ゲーム企画屋chiesugiさんが語る、学生とプロの企画書の違い

都内ゲーム会社勤務の@chiesugiさんの語るゲーム企画書論。 ゲーム業界企画職への就職を目指す為に学生が作る企画書と、プロがクライアントを説得する為に作る企画書との違いとは。
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杉本ちづる @chiesugi

会社入ってから読んだ覚えがwww そのときは途中くらいまでしか企画書の書き方は無かったんだけど、意外と考えるとことは似ているということは、ある程度の共通解があるのかね。っておもった横尾さんのゲーム企画志望者向け(?)ブログ ⇒ ブッコロ http://bit.ly/h2gmSV

2011-02-20 06:09:30
杉本ちづる @chiesugi

【再掲】意外と考えるとことは似ているということは、ある程度の共通解があるのかね。って思ったり。そろそろ来年の新卒採用に向けて動きが始まるのかしらん? 横尾さんのゲーム企画志望者向け(?)ブログ ⇒ ブッコロ http://bit.ly/h2gmSV

2011-02-20 13:29:55
杉本ちづる @chiesugi

さて、昨日企画書の話を見ていたのだけれども、ふと自分の企画書の書き方を振り返ってみようと思う

2011-02-20 15:39:50
杉本ちづる @chiesugi

ちなみに現時点の私は中堅のゲーム会社に勤務している。今の職種はゲームデザイナーとかディレクターとかプランナーとかそういうカンジ。基本的にはCSゲームを作りたくてゲーム会社に応募した。同人ゲームやらエロゲの塗りとかいろいろ関わったりしたけど、商業ゲームはもちろん作ったこと無かった

2011-02-20 15:47:00
杉本ちづる @chiesugi

あ、それは今の会社に入る前のことね<商業ゲーム作ったことないあたりのくだり。で、特に大きく変ったことなく小中高大学とまったくゲームとかクリエイティブとか関係ないところの進路をたどるわけです。大学の時に同人ゲームとかお話書くとかエロゲ塗りとか経験するわけ

2011-02-20 15:48:56
杉本ちづる @chiesugi

で、大学在学中に結婚して、商社のIT会社的な堅実なところに就職して、フィールドエンジニアっていうかプリセールス的なことをしながら、離婚して東京に夜逃げして(笑)、半年くらい派遣バイトしてニートしてから、今度は不動産売買/賃貸管理システムの営業をする。そのときに彼女がいたりもするw

2011-02-20 15:52:20
杉本ちづる @chiesugi

で、いろいろあってその彼女と別れて身体(っていうか精神)悪くして半年くらい休業して就職活動して今の会社に入る。今の会社入るのが2007年の8月くらいかな? 前置きが長くなったけど、別にゲーム企画の勉強をしたわけでもなく学校に言ったわけでもない。

2011-02-20 15:54:11
杉本ちづる @chiesugi

趣味としてサーバ立てたりするのも楽しかったし、書類作るのも好きだし、DTPするのも好きだし、落書き描くのも好きだった。MIDIするのも好きだしコーディングは嫌いだったwww 好きだということは素養はあったのかもしれないねwww

2011-02-20 15:56:47
杉本ちづる @chiesugi

ただし、ゲーム機はほとんど触っていなかったせいぜいSFCで遊んだ記憶がある程度。それも中学生とか高校生くらい。そこからPCで絵描いたりDTMやっていた方が楽しかったんだよね。ということで、10年ほどゲームを遊んでないくせにゲーム業界とか楽しいかもとか考えて、就職活動するわけだ

2011-02-20 15:58:35
杉本ちづる @chiesugi

ちょーど一緒に住んでる相方がその道のエラい(エロい)人なのでイロイロ教えてもらった。さらに業界的に分からんので、その辺学ぶのが面倒なので転職エージェントに教えてもらって、ちょくちょく応募する。ちなみに私は実力で今の会社に就職したとは思っていない。運とタイミングだ。

2011-02-20 16:00:12
杉本ちづる @chiesugi

その当時に私が書いていた企画書を、自分で就職書類として評価するとなると「カエレ」って感じになること受けあいだwww 就職や転職なんてそんなもんだと思うし、ウマが合えばとんとん拍子に行くものだ。ただ一定のテクニックやスキルは必要だとは思うんだけどね… 前置きがどんどん長くなる…

2011-02-20 16:02:32
杉本ちづる @chiesugi

で今の会社に入ったわけは、あるエージェントに行って、「S社に応募したんですけど返答無くて困ってるんですよ~」ってマジに軽いノリで話していたら「あ、S社は前に役員していたところだから、紹介しておきますよ」となって2日後には社長面接で、面接中に「じゃ、明日からね」っていうことに。

