山田太郎氏の「コンテンツの自由」と「報道の自由」について、すくすく。氏の解説

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すくすく。 @ScreamoTAI

@ltcmdr_komada 山田太郎氏は政治家でありました。伝わらない言葉に意味はありません。 その結果があのようなスタイル(誤解を承知でとにかく分かりやすく説明する)なのでしょう。代わりに国会答弁で専門知識の補正を行っており、バランスは取れていました

2017-01-16 14:55:52
すくすく。 @ScreamoTAI

@ltcmdr_komada 以上を踏まえたうえでの話ですが「言論の自由の中に、コンテンツの自由と報道の自由がある」という立てわけは、前述のとおり不適当で誤解を招きます メディアがなぜ「コンテンツの自由の制限時動けなかったのか」に関しては「定義づけ衝量」があるからです しかし、この解説は難解を極めます

2017-01-16 15:00:44
すくすく。 @ScreamoTAI

@ltcmdr_komada 何度か「公共の福祉とは」の解説はされていたのですが、とにかく苦心されています。そこの理解が深まらない段階で「コンテンツの自由の確保」を説明するためにはどうするか。というのが「報道の自由」との比較という荒業でした。個人的には「集会の自由」との比較でも同じ結論が出ると思っています

2017-01-16 15:03:17
すくすく。 @ScreamoTAI

@ltcmdr_komada そういった点においての意見でした。 「表現の自由」に「報道の自由」と「コンテンツの自由」という分け方をした事にあまり拘らないほうが良いというのが自分の意見です 山田太郎氏の結論部は「コンテンツの自由を守るためにはなにから守るべきなのか」ですから

2017-01-16 15:06:33
すくすく。 @ScreamoTAI

@saurohro それを言うなら「松文館裁判」が適切では!(キラキラした目で) 「石に泳ぐ魚」とかもですね。そこらへんにまつわる敗訴理由って理由がバラバラだったんですよ(プライバシー権、猥褻表現等々)そこらへんを一つにまとめたのがエポックメイキング的というか

2017-01-16 17:22:21
すくすく。 @ScreamoTAI

@saurohro そこらへんの話だと先ほど上げた「松文館裁判」が日本における「わいせつの罪」ひいては「表現の自由と言論の罪」の関係を見直す最大の契機になっています 2004年の第一審を受け、憲法調査会が下記のような資料を作成しています shugiin.go.jp/internet/itdb_…

2017-01-16 17:27:48
すくすく。 @ScreamoTAI

@saurohro もうすでに裁判では「低俗で何が悪いんじゃボケ」という話は出ていて、2004年の憲法調査会で「青少年に影響ない形(ゾーニング)ならわいせつ定義を最小限にして、表現の自由を最大限にとるで」としています 山田太郎氏はこの現状をさらに打開すべく、あのようなカテゴリを作られた

2017-01-16 17:30:39
すくすく。 @ScreamoTAI

@saurohro 山田太郎氏が議員時代戦い続けたのはまさしく、ここ 「青少年との衝量」です。児ポ法もそう。青建法もそう。表現規制の理由は全て「青少年保護」でした。ここが最大のウィークポイントなのです。 これを打開すべく、様々な説明と啓蒙をされているわけですね

2017-01-16 17:32:53
すくすく。 @ScreamoTAI

@saurohro しかし「わいせつの罪」という物が厳然と存在しており、それに対して 「表現の自由」とは を考えた際、2004年の憲法調査会以前は「わいせつ表現に関しては表現の自由はない」という考えだったわけで。 「わいせつ表現にも表現の自由を最大限認める」代わりがゾーニングですからねぇ…

2017-01-16 17:53:45
すくすく。 @ScreamoTAI

@saurohro そこらへん、よく考えて行動しないと「あ、青少年との衝量とんないんだ。じゃあわいせつ表現は表現の自由じゃないでーす。そして「わいせつ」の基準は警察が勝手に決めます」という時代に戻るわけで ここらへんの話は難解で複雑です。そら山田太郎氏も説明に困る

