移調系ファンタジー小説
- sazanamimusic
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.@icon_1113さんの「コード擬人化ってなんだよ」に超注目!ちょっとちょっと、すごいっ! togetter.com/li/1070205
2017-01-17 06:16:02コード擬人化の話、去年してたことある笑 メモの写メが残ってた pic.twitter.com/Uche8iV0Fa
2017-01-15 22:20:59さっきのイラストはキーCに限った話で。 キーCからキーGになったときなんてGコードに慕われてたCコードが、主役奪われて立場が変わる下克上だし(この図は今かいた pic.twitter.com/do8ndRj8FP
2017-01-15 23:00:41@sazanamimusic ①主人公Cコードは、キーCの世界の王様だった。頼りになるG、浮遊感のあるF、そんな部下に慕われていた。C,G.Fにはそれぞれ代理人がいて、名前をAm.Em.Dmといった。(性格は異なり、完全に代わりにはならない。)
2017-01-19 21:55:37@sazanamimusic 挿し絵:キーCにおけるCのポジション pic.twitter.com/zTalYS84BX
2017-01-19 21:58:16@sazanamimusic キーCの世界で歩いていると、Cはドアを見つけた。空間にドアだけがある不思議なドアだ。するとCには何度も嗅ぎおぼえのある、バニラとお香が混ざったような香りがただよう。Cは誰かに背後から突き飛ばされ、ドアをくぐって消えた。
2017-01-19 22:03:55@sazanamimusic Cは、たくさんのドアがつりさげられた、不思議な空間にとばされた。Cは、少し移動して、目についたドアを開けた。そのドアをCはくぐった。(キーGの世界へ移動)
2017-01-19 22:10:26@sazanamimusic そこではGコードがCに王のように偉そうにしてくる。 C「Gのくせになまいきだぞ…しかもなんでおれはオッケーしちゃうんだ自然に」 そのうえ、CはなぜかFコードのような振る舞いをしてしまう。Cは世界の設定に戸惑い、消えたFコードに気づく。
2017-01-19 22:17:10@sazanamimusic 挿し絵:キーGにおけるCの立場/キーGのダイアトニックコード pic.twitter.com/Mot3BsFnSg
2017-01-19 22:23:00@sazanamimusic FはこのキーGの世界にはいないと悟ったCは、Fのいる世界を探して旅に出る。Cは、キーG世界のドアから、また大量のドアの空間へと戻った。
2017-01-19 22:31:20@sazanamimusic Gキーの世界でFが消えたように、ドアを潜っても自分が存在できない世界がある。完璧な世界なら、ドアは最初から開かない。できのいい世界なら、入ってもすぐ排除される。しかし、世界が未熟だとなかなか排除されない…しかし世界に不協和音がでたり、崩壊したりする。
2017-01-19 22:36:03@sazanamimusic Cはまた、目についたドアを開けようとするが、開けることができない。そして隣の、暗い色のドアを開け、そのドアをくぐった。(キーCmの世界へ)
2017-01-19 22:54:28@sazanamimusic ドアの先はキーCmの世界。どこへいっても、新しいだけの匂いがする。 本来Cは存在できないはずの世界だが、世界が未熟なせいで、迷い込めてしまった。そして、排除もされずにいた。 Cはなんとなく疎外感を感じていた。人がみんな、自分と違う種類に見えた。
2017-01-20 20:35:45@sazanamimusic Cは大きな地割れを見た。 世界が崩壊し始めていたのだった。恋人同士に見えるDm7-5とG7が、生き別れか心中を選ぼうとしていた。 「俺が原因だ、出なければ」と、王様の経験から悟ったCは駆け出そうとする。
2017-01-20 20:40:55@sazanamimusic そのときCは大勢に囲まれ、とらえられた。Cm(王)に会う。 Cmは自分とそっくりな姿だった。違うところは目の色だけで、黒い服だった。 「君には出ていってもらわないとならない。せめて世界移動に詳しい人のところへ。」といって、Cmは花柄のドアを開けた。
2017-01-21 09:02:29@sazanamimusic (補足) ・CとCmがそっくりなのは、CmとCの違いは、「Cmの3度の音がCの3度の音より半音低い」それだけだから ・マイナーキーのダイアトニックコードは6種類あるらしい(スケール3種類×3和音と4和音の2種類)
2017-01-26 20:17:36@sazanamimusic その先はキーFの世界。つい、王都へ足が向くC。そこには、探してきたFがいた。つい懐かしい調子で声をかける。しかし、Fの反応はいつも通りではなかった。
2017-01-21 09:33:08@sazanamimusic C自身も、自分の振る舞いにざわついて違和感があった。(CはキーCの王なので、偉そうなのがデフォルト) もう一人のCが、Fのもとにかけよる。もう一人のCは、Fをとてもしたっている様子で、Gが自分にしてきたようだった。
2017-01-21 09:36:48@sazanamimusic C「俺が二人いる」 F「彼はこの世界のC。君はその偉そうな口ぶりからして、Cの世界から来たんでしょ。僕を探してたと、いうけど君が探してるのはたぶん僕じゃなくて、Cの世界のF。きっと彼はCの世界で無事だよ」
2017-01-21 12:29:07@sazanamimusic F「しかしながら、君が戻らないとCの世界が危ない。Cmみたいに異分子1つで崩壊しかける世界があるくらいだし、王様が不在なのは、大ごとだよ」 Fの言葉を、つい素直に聞き入れてしまう。 Cは誰かに突き飛ばされてキーCの世界から出たことを思い出した。
2017-01-21 12:29:24@sazanamimusic とりあえず帰ろうということで、世界をつなぐドアの空間に出る二人 記憶はあいまいだが見覚えのあるような色柄のドアが、流れてくる。きっとこれがふるさとだと、Cは確信した。Fもそうだといった。 しかし、色が暗い赤と黒に変わりつつあった。二人は近づいた。
2017-01-21 12:33:13@sazanamimusic するとCには何度も嗅ぎおぼえのある、バニラとお香が混ざったような香りがただよう。あのときの、匂いだった。 刀の切っ先が目の前に現れた。 Am「帰ってきちゃったか」 Cを突き飛ばしたのは、Amだった。
2017-01-21 12:44:04@sazanamimusic Am「おまえがいなきゃ、キーはAmみたいなもんだったのに。メンツは似てるけどそばに置きたいやつや、望む彼らの動かし方は、お前とは違うんだ。」 AmはCの代理人だった。レトロな服が好みで、革ジャンを着ていた。暗さと激しさを持ち合わせた性格をしていた。
2017-01-21 12:50:30