本・映画など

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栗林佐知 @KuribayashiS

何とも残酷な話だ。 とにかく書き続ける。うまくなる。 だけど、困ったことに「悪達者になる」という怖ろしい現象が。 そつなくまとまってる。ケチのつけようがない。だのに救いようなく凡庸。 とはいえ! 腐って書かなくなって書けなくなるよりずっといい。

2016-12-08 23:03:18
栗林佐知 @KuribayashiS

佐藤昭子『決定版 私の田中角栄日記』新潮文庫 著者は「越山会の女王」といわれた人。 共感したとかではないんですけど、ほー、と思って面白かった。 《田中は他人の悪口は決して口にしない人だった。 「一人の悪口を言えば十人の敵を作る。俺から仕掛けたケンカは一回もない」》 p182

2016-12-08 00:57:11
栗林佐知 @KuribayashiS

金権政治、よっしゃよっしゃ、ロッキード事件で有罪…… だけど、逮捕された=悪い奴、じゃないし 本当に悪い奴は逮捕されないよね。 中学の時、先生が「あの立花隆って人は死ぬ気であの記事を書いたんじゃないか」っていってて感心したけど、のちのち読んだ立花隆はそんな人には思えなかったなあ。

2016-12-08 00:38:42
栗林佐知 @KuribayashiS

【読】佐藤昭子『決定版私の田中角栄日記』新潮文庫 田中角栄、悪役と思ってた。今見ると立派 《「教員人材確保法」を成立させ、公立の小中学校の先生の給与を大幅にアップし、(略)他の国のよいところを見学し、広く世界に智識を求めることができるようにと海外派遣視察の制度を設けた》p133

2016-12-08 00:27:52
栗林佐知 @KuribayashiS

ど、同感です。 ニーチェが好きなかたは、ここのところどうなのかと、実はかねてから疑問で。 twitter.com/mahohapootarou…

2016-12-05 22:37:38
栗林佐知 @KuribayashiS

見切り発車なうきうき(?)ニュース! noteで「けいこう舎(仮)マガジン」というしょぼいウェブマガジンをやろうとしてます。 栗林の女性史ミニ評伝と、なななんと! われらの耳湯さんが、漫画「この世は地獄絵日記」(仮)を描いてくれることになりました。ひゃっほう。 1月の末ですけど

2016-12-03 00:37:19
栗林佐知 @KuribayashiS

徴兵されて「弾圧する側」にまわされることもある。 韓国の民主化の道のりを描いた映画やドラマは、民主化運動に寄り添いながらも、その苦しみや痛みもとらえていまして、そういうのを見ると、本当に「負けてる」と思う。日本の表現、歴史の仕事は。 twitter.com/beartree39/sta…

2016-11-26 18:17:57
bear bora @bearbora39

@KuribayashiS 光州事件と言えば、いささか古い映画ですが、「ペパーミントキャンディ」もお勧めです。近年ほど洗練された映像ではないかもしれませんが、考えさせられるところが多いです。制圧する側の心の傷あとを描いていたかと。大きなお世話で失礼しました。

2016-11-26 17:40:34
栗林佐知 @KuribayashiS

韓国語べんきょう、再開したの、映画「光州5.18」見てからでした・・・ (ホラー映画より怖かった) MBCドラマの「第五共和国」(全斗煥独裁政権の暴走を描く歴史ドラマ)でも光州事件は圧巻でした。 泣けばいいってもんじゃないけど、映画を思い出しても号泣してしまいそう。

2016-11-26 17:23:13
栗林佐知 @KuribayashiS

「光州5.18」では、県庁前に集まった市民を、軍隊が「忠誠(チュンソン)!」っていっせい射撃してたけど、「第五共和国」では、軍隊の指揮系統が乱れてて発生した事件と。兵隊もあちこちの市民運動弾圧に使いまわされへろへろだったと。 発砲こそしてないけど、日本も似た感じに?…沖縄

2016-11-26 17:28:30
丢☄ @Susie_Mei

光州事件から35年 1980年5月、韓国の街は戦場だった【画像】 huffingtonpost.jp/2015/05/19/kwa… ハン・ガン『少年が来る』読み始めたので、調べてみた。36年前のこと。何も知らなかった。。

2016-11-14 12:59:27
丢☄ @Susie_Mei

奇妙なオリンピック文学といえば、ジョルジュ・ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』も瞎驢庵で入手して読んだのだ。「W」とは謎のオリンピック国家の名前。

2016-11-22 00:01:54
栗林佐知 @KuribayashiS

@t_pseudo わーっっ。何だか嬉しくなってしまいます!!!!!

