ペットショップのローンの罠

じょうぞう @jouzou

知り合いが130万円の着物を47万円に負けてもらって、金利18%の36回払いで買ったんだって。利息で14万円だよ。

じょうぞう @jouzou

ペット屋のローンシミュレーションもそうだけど、なんでこんなに金利が高いの？ショップは金融機関からバックがあるわけ？

じょうぞう @jouzou

「ローン」というのも金融機関の商品の一つだから、我々消費者は様々な機関を比較検討し、一番お得な業者を選定する必要がある。

じょうぞう @jouzou

たとえばペットショップで20万円のトイプードルを買うとする。するとペットショップは、みなさんそうしています、というセールストークでローン払いを勧めてくる。

じょうぞう @jouzou

店員が言うには36回払いを選べば月の支払いはたった7,230円で済むらしい。それならまあ捻出できるから家計を圧迫することはなかろうとお客は判断し、信販会社（ジャックスなどのローン会社）に審査申請をし、最終的にトイプーをゲットできる。

じょうぞう @jouzou

この場合、お客の返済総額は260,280円となり、お客はこの価格帯の金利上限である金利18％で分割払いすることになる。現金一括で購入するよりも60,280円も余計に支払わないといけない。

じょうぞう @jouzou

そして、ペットショップは信販会社からバックマージンをもらえるので、現金一括で販売するよりも儲けが多くなる。そのため、積極的にローン払いをお客に勧める。

じょうぞう @jouzou

またペットショップとしては、多額の現金を店舗に保管しておく必要がなくなるので、防犯上のメリットもある。

じょうぞう @jouzou

信販会社としては、ペットショップとそのお客にローンを利用してもらうことで、分割払い手数料を自動的に獲得でき、少ない手間で毎月儲けが発生する。

じょうぞう @jouzou

じゃあ結局のところ、お客が利息を払って他の企業を儲けさせるだけかというと決してそうとも言えない。

じょうぞう @jouzou

お客は貯金が少なくても、それを不安定化させずに欲しい物を手に入れることができる。また、手元に残った資本を運用し、金利以上のパフォーマンスで投資活動を行う限りは、分割払いを選択するほうがメリットが大きいのである。