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栗林佐知 @KuribayashiS

*水木しげる『なまけものになりたい』河出文庫p148

2016-12-17 17:03:56
栗林佐知 @KuribayashiS

《それからのぼくの生活は豊かになり、今までの報われなかった長年の生活は貯金していたようなものだった。  努力し工夫を重ねることによって、ある程度の練達を生じ、一度得た場所を守るだけの力がついていたわけだ》*  力をつけよう! と、HPに書いたのが12年前。 残念 またガンバロウ

2016-12-17 17:03:23
栗林佐知 @KuribayashiS

《才能ははじめからあるわけではない。一日一日とつみかさねるのだ。空っぽの頭に入れてゆくのだ。  労せずして充実した頭なぞありえようはずはない。  不遇の時代でも、古今東西の名作は読破しておく心がけをもっていなくてはいけない。》水木しげる『なまけものになりたい』p165-166

2016-12-17 16:56:04
栗林佐知 @KuribayashiS

《たいていの人は一ヶ所で断られてガクンときて、あたら才能をもちながら自信をなくしてしまいがちである。それほどノックダウンは新人のアタマにズキンとくる。  精神的に立ちあがれなくなるのヨ(ホント)しっかりしてネ。》 水木しげる『なまけものになりたい』河出文庫p164

2016-12-17 16:45:53
栗林佐知 @KuribayashiS

水木しげる『なまけものになりたい』河出文庫、p163

2016-12-17 16:41:41
栗林佐知 @KuribayashiS

《いそがしいといって会わなかったり、(略)原稿の上にポテンと煙草の灰をおとされただけでみてもらえなかったとしても、諸君、腹を立ててはいけないのだ。 (略)何度でも何度でもゆくのだ。この根性がないと、プロになれない。諸君、断られたりバカにされたりした時にこそファイトをもやすべきだ》

2016-12-17 16:40:24
栗林佐知 @KuribayashiS

でも、本当に大変なことなのです・・・。

2016-12-17 16:31:29
栗林佐知 @KuribayashiS

でも、未発表作品を「読ませてください」というのはこれまでにしよう。 別件で大ポカ。 つい善意のつもりになってるから、しらず失礼な言い方を……。 バカはすぐにエラソーにする。それは私のことナリ。恥。 「文芸誌に掲載されるって本当に大変なのですよ~」なんて力説されたって迷惑よね。

2016-12-17 16:03:32
栗林佐知 @KuribayashiS

新人賞チャレンジ中の方の秘蔵作品を読ませて頂いた。 ぎょえー。すごいうまい。言いたくないけど『吟醸掌篇』執筆者一同よりうまい。充実した表現力。着想の豊かさ。 これだけのもの、自分は書けるか? と今朝目覚めるなり思って、青ざめた。 まずい。パンツのゴムを引き締めてがんばらねば!

2016-12-17 10:38:27
とらぶた小説事務所 @torabutasyouset

@KuribayashiS 私も学生時代主食でした。スーパー「サンショウ」で予約してとっておいてもらったなー。こ~んなにあって60円(1980年代半ば、富山市)。東京に来て赤羽のダイエーのパン屋で頼んだら、おばさんに怒鳴られショック twitter.com/platerillo78/s…

2016-12-11 22:44:54
麩之介 @platerillo78

パンの耳を売ってるパン屋さん、少なくなったな。

2016-12-11 20:34:17
栗林佐知 @KuribayashiS

おとなのこういう意地悪を、子供たちはみならって「これが当然」と思って、大きくなるんだろうな。 「こういう意地悪しても誰からも非難されないよ」って教えてる。 twitter.com/hangorinnokai/…

2016-12-11 17:49:31
反五輪の会 NO OLYMPICS 2020 @hangorinnokai

渋谷は首都高の高架下もこんな感じ。どこの地獄ですか(*_*) pic.twitter.com/nBdt9nlOwd

2016-12-09 02:40:12
栗林佐知 @KuribayashiS

いいな、同人誌、楽しそう~ 仲間に入りたい~ と思うけど、きっと仲間に入ったら嬉しすぎて過剰反応してみんなをつかれさせ、自分も疲れてくたばるのだろう・・・私の場合。