2011-02-20 16:05:03
杉本ちづる @chiesugi

まぁ、実態はそんなモンだと思いますよ。とくにゲーム業界とかは。どこの馬の骨か分からん未経験の中途とか新卒とかって「誰かの紹介」くらいでないと採用なんて考え付かないよwww ともかく、ソレまで応募した会社は20社くらいで、今の会社に入ったわけ。もちろん他の会社は面接どまりで内定無

2011-02-20 16:06:57
杉本ちづる @chiesugi

で、応募書類としての企画書は、2~5くらい。20ページくらいの長めのもの2つと8ページくらいのまとめたものが3つくらい。長いものは書類にするのに2日。画像はどれくらい掛かったかわからない。3日くらいかな? ペース的には今もそんなに変らないね。進歩しない自分www

2011-02-20 16:10:07
杉本ちづる @chiesugi

そのときの自分は最近のゲーム触ってないとはいえ、ゲームの内容としてはまぁまぁ、「それまでにはない」けど「突拍子でもない」っていうバランスとしては悪いものでもなかったと思う。ちょっと目を引くところは少ないけど、作りやすそうっていうのはあったかもしれない。

2011-02-20 16:12:28
杉本ちづる @chiesugi

さてと、ないようにあまり踏み込むことは守秘義務があったりするのもあるので、あまり詳しくは話せないからまずは外堀から埋めていこう。と、いうことで企画書に使うツールを今と昔で比較してみようかと思う。

2011-02-20 16:13:55
杉本ちづる @chiesugi

【就職前】パワーポイント・フォトショップ・Google ⇒ 【就職後】パワーポイント・フォトショップ・Google・紙・蛍光マーカー・deviantART・Pixiv

2011-02-20 16:16:28
杉本ちづる @chiesugi

基本的にはそんなに変っていない。PPTとPSDは基本だよね。これないとお話にならないのですよ。絵は適当にパクる。今も昔も「本企画書の画像はイメージです」っていうのは必ずあるwww

2011-02-20 16:17:33
杉本ちづる @chiesugi

紙やら蛍光マーカーは考えをまとめる際に非常に有効。就職してから学ぶことだけど、自分のアイデアをひねり出したり、ターゲットの分析をするときにいろんな方法があったりする。いわゆるKJ法やらマインドマップやらマンダラートっていうヤツだね。その辺はなんで追加したかというのは後述。

2011-02-20 16:19:57
杉本ちづる @chiesugi

「就職してから学ぶ」じゃなくて「就職してから学んだ」だった。ちなみにどうやって学ぶかっていうのは、その辺は「考具(http://www.amazon.co.jp/dp/4484032058)」とか読むと概略が分かりやすいかと。

2011-02-20 16:22:08
杉本ちづる @chiesugi

さてと、外堀から埋めていくのをどんどん続けていこう。次は企画書の体裁の変遷。【就職前】A4横10ページくらい ⇒ 【就職後っていうか今現在】A4横10ページくらい ・・・変遷っていうか変ってないwww やどうせ企画書やら提案書なんてダラダラ書いても仕方ないwww

2011-02-20 16:24:52
杉本ちづる @chiesugi

5ページで纏める課題式もあるけど、それだとゲームの細かいところがわからないし、自分の思ったことを伝えにくいので正直どうかと思う。200くらい企画書評価するにしても8ページくらいなら流し読みする。5ページにしろっていう課題とかは個人的にはナンセンス。だって採用は発掘なんだからwww

2011-02-20 16:27:37
杉本ちづる @chiesugi

ま、なんだ、ページ分量とかは変わっていない。何が変ったかというと、どっちかというと書く内容が変った。【就職前】表紙・このゲームは?・アピールポイント・ゲーム内容・その他 ⇒ 【今現在】表紙・このゲームは?・セールスポイント・ゲーム内容・コンテンツ一覧・その他  ってな具合

2011-02-20 16:31:32
ひづめ @hdm_tw

自分は企画書1〜5枚が多いです ジャンルによって変動みたいな

2011-02-20 16:33:02
杉本ちづる @chiesugi

「アピールポイント」が「セールスポイント」になったりしているところが変ったところですね。背景としては営業が企画提案に持っていくのに、誰向けにどういうものを提供するかっていうのが必要だった。ろ「ゲーム内容」から「ターゲット分析とそれに向けたセールス」に変化したっていうところ。

2011-02-20 16:33:56