこと」。お腹で吸おうとすると、無理しない限りたぶん下っ腹の方にだけ力が入るとおもうんだよね。 そのへんはもう下半身の領域で、下半身は力入ってようがなかろうが最悪どーでもいいのでそれでよし。むしろ下半身は安定してた方がいい

2016-11-13 15:20:29
福 出 @Yide_3khz

ようは「お腹で吸うが、お腹で吐くな」ってことです。「お腹から声を・・・」とか考える必要はあんま無い。

2016-11-13 15:23:44
福 出 @Yide_3khz

次は発声。 ポイントは2点。一つはさっきも言った「お腹から声を出そうとしない」こと。もう一つは「声は声帯ではなく『軟口蓋』と呼ばれる部分で発生すると思う」こと。これがなかなか難しい。

2016-11-13 15:26:53
福 出 @Yide_3khz

一点目の「お腹で声を出さない」はさっき書いた通り。 お腹で声を出そうとすると首周り、つまり声帯が固まっちゃう。そうすると、声が出しづらいだけでなく、喉を痛める原因になる。 お腹で息が吸えれば何も意識しなくても勝手に声出すときにお腹に力が入るので、そんなこと考える必要は無い。

2016-11-13 15:30:08
福 出 @Yide_3khz

よく教書とかで「最低限の力だけ残して、体は脱力させます」とか言うが、この「最低限の力」というのは、お腹に入れた空気で声を出そうとすると勝手に入ってる。注意して感じないと力が入ってるのがわかんないレベルの力。慣れないうちは自分から力入れようとは考えなくていいと思う。

2016-11-13 15:34:32
福 出 @Yide_3khz

2点目「声は『軟口蓋』で発生する」。発声じゃなくて発生な。 舌を上顎に沿って奥に進ませると、最初固いんだけど、奥の方に柔らかい場所があると思うんだが、そこが軟口蓋(なんこうがい)。ヤワらかいクチのフタ、な。 声は、声帯じゃなくてそこで発生します(

2016-11-13 15:38:31
福 出 @Yide_3khz

いや、構造的には声は声帯で生まれるんだけどね?あくまで意識の話。 声帯で声が生まれる~って考えながら声出すと、意識がそこに集中して喉周りがどんどん固くなっていくんだよね。それを回避するためのイメージなんだ。 喉周りが固くなるのはさっきも書いたけど、喉壊す原因だからね。

2016-11-13 15:40:39
福 出 @Yide_3khz

よく声楽家の先生方は「声が頭の後ろを通って頭のてっぺんから出る感じ」とか説明なさるのね。 でもこの説明だと声の発生源が声帯のままだから、そう意識していなかったとしても、無理して声を頭の上に上げようとして、咽に力がはいっちゃったりするのね。僕はあんま好きじゃない。 pic.twitter.com/bbqU3Emtcg

2016-11-13 15:48:29
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福 出 @Yide_3khz

でも、軟口蓋から声が出てるとすると、声帯から声が出てるわけじゃないから声帯が意識から外れて、力が入ることがなくなる。完全になくならなくても、声帯の負担は減る。 んで、声の発生源が位置的に高い分、頭のてっぺんに声が行きやすいんだな。一石二鳥。 pic.twitter.com/kJh64w8xLi

2016-11-13 15:57:21
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福 出 @Yide_3khz

「なんで声を頭のてっぺんに送るの?」 音の発生源の位置が高いほうが、遠くまで飛ぶでしょ? 口から声が出るよりも頭のてっぺんから出たほうが、音の飛びが良くなって、それだけでのびのびとした声になるんですよ。

2016-11-13 16:00:27
福 出 @Yide_3khz

まぁ2点目のこれは、あくまで「意識の話」であって、マイクとかはちゃんと口の前に置いてね☆ でも、人の声って不思議な楽器で、意識を変えるだけで、劇的にいい音になったり、とてもじゃないけど聞いてられない音になったりするんよ。

2016-11-13 16:05:00
福 出 @Yide_3khz

ちなみに教書とかでもよく書かれる「鼻腔共鳴」。鼻の内部空間に声を響かせるってことなんだけど、これもあんま意識しすぎると力が入っちゃうのでそんな気にする必要ないと思う。 意識するとしたら、口閉じて低音でハミングした時に、鼻の奥でビリビリ響くとこに普段も声をのせるって思うだけでおk。

2016-11-13 16:14:22
福 出 @Yide_3khz

なんとなーく「あ、今鼻の奥で響いてんな~」って感じれればそれでいいだろう。 だいたい、軟口蓋で声がでるイメージが掴めると、勝手にそのへんは響いてる。軟口蓋での発声のイメージは「声帯の負担を減らし声を頭頂に上げやすくする」だけでなく、「鼻に声を響かせる」ためでもあるんだ。

2016-11-13 16:17:00
福 出 @Yide_3khz

発声の次は「音を聞く」。 これが一番手間というか、一朝一夕で出来る話ではなくて(他のこともすぐ掴めるわけじゃないけども)、ながーい期間かけて耳の「聞く能力」鍛えていかないといけない。を

2016-11-13 16:29:13
福 出 @Yide_3khz

とりあえず、携帯のボイスメモか何か適当でいいから、自分の声を録音して聞いてみる。これがほんっっっと大事。 天性の感覚を持ってるか、合唱とかやってる且ついい環境で練習できてでもしない限り、自分のNOWで発してる声が「良い声か」「正しい音の高さか」を耳で判別するのは難しい。

2016-11-13 16:33:19