2016-11-22 23:29:59
須藤輝彦 @t_pseudo

恩師も言っていたが、書くこととか表現の本質は「誰にも頼まれてない」ということだ。誰にやれと言われるわけでもない、求められるわけでもない、それでも書く。「勝手に」書き続ける。これが出来るかどうかが分かれ道。周りにいる、ものを書き続けている人、表現し続けている人を見てると強く思う。

2016-11-11 08:42:02
栗林佐知 @KuribayashiS

ではでは、怖ろしい世の中になって参りますが、ナントカ生きてゆきましょう~ (いつもありがとうございます。またしばし、お休みいたします;;;) pic.twitter.com/RsxvkWvKQS

2016-11-11 01:09:15
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栗林佐知 @KuribayashiS

あーっ、懐かしい(?)カール・クラウス! 新聞でその存在を知り、勝手に触発されて、誰にも頼まれてないのにいろんなとこへ取材に行って記事を書いて人にもただで書いてもらって、ホチキスで留めて友達に配って馬鹿にされていた20年前の私・・・ twitter.com/t_pseudo/statu…

2016-11-11 01:06:33
須藤輝彦 @t_pseudo

カール・クラウス。ベンヤミンとカフカの関係で名前は知っていたが、すごい人物だ。『炬火』という個人誌を、30年にわたり、一切の広告を載せずに、世に出した。最盛期には3万をこえる読者を数えた。ウィーンの世紀末、ナチス・ドイツの台頭を前に、「透明な機知の炎」を燃やし続けた批評家だった。

2016-11-01 00:56:53
須藤輝彦 @t_pseudo

カール・クラウス。ベンヤミンとカフカの関係で名前は知っていたが、すごい人物だ。『炬火』という個人誌を、30年にわたり、一切の広告を載せずに、世に出した。最盛期には3万をこえる読者を数えた。ウィーンの世紀末、ナチス・ドイツの台頭を前に、「透明な機知の炎」を燃やし続けた批評家だった。

2016-11-01 00:56:53
栗林佐知 @KuribayashiS

有吉佐和子のまなざしは公平で、確か。 なのに、芸術に関しては、才能に恵まれない者に対してすごく冷たい。 いくら好きで一心に練習しても、才能がない者はやっぱりダメだと主人公に言わせ、作者も述べる。 それと、『出雲の阿国』では、阿国を裏切る妹のお菊に、かなり酷い運命を与えている。

2016-11-11 00:49:04
栗林佐知 @KuribayashiS

ああ。私もいい仕事がしたい!

2016-11-11 00:49:38
栗林佐知 @KuribayashiS

松本薫『TATARA』は、製鉄業(たたら)の豪家に嫁いだおりんの一生を通し、激動の日本近代史(富国強兵、日清日露戦争、大逆事件)を背景に、伯耆の製鉄と携わる人々の姿を描いたすごい作品。これだけの内容を450ページに過不足なく面白く展開。生田長江、菅野スガなど思わぬ歴史上人物が登場

2016-11-11 00:44:05
栗林佐知 @KuribayashiS

高橋克彦原作、高室弓生作画『えびす聖子(みこ)』 大国主命なんかが出て来る神話を新解釈。 いやはや出て来る人間や物の怪(?)たちのイメージ力がすごい。。。これ、原作の書き言葉ではどうやって表現されてたのか、逆に気になります。 続きが読みたい! 出版社さま! pic.twitter.com/NEN4grlLWM

2016-11-11 00:32:04
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栗林佐知 @KuribayashiS

あ、これも面白かったです。 松本薫『謀(たばか)る理兵衛』ポプラ文庫 「さんざん贅沢三昧して潰れた」といわれる伝説の豪商を新解釈。 つぎつぎとどんでん返しでもてなしてくれます。 pic.twitter.com/qaFSPQf7EV

2016-11-11 00:11:43
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栗林佐知 @KuribayashiS

平積みになっててすごく宣伝されてるはやりの歴史小説。 ストーリー展開は面白いんだけど、漫画のネーム原稿読んでるみたいで・・・ 新進の歴史小説家、ファンになれる人捜したい。 あ。岩井三四二さんは面白くておみごと。 読むと満足。 主人公の嬶たちが勝手でうるさくてたくましいのも面白い。

2016-11-11 00:09:15
栗林佐知 @KuribayashiS

読書で旅行。 出雲・伯耆ツアー。 上流に鉄鉱山のある斐伊川(出雲)、日野川流域が出てきます。 高橋克彦・高室弓生『えびす聖子』は古代、 松本薫『TATARA』は近代史大河ドラマ 有吉佐和子『出雲の阿国』は斐伊川で阿国が水を汲む詩情豊かな場面で始まる pic.twitter.com/yi8oVR2Ceh

2016-11-11 00:26:36
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栗林佐知 @KuribayashiS

古本屋で、ひさしぶりにほくほく。 こういうのが読みたいです。 歴史をちゃんと勉強して自分の史眼を持ってて、人物や時代がよくとらえられていて、面白くて感動して、描写や叙述の妙に唸らされ、今まで知らなかった言葉や言い回しに遭遇できるような・・・ pic.twitter.com/ZXVnlWqNeo

2016-11-11 00:01:42
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