- cocoatalk2
- 2857
- 0
- 0
- 0
「ほほえんで~」のお歌、採りました。上句は現況、下句は心象と読みました。醸されている秘密めいた不穏なものは、同時に魅力的なものでもあるのだと。まさにコントラストの妙でもあり、妖しい感じが素敵でもあり、でした。 #kimagurekakai
2011-02-26 09:51:58このいずれ水になるのですから…というお歌、雰囲気がいいなあというみなさんのご意見の通りで、採らせて頂いたんですが、少しイメージがだぶついているような印象を受けました。 #kimagurekakai
2011-02-26 10:41:55いずれ水になるのですから…という言葉がそのまま雪にかかっているので、白いイメージが出てくる。そのあと、酒粕をとく、といっている。イメージが白いものなので、やや「つきすぎ」に感じました。雰囲気はいいのでこのままでも良いのですが。 #kimagurekakai
2011-02-26 10:49:21作意としてはイメージを合わせようとして「雪の日の」という言葉を入れたんでしょうが、ちょっと水になる、雪、酒粕ときれいなアイテムが揃いすぎたかな、という印象です。 #kimagurekakai
2011-02-26 10:53:09@cocoatalk2 でもその辺がストレートに良さにつながってるんではないでしょうか、この一首。揃いすぎといわれるのも分かるのですが。 #kimagurekakai
2011-02-26 11:03:56@Assam_Occam うーん。難しいところですね。案外「「死」とかそういうところを深く考えているわけではなくて、水になるのは、「雪」であるような気もしますね。そういう点だったら「雪の日を」は残したほうがいいでしょうしね。 #kimagurekakai
2011-02-26 11:23:09出遅れですが、現在の掲出歌に感想をいずれ水に~のお歌。水、雪の日、酒粕の繋がり方はよかったのですが、ひとりの鍋、というところでなんだか僕の受容が躓いてしまった感が。 #kimagurekakai
2011-02-26 11:42:41ほほえんで~のお歌の読みに関しては@Assam_Occamさんと被るところがあって、誰がどんな風にほほえんでいて、それが密造酒とどう関わるのか? ということがうまく外挿できなくて。 #kimagurekakai
2011-02-26 11:55:06ほほえんで~のお歌は安らかな眠りという平和の裏側で非合法の流通物が生まれているんだよ、という皮肉なのかなと思います。ただ、主語省略=一人称の省略という感覚から抜け出せなくて、そこが僕の受容の躓きになりました。 #kimagurekakai
2011-02-26 12:00:39@Assam_Occam これ、歌会で持ち出していいことかわからないんですけれど、塚本邦雄的の「水葬物語」にあるような市民社会への皮肉なのかなって。密造酒という語用もそれを思わせられます。 #kimagurekakai
2011-02-26 12:51:06ほほえんで眠る夜にもふつふつと地中に醸されゆく密造酒/これはコントラストという評が結構出ていましたが、歌意をとると、(私が)ほほえんで眠っている夜にも、何か不穏なものが(自分が寝ころんでいる)地面の下にかもされていく、そういう感じの歌だと思います。 #kimagurekakai
2011-02-26 14:37:48こういう使い方って上手く行く例が多くて、たとえば「おおはるかなる沖には雪のふるものを胡椒こぼれしあかときの皿(塚本邦雄)」のような遠景と近景を対比させるような歌の作り方ですね。そのラインで短歌としてまとまっているかな、と思って採らせていただきました。 #kimagurekakai
2011-02-26 14:39:59少し推敲が必要なのは細部の部分なのかなという気がして、この歌はかもされゆく、っていう必要があったのかな、と思います。密造酒ってそれこそかもされてゆくものなので、「ふつふつとかもされゆく」って結構説明的に言葉を入れちゃってる感じがしちゃいました。 #kimagurekakai
2011-02-26 15:10:21@cocoatalk2 後半部の説明的な語をさしかえしたりして、前半部の「(私)が眠る間に」とのつながり方を浮かび上がらせるとかすると分かりやすくなるでしょうかね。 #kimagurekakai
2011-02-26 15:52:01@ry_pekepom まあ歌会だからちょっと細かく読んじゃいますが、全体的にはこれで完成していると思いますよ。評も入っていますし。#kimagurekakai
2011-02-26 16:14:13@cocoatalk2 僕としては採れなかった歌だけど、一応の完成はしているってのは同意ですね。 #kimagurekakai
2011-02-26 16:20:01少々出遅れましたが、いずれ水になるの~ の歌。淡々とした所がいいと思いました。水、雪、酒粕の言葉にイメージの統一感を感じました。@cocoatalk2 さんの言われる通り揃いすぎという感もありますが、それが淡々とした全体のイメージかとも思いました。 #kimagurekakai
2011-02-26 18:13:01「雪の日のひとりの鍋」って説明的で、それは興醒めな感じを受けました。「ひとりの鍋」が説明的かっていうとむしろ舌足らずな言い回しだとも思えるのですが、下の句全体が何となく説明っぽい。上の句の話し言葉を活かすには何かを削らなければなのかもしれません。 #kimagurekakai
2011-02-26 18:39:17醸されゆく密造酒 の歌。「ほほえんでねむる夜」少々ありふれ感を感じました。もしかしたら作者さんもそれ判ってるような気もして「微笑んで眠る夜」ではなくてひらがななのでしょうか?微妙なところなのですが、そのあたり入れられなかったところかなあ。 #kimagurekakai
2011-02-26 18:41:14密造酒 続き。あと、「醸す」って言葉比較的良いイメージってありませんでしょうか?確かにお酒なので醸すのだと思いますが、なにか密造酒(こっちは悪いようなイメージ)に上手く繋がってないような気がしました。 #kimagurekakai
2011-02-26 18:41:26密造酒 続き。全体の歌意は判るのですが、細部はもう少し考える余地がありそうな気がしてならないのですが、どうなのでしょうかっ。#kimagurekakai
2011-02-26 18:41:57@tafots 短歌の手法として、上の句で情景を描いて、下の句で内面を述べると言うのがありますが、この場合逆なのだと思いますが、下の句で情景を述べているのだと思います。なので説明的なのかもしれません。 #kimagurekakai
2011-02-26 19:11:08@tafots ただ、おっしゃることは判るような気がします。短歌的な作りではなく、上の句を生かす様なつくりが出来ればもっといいかもしれません。でも、そこまで言ってしまうとその歌の評からずれてしまうような気も私はしますがっ。 #kimagurekakai
2011-02-26 19:11:37@katuo0076 「やがて水になるのですから」という上の句を生かすためには、「ひとりの鍋」ではむしろ話し言葉すぎるように思うのです。よりすっきりと無駄のない、正確な言葉であれ、というふうに考えました。 #kimagurekakai
2011-02-26 19:30:31