コミケ帰りのその足で千葉の奇祭に参加した話。(正式名称『【12/31発】キハ２８+５２で楽しむ　いすみ鉄道夜行列車の旅』)

2016/12/31、コミックマーケット最終日。

## 友人のサークル設営＆撤収をかーるく手伝い終え、そのまま東京駅・地下京葉線ホームへ。

特急「わかしお」15号から外房線各停を乗り継ぎ、いすみ鉄道の太平洋側終着駅・大原へ。

(※)この『上総一ノ宮』って画像は誤タップによる送信ミス。

いすみ鉄道は千葉県を縦断するように大原～大多喜～上総中野と結ぶ第三セクター鉄道。
かつては国鉄の『木原線』という名称でした。
上総中野駅から東京湾側の五井駅を結ぶ、私鉄の小湊鐵道と共に、関東近郊から手軽にアクセスできる鉄道観光の資産として存在感を発揮。
現在までに様々な取り組みを経て、いわゆる鉄道マニア客だけではなく、一般観光客にも独自のアピール＆プッシュを繰り広げてきました。

いすみ鉄道が不定期で企画している『夜汽車』企画はツアーパッケージとして、同社が保有し運行している気動車で『国鉄時代によくみられた鈍行列車の旅』を再現しようというもの。

30キロに満たないいすみ鉄道の路線、しかも参加者の僕は千葉県内在住千葉県内勤務、ついでに言えば生まれも県内船橋という地元民。
鉄道マニアは中学までで終わってしまった僕に、これでもかと振る舞われた『旅』の体験は、それはもうですね……。

ここでキハ28の車内便所で『水が流れっぱなしになってしまう』というトラブルが発生。
程なくしてキハ52(赤い車輌)側もエンジン出力を絞らざるを得ない状態となり、暖房がかなり弱くなってしまうという事態に。ラグジュアリーなツアーなら食ってかかるお客さんも出かねない事態でしょうが、このへんのトラブルを楽しんでおられる方まで出てしまうあたり、このツアーは参加者丸ごと『旅人としての練度が違う』と思い知らされます。