【ヤバすぎ】読売の社説>[科学的には、100ミリ・シーベルト以下の被曝による健康への影響はない<とされていないという指摘しかない…

〇放射線障害防止技術基準法の改正案が、今国会に提出されている。 〇読売の社説は少なくとも2点、科学的に誤っている点 100ミリ・シーベルト以下の被曝による健康への影響はない<有意ではないという意味で影響はないとされていない、誤り 〇米国が1キロ・グラム当たり1200ベクレル、欧州が1000ベクレルなのに対して、日本は10ベクレルだ。 欧州の他の食物等が90%汚染されていないこと、また緊急時に限定されていることが前提。この基準を日常で適用するのであれば、日本が汚染されているという意味になる。 続きを読む
4

放射線審議会 民主党政権時の基準を見直せ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20170208-OYT1T50138.html
 ゼロリスクを求める放射線の基準は、科学的データに基づき、改める必要がある。

 放射線審議会の権限と機能を強化する放射線障害防止技術基準法の改正案が、今国会に提出されている。

 原子力規制委員会が所管するこの審議会は、放射線防護などの専門家8人で構成される。従来は、各省庁からの諮問を受けないと、審議さえできなかった。

 制約をなくす改正案が成立すれば、独自の判断で調査・審議することが可能になる。関係省庁に対して、基準値を定める法令改正などを促すこともできる。

 東日本大震災後、放射線を巡る科学的根拠に乏しい情報が、インターネットなどで流布され、福島の復興の足かせとなっている。速やかに法案を成立させて、審議会を有効に機能させるべきだ。

 重要テーマの一つが、震災後の2012年に適用された食品中の放射性物質量に関する基準の見直しだ。当時の民主党政権は、国民の不安解消を名目に、国際基準とかけ離れた基準値を設けた。

 例えば、飲料水中のセシウム量の基準値は、米国が1キロ・グラム当たり1200ベクレル、欧州が1000ベクレルなのに対して、日本は10ベクレルだ。

 日本は汚染地帯なので、食品の基準も厳しい、と国際的に誤解され、日本産の食品などを輸入規制する国が相次いだ。中国や韓国は今も厳しい措置を続けている。

 規制委の田中俊一委員長は、現行の基準のままでは、日本の食品に対する不信感は解消できないと指摘し、「(基準を)国際レベルに持っていくことが大事だ」と強調する。見直しを急ぎたい。

 除染に関しても、民主党政権下で、実質的に年間1ミリ・シーベルト以下とする目標が設けられた。

 科学的には、100ミリ・シーベルト以下の被曝による健康への影響はないとされる。国際放射線防護委員会(ICRP)は、これに余裕を見込んで、20ミリ・シーベルト以下で避難措置を解除し、長期的に1ミリ・シーベルトを目指すとの考え方を示している。

 今では政府も、こうした方針を掲げているが、法的な規定はない。被災地には、「1ミリ・シーベルトの呪縛」が根強く残る。住民が帰還をためらう一因になっている。

 放射線審議会で、国際的な考え方を改めて検討し、政府は法令に基づく明確な基準を打ち出すべきだ。被災者の理解を得られるよう、丁寧な説明も欠かせない。

 震災から間もなく6年となる。国中が不安で覆われた中で決定された施策を見直す時期である。

蒼字の部分は2012年の時から言われている。
http://blog.livedoor.jp/sendailife-josen/archives/5361273.html

国際的な食品基準を定めているコーデックス委員会(FAO及びWHO により設置)は、セシウム基準を1,000ベクレル/kgとしている。この基準は東南アジアなど多くの国々でそのまま採用されているのだが、EUの緊急時基準値の1,250ベクレル/kgと同様に食品の10パーセントが汚染されているという前提で決められたものなのだそうだ。 http://www47.atwiki.jp/matowiki/pages/50.html
(4月10日追記:厚生労働省資料によると、 アメリカは預託実行線量5ミリシーベルトを採用し、食事摂取量の30パーセントが汚染されていると仮定。)
つまり、EUやコーデックスの1,000超ベクレル/kgの基準値は、90パーセントの食品は放射能フリーであるという前提から出てきいるということになる。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

