或る大学生と美しいニートの話

はぴ @sumiley7

ビリーがこくこくと頷いたので胸をなで下ろすロビン。 マーリン「さて、それじゃあ痴話喧嘩も一段落したところで」 ロビン「痴話喧嘩言うな」 マーリン「犯人の話をしようか」 フジマル「そうだ！2人は顔とか見てないの？」 フジマルの言葉に微妙な顔をするふたり。 #ニート話

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ロビン「見た？」 ビリー「ん……まあ、一応」 フジマル「じゃあ警察に言ったら大事な目撃情報になるんじゃ！」 ロビン「あー、でもなあ」 二人が顔を見合わせて、それからフジマルに向き直った。随分と、言いにくそうな顔で。 #ニート話

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「あれは、ジキルだった」 #ニート話

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ロビンが利き手を怪我しちゃったので学校にいる間も後ろをずっとついて回り、さきまわりしてドアを開け、ノートを代わりに取り、荷物も全部持ち、ご飯も食べさせてあげようとするビリー君。　#ニート話

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ロビン「ビリーがいろいろやってくれるから何にも困ってはいないんだけど」 フジマル「けど？」 ロビン「なんつーか……違和感があるというか……気持ち悪い……」 フジマル「それ本人に言っちゃだめだよ」 ロビン「言いませんて、感謝もしてるから。……でもはやく傷治さなきゃな」　#ニート話

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フジマル「ビリー、あのロビンの世話してる件だけど」 ビリー「うん、なに？」 フジマル「ロビンが居心地悪そうにしてるの見て愉しんでるでしょ」 ビリー「えぇ～～～そんなことないよ～～～」 フジマル（楽しそう……）　#ニート話

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ビリー「ロビン、あーん」 ロビン「いや、自分で食べれるって。片手は動くんだから」 ビリー「あーーーーん」 ロビン「…………オタク、楽しんでるでしょ」 ビリー「あ、ばれた？」　#ニート話

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ビリーにからかわれるのにも随分と慣れてきたロビン フジマル「目の前でいちゃつかれて非常に居心地が悪い」　#ニート話

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健全な男子大学生だから人並みにエッチな動画も見るんだけど、マーリンが自分の部屋をいつでも覗けるのだという事を知ってちょっと躊躇してしまうようになったフジマル　#ニート話

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「その……マーリンは俺の部屋を覗いたりは……して、ないんだよね？」「ん？見られて困ることでもあるのかい？」「えっいや、べ、別にそんなことはないけど、ほら、プライベートというか……」「ああ、つまり自慰行」「ば、馬鹿馬鹿！エッチ！」　#ニート話