魔法少女はシグルイなり

@TakeponFX

「お嬢さんがた おまちくださいやし」 「何か用か」 「へえ」 「契約の方がまだでございやす」 四人連れの魔法少女を咎めたのは 異界のインキュベーター、キュゥべえ 「おお 忘れておった」 バンッ ほむらが支払ったのは鉛玉であった

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キュゥべえ「種　種ェ」（グリーフシード的な意味で） 成長の停止した魔法少女の汚れを取り除いて 清い光を宿すソウルジェムを取り戻して欲しい その切なる願い 最終的には自身(おのれ)が たいらげてしまうとはいえ この親心は 確実に さやかの心を蝕んでいった

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「杏子流槍術 参る」 検校にはほむらが実況している 「あのような細い槍ではさやかの剣は刀身ごと」 ヒュ　ヒュ　 槍がうねった！ 折れず曲がらずを信条とするサーベルを 見慣れた身の上にとってこの光景は その槍は突くためのものではなく 薙ぐための槍であった

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「あの…　魔女を斬る感触とは 　いかなるものでしょうか？」 「あれだ　濡手ぬぐいを叩くが如き音よ」 「うまく斬れば　手応えはない」 「さやか」 「はい」 「うまい林檎じゃのう」 「あ…　はい」

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結界を後にするまどかの姿は　入場した時とは別人である 魂も奪われた 残ったものは　約束だけだ ほむらとの 　 ～完～

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まどマギ×シグルイとか誰得なんだ。俺得か。

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誰かまどマギ×シグルイの薄い本描いて！