- alumisorane
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あー、これいい!ここで(ダンスの練習に付き合って見本で)ターンしている殿下描きたい!そして騎士はそんな殿下に見惚れるの、イイ。
2016-12-26 20:34:39「殿下!ルルーシュ殿下、お待ちを…!」ナイトオブセブンを振り返り、アメジストが月明かりに楽しげに煌く。掴まえてみろと挑発する唇に騎士が手を伸ばせば、ひらりと躱す黒揚羽──幻の鱗粉が宙を舞う。
2016-12-26 22:21:46お昼寝してたり読書中だったり妹姫への贈り物を制作していたり猫と戯れていたりこけていたり…「見たな?」「不可抗力ですよ」「だが見た」「見たくて見たわけでは…一つ質問してもよろしいですか?」「何だ?」「なぜ女装を…?」
2016-12-27 07:21:06「不可抗力だ」「答えになっていません。それに自分の台詞です」ちっとか舌打ちしちゃう意外とがさつな皇子様。「卿は何も見なかった、いいな?」「Yes, Your Highness。妹君たちの仕業ですか?」「…何も聞かなかった、も追加する」「よくお似合いです」「黙して語るな」
2016-12-27 07:33:13朝のセブン皇子つづき。 セブンの行く先々でやたら皇子に遭遇するものだから、さすがに微妙な気分になってくるスザルル。「卿はストーカーか?」「いえ、ただの偶然です」たまたま殿下の隠れ場所が僕の猫マップにぴったり一致しているだけで、とは心の中で。
2016-12-27 12:29:48箱入り皇子のルルーシュ殿下は、アリエスの離宮じゃなくて本宮(名前知らぬ)住まいで、そのへんの理由はおいおいこじつけるとして。頭の回る皇子様はかわいい見た目に反して、世話係の目を盗んではサボる不良少年にお育ち遊ばしたわけだ。
2016-12-30 22:47:34冗談のつもりだったけど、人間やめたスザクって楽しいね。ただでさえ人外だったのに、とうとう人間やめたのかってアホくささがとってもいい。この要素も盛りこめないものか。ふむ。
2016-12-30 22:52:15話し戻って不良少年な皇子様、でも本宮から出ることのできない箱入りさん。ちょっぴりネコの気があったりなかったり。気ままに気まぐれ、人気を嫌って隙間に隠れる習性をお持ちと囁かれる噂、真偽のほどはさて?
2016-12-30 23:29:53そんなところで登場の枢木スザク、人外とこれまた噂の戦闘能力をもってナイトオブセブンに抜擢されたわけだけど、どうしたわけか行く所行く所で遭遇する黒髪の少年が気にかかって仕方がない。
2016-12-30 23:38:54物置の隅、カーテンの陰、茂み…そんな誰も近寄らない場所で昼寝をしていたり読書をしたりPCと睨めっこしたり、上流階級らしからぬ姿を見せる同世代の少年に、どう対応したものか悩む日々。着崩しているけど明らかに皇族服、下手に関わると面倒でしかないと思いつつ…
2016-12-31 00:00:12セブンが箱入り皇子様と出会う『ボクのネコ』だけど、前にフォロワーさんがツイートしてた虹色の温室が舞台イメージ。そのイメージを手放さないようネタを温めていきたいなぁ。
2017-01-10 07:08:11本宮の敷地内のあちこちで見かける皇子様、見かけたら気配を消して隠れるから、皇子の方はセブンに気がついていないよ。そんなわけで物陰から皇子の様子を見つめるナイトオブセブン、ストーカー予備軍って(自分の脳内で)後ろ指差されている。「何をやってるんだ、僕は…」
2017-01-10 07:18:00しばらくして噂が耳に入れば、もしかして…と察するセブン。庶民の子のくせに皇帝に取り入って本宮に住まうことを許された恥知らずな皇子、とか何とか。人気のない空間で、猫や小鳥にあどけない笑顔を見せる皇子からは、皇帝に取り入っている姿なんて想像できなくて、セブンの眉間に皺が寄っちゃうよ。
2017-01-10 07:27:30ある日、雨降る庭園の片隅で腰を屈めている皇子を見かけ、足を止めるセブン。「二人とも先に行ってて」「あ、おいスザク!ワンには何て…って行ってしまったな」「逃げた」「私たちも」「行かない」「…ハイ」そんなジノアニャを置いて廻廊を回りこんだセブンが見たものは。
2017-01-10 13:12:57羽を毟られ地面に横たわる小鳥、その死骸をいたわるように持ち上げ佇む皇子の横顔に── 「無能どもが。俺に直接手出しする度胸すらないか」 セブンの胸が高鳴った。
2017-01-10 20:45:08セブンはこの後、通りすがりのメイドにタオルを皇子に持っていくよう指示を出して、まだドキドキしている胸を押さえ足早に立ち去ったらしい…
2017-01-10 20:59:36