2017-01-16 17:56:06
すくすく。 @ScreamoTAI

@saurohro かといって現状はベストではない。「青少年の健全な育成」というマジカルワードで押し切られるかもしれない 「ゾーニング」だって万能じゃない。現に「ゾーニング」であるはずの都条例は表現規制です そこらへんがね。本当に解説が面倒

2017-01-16 18:01:33
すくすく。 @ScreamoTAI

「憲法」は解説が難しいし「表現の自由」と「公共の福祉」の関係なんて簡単には理解できないし「二重の基準論」ぐらいならともかく「定義づけ衝量論」に至ってはもうどっから解説すれば良いやらである 例えば下記ページを見てほしい consti.web.fc2.com/9shou3.html

2017-01-17 09:14:17
すくすく。 @ScreamoTAI

「憲法をわかりやすく」というサイト名の通り、図と絵を駆使してできる限りわかりやすく作成をされているのだが、その分かなりな簡略化を図っている しかしだ。あれを見て皆さん理解できているのだろうか? 個人的にはかなりな知識の積み上げないと、あれでも理解は苦しい

2017-01-17 09:16:09
すくすく。 @ScreamoTAI

「さんちゃんねる」のコメント見ている限りで、そこらへんの知識の理解が進んでいるとは思えない。これは「表現の自由を守る会」の掲示板を見ても明らかだ。でも、さんちゃんねるや表現の自由を守る会の皆さんは、表現の自由が守りたくて集っている。では、どう話すべきなのか

2017-01-17 09:26:14
すくすく。 @ScreamoTAI

山田太郎氏は辛抱強い人だと思う とにかく主張を繰り返すのだ。何回も、何十回も。また同じ文章ではない。コメント見ながら、いかに伝わるかを模索されている。ここらへん実に政治家向きだったのだが、つくづく落選が惜しい。 で、だ。たとえ正確でも伝わらない言葉を言っていても仕方がない

2017-01-17 09:33:02
すくすく。 @ScreamoTAI

そんな結実が「表現の自由の中にコンテンツの自由と報道の自由がある」論なのだが、まあ袋たたきである。そらそうだ。前提を踏まえないと滅茶苦茶な理論だからだ。そもそも山田太郎氏は「オタクの味方」であり、ありとあらゆる創作物の保護を重点視している。

2017-01-17 09:38:48
すくすく。 @ScreamoTAI

さんちゃんねるに集っている支持者にどう「創作物等を守るか」を伝える際に 「コンテンツの自由」という非常にわかりやすいカテゴリーを作った 今までプライバシー権や、公共の福祉、定義づけ衝量が絡んでいたものを 「コンテンツ」で囲ったのである。これだけで理解度が一気に進んだ

2017-01-17 09:42:11
すくすく。 @ScreamoTAI

その次が「コンテンツの自由」をどう守るのか である。で、その際にわかりやすく、有名で想像しやすい「報道の自由」との比較を行ったのである。これで支持者は「コンテンツの自由」が置かれた環境と状況を理解した これが一連の流れだ

2017-01-17 09:44:29
すくすく。 @ScreamoTAI

そのうえでの話をしよう 「報道の自由とコンテンツの自由などに差なんかでないのは『石に泳ぐ魚』『宴のあと』の判例からも明らか」である。山田太郎氏がその基本的事実を知らないわけがない これは「コンテンツの自由」を守るためにはの相対性での例にすぎない。立て訳にそこまで意味は無い

2017-01-17 09:48:37
すくすく。 @ScreamoTAI

なんで「報道の自由」なんて例に挙げたんだ。に関しては 「コンテンツの自由を守るためにはメディアが問題になるから」である つまり絶対に関わる存在なので相対性を持たせたわけで。実際問題「集会の自由」あたりと比較したっておんなじ結論が出るはずである。相対性も持たせる相手が大事だったのだ

2017-01-17 09:51:43
すくすく。 @ScreamoTAI

今述べた連続ツイートが、山田太郎氏の1ツイートの解説である 山田太郎氏がいかに端的にわかりやすく発言されているかの証明みたいなもんだとおもうのだがいかがだろうか

2017-01-17 09:55:51