ねぇー忠儀の場合

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あみ @ami_qitt25

26 『やって、俺と2人やと、、あれやんか…ほら、なんか、、なあ、、』 なんとなく語尾を濁らせるから 「待って、、だったらあたしが出てかなくちゃ、、此処は大倉君の家だし... あたしがどっか、」 『ええって、おって、、俺が居って欲しい、』 #ねぇ

2016-11-15 23:42:01
あみ @ami_qitt25

27 そこまで言った所で隣の部屋のドアが 開いたから2人で慌てて部屋の中に 『びっくりした』 「ほんとに」 玄関の中で顔を見合わせて2人で 『とりあえず、中入ろうや』 「うん」 リビングに入って何となく 「なんか飲む?」 #ねぇ

2016-11-17 00:49:04
あみ @ami_qitt25

28 『ん、ああビールかなぁ』 なんだかそんな会話さえも普通過ぎて クスクス笑うと 『へ?なんなん、変な事言うた?』 「違う、なんか普通過ぎて」 ビールを手渡しながら 『ああ、なんか熟年夫婦みたいやな』 「ほんと、、」 #ねぇ

2016-11-17 00:49:12
あみ @ami_qitt25

29 そこまで言った所で急に真面目な顔で 『ならへん?』 「ん?」 『熟年夫婦...とまでは行けへんけど、、気を遣わへん、、関係に...』 ...待って、それって、、 『俺と付き合わへん?...って事なんやけど、、あかん?』 #ねぇ

2016-11-17 00:49:19
あみ @ami_qitt25

30 「え、、あかんって、待って、理解出来ない」 ハァーって息を吐くと 『ずーっと思うとった、紹介せんかったら良かったって... やって、お前あいつと居って幸せそうや無かったもん、頑張ってるなぁって... 無理しとるんや無いかなぁって、、 だから...』 #ねぇ

2016-11-17 00:49:27
あみ @ami_qitt25

31 なーんだ、判ってたんだ 確かに彼は好きだったし、 初めはそんな事気にして無かった… でも、何処かで無理してたのが彼にも 伝わって そんな自分を認めたく無くて 「でも、同情なんか...」 『同情ちゃうって、あいつとお前が付き合い初めて、俺、分かったんよ』 #ねぇ

2016-11-17 00:49:43
あみ @ami_qitt25

32 「分かった?」 『ああ、、解った... 俺、、お前が好きやったんやって』 なんかサラッと告白された様な #ねぇ pic.twitter.com/HAYamFqWG5

2016-11-17 00:49:54
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あみ @ami_qitt25

33 向かいあって座って 「...本気で言ってるの?」 『本気で言ってるんやけど』 俯くあたしに 『今直ぐや無くてええよ… やって、まだやろ、、 ヤスの事忘れられへんやろし、、』 「ん...」 #ねぇ

2016-11-17 16:05:04
あみ @ami_qitt25

34 『ええよ、今まで待ったんやから... あ、でも、気にして出てくとか無しやで、、』 「ん、」 『それと、俺が我慢できるうちに返事してな』 「我慢?」 フワッと笑うと #ねぇ pic.twitter.com/NoxXzYhBpO

2016-11-17 16:05:11
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あみ @ami_qitt25

35 『うん、いつ襲いたくなるかわからへんから...』 そう言ってから、ちょっと難しい顔したと思うとあたしの隣に来て座ると 『ごめん、あんま長く持たへんかも...』 そう呟くと、優しく唇が重なって ゆっくり離れた #ねぇ

2016-11-17 16:05:13
あみ @ami_qitt25

36 彼の手が肩に掛かったままで 少し身体が離れて バツが悪そうに照れてるから 「ねぇ、、 好きって...もう一度言って?」 『え?...』 END #ねぇ pic.twitter.com/aAxqv5To65

2016-11-17 16:05:19
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