2016-12-11 17:22:36
栗林佐知 @KuribayashiS

美月麻希「鳩の血 ピジョンブラッド」 『文芸思潮』第56号「全国同人雑誌評」*に《この小説は、ストーリーの展開よりも、何が起こるかわからない次々に新たなものを重ねていく新鮮さに魅力がある》と。なるほどと思った。 本当に、何がどうなってどんな話になるかよめないのについて行ってしまう

2016-12-10 23:44:40
栗林佐知 @KuribayashiS

美月麻希「鳩の血 ピジョンブラッド」 子供時代から友達の3人の女性、「それぞれ問題」なんてありきたりな言葉ではいいつくせない絡み合った事情。語られていくうちに視点人物の裕子がいろいろな姿を見せてくるのだが、これがまた、あれよあれよという感じで読者は引きこまれ引きずり回される。

2016-12-10 23:38:11
栗林佐知 @KuribayashiS

『文芸思潮』第56号(2014夏号)所収、美月麻希「鳩の血 ピジョンブラッド」 『白鴉』29号所収の「まち子の指先」では、主人公の鮮烈な印象、視点が交錯しあううちに被害者と加害者が渾然一体となる実験的な手法に驚いたが、「鳩の血」はこれまたまったく違う手法。その自在さにまた驚く。

2016-12-10 23:33:41
栗林佐知 @KuribayashiS

*『文芸思潮』第56号「全国同人雑誌評」p336、全国同人雑誌振興会/五十嵐勉

2016-12-10 23:45:50
栗林佐知 @KuribayashiS

『文芸思潮』第56号(2014夏号)所収、尾本善冶「蟹」。 断腸のラスト。呆然とすること小一時間。 密生した言葉の霧で覆い尽くすような文体で、抜き差しならぬ、息詰まる主題をえがく。「暗い話」ときめつけられそうだけど、作者=主人公の眼差しは澄んだ知性に貫かれ、穏やかでさえある。

2016-12-10 23:03:29
栗林佐知 @KuribayashiS

尾本善冶「蟹」 同作者の「雨傘の日」(『白鴉』29号)同様、主人公の境遇、重い文体とはうらはらな、主人公の心の芯はごく澄明で健やか。そうしたものが軽薄な「勝者」たちにあっさり蹂躙される。 そして「蟹」のこの題材、文学が率先して扱わねばならないはずなのに、微妙に避けて通られている。

2016-12-10 23:18:45
栗林佐知 @KuribayashiS

佐伯富(責編)『中国文明の歴史6』(つづき) ムカつく、この「旧法派」!と思ったけど… 旧法派の一人の司馬温公は、『資治通鑑』の著者。 子供の頃から兄弟に比べ出来が悪かったが、一途な努力で名高い歴史家となった。 《そうした性格は、急激な変化についていけない》p212 ……ぎくっ。

2016-12-09 22:19:08
栗林佐知 @KuribayashiS

【朝勉】佐伯富(責編)『中国文明の歴史6 宋の新文化』 神宗と王安石の改革のところ。中小商人、小作農を守り産業を発展させ、役人が誇り高く働くよう画期的な法律を次々作る。わくわく。 けど神宗が没すると、特権を奪われた「旧法派」が巻き返し新法は次々廃止。 彼らは定見も政策もない→

2016-12-09 22:06:42
栗林佐知 @KuribayashiS

鳥取県岩美町の元岩井小学校、尾崎翠の母校。 すごくしゃれた建築だけど、もう壊れそうでした(2008年夏) pic.twitter.com/tKzM2Q9pwd

2016-12-09 00:47:32
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栗林佐知 @KuribayashiS

女学校を出た尾崎翠が、学校の先生になって下宿していたところ(だったと思う) pic.twitter.com/lv6JJFqAHm

2016-12-09 00:44:14
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栗林佐知 @KuribayashiS

浦富海岸(2008年夏、神戸で浜野佐知監督の映画祭→鳥取ツアーしたとき/映画「第七官界彷徨--尾崎翠を探して」にも出てきますよね) pic.twitter.com/uyipyVZFOY

2016-12-09 00:42:58
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栗林佐知 @KuribayashiS

奇蹟の如き「第七官界彷徨」を残して帰郷し「忘れられた作家」になった尾崎翠。甥や姪たちを育て、二度と書かず淡々と働き暮らした。恬淡としたその姿をみな肯定する。 疑問だった。なぜ書かない?私のようなガツガツ人間にはわからない?  今はわかる。 簡単なことだ。書かなければ書けなくなる。

2016-12-08 23:12:40
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