武将の暗愚逸話について考える

近田 @paris1919_

「小田原よりかへらせ給ひし後。本多正信にむかはせられ。北條も世が末に成たり。やがて亡ぶべし。松田と陸奥守と二人の樣にて知れりと宣ひしが。果して後に 敗亡のさま。松田の反覆はいふ迄もなし。陸奥守氏輝も氏政なくば氏直を輕祝して。その國政をほしいまゝにせんかとの。

近田 @paris1919_

御推考にたがはざりしとぞ。（紀伊國 物語。）」 先の寄った氏政～山角さんのくだり？は「（駿河土產。校合雜記。）」がソースなのかな？

高村不期 @buqimingri

『武辺咄聞書』の索引で北条氏政があったので確認したら湯漬がらみだった件・第161項 「上杉源四郎被語候は信玄逝去の事殊外隠密故謙信も不知して被居候所に北条氏政より山中兵部使にて被申越候其時謙信は春日山水の門に被居機嫌能湯漬を食ふて被居候所へ信玄逝去の由本庄清七郎披露する謙信は→

高村不期 @buqimingri

@buqimingri 其侭箸を捨口なる湯漬を吐返し扨もゝゝ残多大将を殺しける者かな英雄人傑とは此信玄をこそ申さめ関東の弓矢柱なく也惜事也とて涙をはらゝゝと流されけると也」 この書物は、1680(延宝8)年に国枝清軒編纂したもの。

高村不期 @buqimingri

『武辺咄聞書』第98項 隠居して京都麹屋町に閑居している上杉義春入道入庵が、甲陽軍鑑記事の真偽を語る。 「上杉輝虎を梶原景時の末流言うが、鎌倉氏の系列だろ」 「長尾義景と書いているのって我が舅の政景だよ。義景じゃない」 「天正3年の記録として公方霊陽院義昭公と書いているが→

高村不期 @buqimingri

@buqimingri 義昭は秀吉他界の前年まで生きてる。高坂弾正は天正6年に死んだのに、何で戒名を知ってる」 「松永の滅亡を天正3年6月の記事で書いているけど、3年後の松永滅亡をどうして書けたのか」 「天文16年2月15日に山本勘助が『大内義隆が家臣陶尾張守晴賢に討たれた』と→

高村不期 @buqimingri

@buqimingri 「武蔵松山城主上杉友貞とあるが、実際は上杉左衛門大夫憲勝で、彼は上杉民部大輔憲顕より六代下った子孫。友貞は上杉一門にいないから、朝定？　でも朝定は15年前の拾天文15年4月20日に討死している」 と、あれこれ書いている。いらっとしているっぽい。

高村不期 @buqimingri

@buqimingri 答えているが、義隆は天文20年9月に大寧寺で自害している」 「川越夜戦を北条氏康・両上杉の戦いと書いているが、氏綱・上杉五郎朝定との戦いが天文6年7月15日の夜で、氏康の合戦は天文15年4月20日の昼戦だ。ごっちゃになっている」→

近田 @paris1919_

ＲＴｓああ～、近世で既にそんな調子だったんか

近田 @paris1919_

@buqimingri 今回のこの一連のツイート、まとめてもいいですか？

高村不期 @buqimingri

@paris1919_ 普通にパブリックな発言なので、いつでもご自由にどうぞ（＾－＾b

近田 @paris1919_

@buqimingri どうもありがとうございます！！何故こんなに酷い逸話を作られるんだろうというのは私もずっと思ってたので、参考にさせていただきます！

きやすめ @Zero_E13A1

テロ集団を「イスラム国」と繰り返したメディアのせいでは？ #nhk #ニュース7 pic.twitter.com/CaTbYgm15B

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近田 @paris1919_

ＲＴ　ＩＳＩＳの事を日本のメディアが執拗に「イスラム国」と言い続け、一般人にイスラム教徒＝テロリストという偏見を植え付けた。今もメディアはそう呼び続けている。そりゃ偏見を持った一般人にも問題はあろうが、一番駄目なのはメディアだ。

近田 @paris1919_

そして、今現在だってこうなんだから、戦国時代の人々の人物評だって、ってことよね。

近田 @paris1919_

@mitsusatton 書いた人や報道する人達側一人一人の事情が「そういうことを書かせている」わけで、私らが読んでいるものは「事実の記録」でなく「記録者の事情」なのでしょうね。

高村不期 @buqimingri

@paris1919_ 徳川家中が大きくなっていく道筋と同じなので、槍玉の理由は、あえていえば「その場所にいたから」ということなのかなと思っています。氏真・勝頼・氏政がよく「不出来な二代目」と語られるのも、発展途上の徳川視点だと考えると判りやすいかなと。