FF14 うちの子妄想まとめ ヴァレンティオンデーのイベントに参加(バッシュ君がさせられた)

ばかむーと @bakamut_ff14

何故、あんな恥ずかしいことをしなければいけないのか。 強制的に出場と言われてしまっては仕方ない。 バーを盛り上げる為の出し物だ、なんだかんだで皆もあそこのバーに通ってるしな。協力しない訳には… だが、なぜチョコを貰ったリアクションをしろと？バレンタインなんぞ甘味を食べるだけだろ！

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しかも一言だろ？ならば言うことは決まっていたが、マスターは一言では済まさないようだ…ならば俺も一言では済ませられまい。 「おや、すごい顔してるけど…大丈夫かい？」 「…大丈夫ではない、明日のイベントの事は知ってるだろ…なんだか会場も甘ったるい物になっていて…あの上で…」

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「小芝居というか、リアクションだね。バッシュらしく行けばいいんじゃないかな」 「実際そうなるわけでもなく、どうすれば…」 「おや、それだったら…ちょっと待ってて」 「ん？」 ーーーー 「私が必要と聞いて！走ってきたわよバッシュー！！」 「なんだミルヴァか」 「なんだって何よ！」

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「まぁいいわ。はい！これ」 「む、なんだこれ」 「チョコレートに決まってるじゃない！」 「そうか、感謝する。」 「待って！反応薄くない！？」 「糖分摂取物を貰うだけだろ」 「バッシュってバレンタインに疎すぎ！！ほら、これ読んで。バレンタインの歴史。ついでに本命チョコだからね！！」

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「しっかり読んどいてよね！少ししたら、また来るわね」 「は？あぁ…」

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ーーーー 「どう？」 「は！？あ、あぁ…」 「色々思う所あった？」 「ま、まぁな…」 「じゃあ…今思った事と、貰った時のことを。そして私に言いたくなった事とかをステージの上で！！そうすればリアルなリアクションとして見られると思うの！」 「名案だな……だが、その」 「ん？なぁに」

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「実際にお前も居てくれないか…お前が居ない所にお前への返答を出来る気がしない…」 「勿論行くわよ！行かないわけないじゃない…恥ずかしそうにするバッシュが見れるんだものー！！楽しいしかわいいに決まってる！」 「…やはり来なくていい」 「なんでよー！！」 「気が散りそうだ、侵入禁止」

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「ヒントはかなり得られた、感謝してるから来なくていい。」 「言ってる事が滅茶苦茶よ！」 「ミルヴァに言ってるつもりで言わないから安心しろ。」 「どう安心するのよ…」 「ちゃんと終わって、二人の時に言ってやるよ」 「え？本当？！」 「嘘ついた事無いだろ」 「そうね…うん、待ってる」

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ーーーー …全て終わった。 終わった今も頭が真っ白だ…恥ずかしいなんてものじゃない。 緊張のあまり名前を呼ばれた時は叫んでしまったし。 強いて言えばエントリーしてねぇよ、させられたんだよ！と叫びたかったが… するべき事を成した今は休める。

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頭が端に行けと叫んでる勢いで部屋の端に走った。 フレデリックと目が合った、彼は静かに親指を立てた。 恥ずかしい…… 正直殺せ、殺してくれ。 こういうのはやはりフレデリックがやればいい！！フレデリックの方が慣れてるだろう？

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ーーーー 「あ、おかえりー！どうだったー？」 「…ルークと知らん奴と同率2位だった。」 「え？ルークさん？？」 「えらく真面目だったな。賞金20万ギルって言われた瞬間戻ったがな「いぇーい、空前なんたら」と叫んでいたな。五月蝿いから口を押さえたが止まらなかった」

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「えー…？眉唾物よ？」 「常にああなら俺も奴を制止せずに済むんだが…」 「…本当なのね」 「驚く程にな」 「というか２位ってすごいじゃない！1位は？」 「…とんでもないやつだった。周りの奴らが全員笑ってて…凄かったな。俺は意味が分からなくてなんとも言えなかったが」

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「ただ、一人ではなくて女が男二人を両脇に待機させてたな。」 「一人でも、三人でもみんなを笑顔にさせられるなんて凄い人だったのね。私も見たかったなー…」 「再現してやろうか？」 「え？！」 「冗談だ」 「期待したじゃない！！！」 「あんなの、俺がやるものか」

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「頼むなら他の奴にしてくれ…」 「考えておくわ…で、よ。」 「よ？」 「二人の時にやってやるって言ってた話は？」 「覚えてたか！？」 「そりゃもう…だからこそ食い下がったのに～…さぁ、やる時よバッシュ！！」 「は？！今か！？」 「今の方が恥ずかしさ減るんじゃない？」 「む……」

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「そんな訳で、はい！チョコレートパート2！」 「あ、ありがとう。じゃなかった…糖分補給物資だな。感謝する」 「なんか違うわよ、バレンタインデーなのよ！！」 「ば、バレンタインか…そうか…バレンタインデーとして俺に渡したのか…」 「義理じゃないからね」 「お…俺でいいのか…？」

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「そ、そうか…後で大事に頂こう…」 「…(じっ)」 「あー…あんまり見るなよ…？！」 「…(じっ)」 「……(ぷるぷる)」 「？」 「……っだー！俺には出来ん！！あの時は誰にも向けなかったから行けたが！お前にだけ向けてだと！？しかも目の前！！」 「頑張って！！頑張って！！！」

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「ぬ…！………！！(ぷるぷる)」 「よーっし、分かったわ。ちょっと待ってて」 「は…？！」 ーーーー 「呼ばれて飛びててなんとやら。やぁバッシュ、さっきはお疲れ様」 「なんで来たーーー！！！？」 「フレデリックさん！あんまり見るなよの後はなんてやってたの？！」

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「ん？こう、しかめっ面のような強ばった顔で…こうやって投げキッス」 「ヴォオオオオオオオアアアアアアアアアァアア！！！？」 「もーいっかい！私の為に、もーいっかい！」 「ふざけるなよ！？」 「男を見せるんだ、バッシュ！」 「フレデリックまで？！」

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「……！えぇい！お前を見るから恥ずかしいんだな！！」 そう言ってバッシュはズンズンとミルヴァちゃんに歩み寄って… 「へ？……！？」 そのままミルヴァちゃんの額にキスをした！？ 「もうしないからな……！！以上だ！！！！満足したか！？」 「大胆だな…やるなぁ、バッシュ」

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「だ、大胆？！」 「……」 「む、ミルヴァ…？」 「私…もう顔洗わないね」 「は？何を言ってる。洗え馬鹿者。頭も洗えぬではないか」 「シャンプーハットってのがあるのよ…」 「そういう問題ではなくてだな。衛生的というか、なんというかだな。」 「勿体無いの！」 「何がだよ」

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「よし、僕は戻ろうかな。ゆっくり仲良くね」 「は？あ、あぁ…おやすみ。洗わないなら俺が無理矢理にでも」 「なんでそんなに必死なのよ！理由は？！」 「必死？衛生的というか人としてどうだ」 「はぁ………」 「む？なんだその溜め息は」 「うん、顔洗う。そこまで真顔で言われたら…」

ばかむーと @bakamut_ff14

「バッシュのばか」 「は？利口ではないと思うが知能は低くないぞ」 「そういうところがよ！！まぁ、バッシュらしくていいんだけどね」 「なんだそれは」 「はー、なんかまったりしちゃった。お風呂入って寝よう」 「俺も入ってくるか…今日は動いてないのに疲れたからな…」