サイレント映画からトーキー映画へ至る役者パロ

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

アルフレッドの一番のヒットもまた吸血鬼役である　吸血鬼役はデビュー当初から熱望していたもの　ルッツさんと異なり新作映画だが、アクション重視で演じた　デビュー時のエピソードを面白がった監督により、役者を目指す切っ掛けになった映画の主演級達がモブ吸血鬼役でカメオ出演している

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エミールちゃんの一番のヒットはファンタジー映画の魔法使い役で、これは当時としては珍しい特殊効果多用の映画だった　呪文の文法的規則がよくできており本物の呪文を唱えているようだ……とも評判だったが、母国語に訳して読んでみてと言われて読んだだけだったので本人は微妙な気分だった

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なおエミールちゃんが一番ヒットした映画はエドァルドちゃんが監督として一番ヒットさせた映画でもあった　特殊効果によるファンタジー世界は人々にうけたのである　因みに、出演側で一番評判が良かった役は宗教ネタのドタバタ喜劇シリーズでチョイ役ながら毎シリーズに出たニュースキャスター役である

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フランシスお兄さんは老若男女誰が相手でもどんなシーンでもOKを豪語していて、実際老若男女とのベッドシーンにキスシーン、もっとエグいシーン何でも撮った　また私生活も役柄同様に波瀾万丈で、デビュー時から引退後まで老若男女と浮き名を流した　スキャンダルがスキャンダルにならない役者である

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アーサーは恋愛関係のスキャンダルは無かったが、酒乱関係のスキャンダルで一度窮地に陥ったことがある　なんとか復帰したが、その後、自ら戒めとして飲酒シーンをNGにした　お陰で紅茶を嗜むシーンがトレードマークとなり結果的には良かった　ベッドシーンやキスシーンは貴婦人役相手のみOK

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ヒール中心の癖にベッドシーンNGだったのがギルちゃん　キスシーンも嫌がったがこれは何回か撮られた　脱ぐのはOKだったので事後っぽいシーンは結構有る　私生活も綺麗なものでスキャンダルは特に無い　公表されてる限りは婚歴も愛人がいた形跡も無い　クリーンすぎて怪しいとはたまに言われた

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性別の都合で脱げる訳無かったのがサイレント時代のエリザベータさん　トーキー時代になってからは特に脱ぐような役をやらなかった　キスシーンは相手を選びつつOK　私生活は割と謎　サイレント時代には自分がヒットした理由である相手役ヴァンプのローデリヒさんに心酔していたという話が有った

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フランシス程では無いが割となんでもやったのがローデリヒさん　私生活も派手で結婚三回離婚三回スキャンダル多数……だったが、ヴァンプで当ててからは役柄と真逆に私生活は大人しくなった　要は、充分名が売れたから炎上商法をやめた訳である

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引退後の詳細は不明だが、一度切りカメオのみとはいえ引退後結構経ってからスクリーンに戻ってきているので、映画界と何らかの繋がりは持ち続けているようである

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シーン的なNGはほぼ無かったが、共演NGは有りフランシスとは絶対に共演しなかった　前述のカメオで戻ってきた映画も、フランシスは出演していないものである

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本人は何をNGともしていなかったが、役柄上ベッドシーンを撮ることはなかったフェリシアー　脱ぐシーンは相当数有った　健康なお色気担当……というには色気も無かったが　キスシーンは結構有った　可愛い感じのストーリーが多かったのである　私生活はナンパ好き　ただ恋人の気配は無かった

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ベッドシーンはNGのようなOKのような、あんまりガチなやつはNGだったが、体躯が良いため相手の体を隠すような軽いシーンなら特に接触も無くそれっぽく撮れてしまうルッツさん　逆にキスシーンは撮らなかった　冷酷系ヒールで売っていたためキスシーンが発生するような役柄のオファーが無かった

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本人的には正統派ヒロインとキスシーンが発生するような正統派ヒーロー役にちょっと憧れてた　演じる機会は無かったが　私生活は至ってクリーン　ギルちゃんと兄弟なのを公表してたので、兄弟揃って私生活がクリーンと言われていた　ギルちゃん同様クリーンすぎて逆に怪しいとも言われた

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ベッドシーンNG、キスシーンもできればやりたくないヒール二人目、アルフレッドちゃんである　自分は結構ズボラでそういうシーンに頼って人気を取ると演技を磨く手を抜いちゃいそうだから、とインタビューで言っていたことが有るが、映画界入りの切っ掛けが切っ掛けなので信憑性は謎である

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私生活は概ね綺麗だったが、一度だけ雑誌のカバーガールをしていたジェニーという女性と噂になっている　本人の弁解に依ればただの友人で誤解　真偽は不明だが、その後特に結婚したり同棲したりということは無かった　なお、サイレント時代からの役者に兄弟が居るという噂も有ったが、本人は否定した

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ファンタジー映画でヒットし、その後もふわふわした世界観の出演が多かったため、ベッドシーンを撮る機会は無かったエミールちゃん　キスシーンは何度か有った……が、前述の通りふわふわした世界観でのことなので、相手は概ね動物である　蛙とするのが一番キツかったらしい　私生活は全てが謎

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本業は監督なのでベッドシーンやキスシーンが必要になるような目立つ役はやってないエドァルドちゃん　カメラ回す側は何度もやった　一番苦労したベッドシーンは、ベッドシーンNGだから遠景の事後っぽいシーンを撮るしかないのに撮影中に若干太ってしまったアルフレッドの体型を隠して撮ったもの

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昨日のこれ、フランシスお兄さんは時代が早く親の影響が無かった版エリザベス・テイラー、ローデリヒさんは本物のスキャンダルも幾つか有った版セダ・バラってイメージを想定して呟いてた（※概念の話）

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恋愛スキャンダル凄かったけど何だかんだで許され息長く現役してたフランシスお兄さん　不倫スキャンダルのあとにあった主演男優賞の投票で相手の夫から「それはそれ、これはこれ」で票を入れて貰える実力派であり、「フランシス・ボヌフォワなら仕方ない」で許される人物観を築いていたお兄さん

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

幾つかの詐称を含むスキャンダラスな経歴で「そういうタイプ」として売り出し、そういう役柄を多く演じていたが、実際はそこまでそういうタイプでも無かったローデリヒさん　トーキーの到来やヴァンプ系の下火に逆らわずサクッと役者をやめ、その後は割と平穏に生きたローデリヒさん

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役者としてはどちらも割となんでも撮影OKで（フランシスがまだ髭無しだった時代の）傾向は若干似てたけど、そこもまた同族嫌悪なのか死ぬほど仲の悪かったフランシスお兄さんとローデリヒさん　どっちかというとローデリヒさんの方が強く嫌ってた　共演NGを出していたのはローデリヒさんの方

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アーサーとギルちゃんは両方とそこそこの回数共演してる　但しアーサーはサイレント時代にはパッとしてなかったしローデリヒさんはトーキーに出なかったから、共演といっても台詞を交わしたこよは有ったかな無かったかなどうだったかなくらいの共演　ギルちゃんは両方とポスターに並んで写ったこと有る

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エリザベータさんはサイレント時代にはフランシスと共演したこと無かった　共演NG出してた訳じゃなかったけど、撮影期間被るオファーが来たらローデリヒさんが出る方の映画を積極的に受けてたし、ローデリヒさんとフランシスが共演NG＝同じ期間に別の映画撮ってる率が高かったので自然とそうなった