しかもこのPAG (Protection Action Guides) マニュアルは、緊急時に適用されるものであり、日常的な許容量ではない、と書かれている。 epa.gov/radiation/prot…

2017-02-09 09:13:50
水樺明子 @akikomz

@hamemen 記事にある「欧州一キロ1000ベクレルはIAEAの定めるOperational Intervention Levels Cs-134(1,000 Bq/kg)では?これは核事故などの緊急事態の際、介入(避難、屋内退避、特定の飲食物摂取を控える指示)が必要なレベル

2017-02-09 22:14:47
🌈白石草 @hamemen

読売新聞の社説があらゆる意味でヤバい。今国会にされている「放射線障害防止技術基準法の改正案」が通過すると大変なことになるのでは? 放射線審議会 民主党政権時の基準を見直せ : 読売新聞 yomiuri.co.jp/editorial/2017…

2017-02-09 21:11:11
NPAGW @NPwrAGW

「科学的には、100ミリ・シーベルト以下の被曝ひばくによる健康への影響はない」は全くの誤り。 あくまで「疫学的」に、影響の「有意な増加」は確認されていないというだけ。 @Yomiuri_Online yomiuri.co.jp/editorial/2017…

2017-02-09 08:29:26
NPAGW @NPwrAGW

・「科学的に」もっともらしいのがLNT仮説 がん又は遺伝性影響の発生率が関係する臓器及び組織の等価線量の増加に正比例して増加するであろうと仮定するのが科学的にもっともらしい, @Yomiuri_Online yomiuri.co.jp/editorial/2017… pic.twitter.com/2NKawkwdfK

2017-02-09 08:37:38
拡大
拡大
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

読売新聞のトンデモ社説 → 放射線審議会 民主党政権時の基準を見直せ(2017年02月09日) yomiuri.co.jp/editorial/2017…  「科学的には、100ミリ・シーベルト以下の被曝ひばくによる健康への影響はないとされる」 ← されていません。

2017-02-09 12:30:13
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

もっとも、100 mSv未満で「有意ではない」のは被爆者調査の時代までで、より新しい疫学調査の中には 100 mSv未満でも有意になっているものが多数現れてきているので、この 100 mSv幻想もそう遠くないうちには消えてなくなるだろうけれど。

2017-02-11 16:22:53
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

「有意ではない」と「影響はない」の違いは、誤解もされやすいが、悪用もされやすい。 と思う → twitter.com/miakiza2010090…

2017-02-11 16:08:20
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

どうしてこんなしょうもないものが 500 RT 越えるのか。 twitter.com/miakiza2010090…

2017-02-11 18:50:56
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

菊池さんのこのグラフは、今(もう自然減衰に大きくは期待できない)から「年間 20 mSv」でスタートしたら大変なことになる、ということを如実に示している。その場合の被ばく量はこのグラフの 20 倍になる。 twitter.com/kikumaco/statu…

2017-02-11 17:59:32
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

今年間1ミリシーベルトの場所に50年間住んだ時の総被曝量の推移。 plot (∫0.5^(x/30),x=0 to y),y=0 to 50 をWolfram alphaに。 年数に比例せず、増加率がだんだん減っていくのは、セシウム137が崩壊によって減るから pic.twitter.com/Aw4gtvkpGR

2017-02-11 14:22:21
Haruhiko Okumura @h_okumura

読売社説「放射線審議会 民主党政権時の基準を見直せ」 yomiuri.co.jp/editorial/2017… 「ミリ・シーベルト」が累積なのか毎時なのか毎年なのか,わかって書いているのだろうか

2017-02-09 13:08:53