なこはる氏の冒険譚

亡者彷徨う森を抜けると、大きな広場に出た。中心に佇む大きな騎士の像。まるで時が止まってしまったかのような静寂の中、どうしてかその像に睨まれたような気がした。 pic.twitter.com/1nxyuy7qSD

2017-02-04 21:38:40

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広場の奥にある門はビクともしなかった。どうしたものかと途方に暮れた時、騎士の像の胸に何かが刺さっていることに気付いた。脈打つように赤く燃えるそれを、私は引き抜いてしまった。すぐ側で、咆哮が聞こえた。 pic.twitter.com/4XAifq6y0X

2017-02-04 21:48:48

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なこ @nacoharu

死闘が幕を降ろすと、門が独りでに開いた。古びたその門を潜ると、大きな塔が見えた。 pic.twitter.com/nmr2ORekkQ

2017-02-04 21:57:46

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なこ @nacoharu

続きはダークソウル3を買って確かめよう！(ステマ

2017-02-04 21:58:28

なこ @nacoharu

塔の麓まで辿り着き、入り口から中へと入るとそこには一人の女性がいた。どうやら彼女は私を待っていたらしい。彼女の話が真実であるのなら、私の当てのない旅は終わった。そして、長い長い旅が始まった。 pic.twitter.com/ue4BshzVd4

2017-02-05 10:52:02

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なこ @nacoharu

彼女、”火防女“に導かれ進んだ先、大きな…とても大きな城へと辿り着いた。今私が立っているこの場所すらも、この城の外壁、その高壁なのだと思えば途方もない。これが、”ロスリック城“。 pic.twitter.com/XjazYhf2rh

2017-02-05 10:57:35

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なこ @nacoharu

途方もない広さの城を半ば彷徨いながら進めば、多くの亡者に襲われた。かつてこの城に仕えていたであろう彼らを斬り伏せて進んだ先に、小さな牢屋を見つけた。中には男が一人。近くには誰もいない。今なら開けることができそうだ。 pic.twitter.com/eQXwv5I8RQ

2017-02-05 11:04:18

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なこ @nacoharu

牢屋の鍵を無理矢理に壊して中に入れば、幽閉されていた男は驚いた様子で顔を上げた。男の名はグレイラット、曰く義賊であるらしい。グレイラットは感謝と共に、頼みがあると言ってきた。渡されたのは綺麗な青の指輪。ロスリック城の麓、そこにある街にいる美しい女性に届けて欲しいと言う。 pic.twitter.com/9ikyNhh6wc

2017-02-05 11:12:11

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なこ @nacoharu

私はグレイラットの頼みを聞くことにした。照れ臭そうに、長い間待たせてしまったと言う彼に首を振ることができなかった。すぐに後悔した。グレイラットの言う方向へ進めば、突風と振動、けたたましい咆哮に空を見上げた。ああ、”竜“だ。そう思った時、空から炎が降ってきた。 pic.twitter.com/hx3VfDLjBP

2017-02-05 11:17:53

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なこ @nacoharu

全てを無差別に蹂躙する竜から死に物狂いで逃げ出した。亡者となった騎士たちを打ち倒して辿り着いた目的の場所。この門の先にグレイラットとの約束の場所がある筈だ。古びた大きな門。木が絡まっているが、少しだけ開いているところを見ると通るのに苦労はなさそうだ。 pic.twitter.com/4vyEVDklOB

2017-02-05 11:27:51