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演出をやりたい人と、演出家になりたい人

アニメ監督、神谷純(@junkamiya)氏による、演出をやりたい人と、演出家になりたい人との違い。 その関連ツイート。 高槻正博(@takat_masa)氏はアニメーター。 峯沢琢也(@takuya_minezawa)氏はアニメ監督。 続きを読む
創作 アニメ 芸術
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神谷純 @junkamiya
知り合いの監督とか演出の人と話していて、たまに話になるのが『演出』をやりたいのか『演出家』にならいたのかという事。
神谷純 @junkamiya
ものを表現したい欲求があって、その手段として『演出』になったのか、『演出家』というものになりたかったのか。描かれている絵コンテを読んだり、打ち合わせしている演出の言葉を聞いていると、たまにそんな事を考えてしまう。
神谷純 @junkamiya
前者ならいいのだ。それが空回りであっても、そこに『自分なりの表現したいもの』があり、それを伝えようとする絵コンテなり、打ち合わせ上の言葉がある。読む人、聞く人は、そこに何らかの『意志』を感じ、その『意志』に沿う事が出来る。
神谷純 @junkamiya
後者の場合は、絵コンテを読んでも『何を表現したい』のかとんと読み込めるものはなく、打ち合わせをしても、下手をすると『ちょっと分からないんです』という言葉すら出てくる。こうなると、その後の行程は何を指針にしたらよいのか分からない。
神谷純 @junkamiya
演出を志す人、監督を志す人は、まず(たとえそれが借り物であっても)表現するという明確な意志は持って欲しい。
@takat_masa
『「なりたい」 は願望であって、「なった後に何がしたいのか?」 これが明確に言えないと成功は無いように思えてならない。どんな仕事であっても、』なんて柄にも無い事をつぃーと。
神谷純 @junkamiya
@takat_masa 本音を言うと、演出や監督は「明確な『演出として・監督として表現したい』という意志がない人は、ならない方がいいと思います。もちろん例外もありますが、だいたい『何となく』の場合、不幸な結果の方が多いです。
@takat_masa
@junkamiya 何人もの監督に仕えてきましたが、表現したい物 を持たれた監督の方が少数派の印象さえあります。仕事だから、言われてやります。と口外していた方もいましたし(絶句)ただ、人のことは言えません。描きたくない絵でも描いてきましたから(ウギュ
神谷純 @junkamiya
@takat_masa いえいえ、原画は要求された絵コンテの内容に対して、絵で答えるお仕事ですから『たとえ描きたくないモノでも』描くのがプロとしての正解ですよ! ただ描くのを要求する方が「分かんないけど・上から言われたから」じゃあ、描く方としては迷惑ですもん。
@takat_masa
@junkamiya その時の作監と動検と3人で愚痴っていました。毎回コロコロ要求が変わり、「いや、こんな風に言って来ているので」との説明を受けて(ため息)。 プロとしての意地を見せて降りようか とまで言っていた昔が思い出されます。
神谷純 @junkamiya
@takuya_minezawa 「だから」なんですけど、毎回この話に落ち着くんですが『演出を育てるのは難しい』んですよねえ(遠い目)
@takat_masa
@takuya_minezawa @junkamiya 演出は育てるものなのかな?と作画の世界からついつい見てしまいがち。固有の波動さえ会えば育てるまでも無く・・・のような気が。演出さんは寿命(賞味期限)が定量のような気さえしてしまいます。
神谷純 @junkamiya
@takat_masa 演出は『会社の都合上、育てなければいけない事もある』職種です(笑)。まあどのセクションもそうだけど、やり手がいない場合『なっていただく」しかない事も、実際良くあるんですよ。
@takat_masa
@junkamiya その端的な例はここにいます。ノシ なり手がいなくて各話のローテ作監をやらされました(ぼそ
神谷純 @junkamiya
@takat_masa それはそれで『降ってわいた幸運』かもですよ!
神谷純 @junkamiya
すいません。今読み返したら、『演出』話の一番最初のツイートが打ち間違いしてました。「『演出家』にならいたいのか」ではなく「『演出家』になりたいのか」が正解です。
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku
@takat_masa @junkamiya 育てる事は出来ると思いますが、まず「その気」と「覚悟」のある絶対数が少ない現状を感じます。やるやつはほっといてもやる、でしょうか、勿論あくまでこれはCGの世界から見たらですが。
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku
@junkamiya 虎の穴(同人誌屋さんじゃなく)にぶち込むか、在野で修行するかが一番ベターな気がしてます、最近は。自分を棚の上にあげまくりですが、、、
@takat_masa
覚悟は現実を知れば半分以上が消え去るかと思います。物事を決められる用務員@監督は暴論では無いですし。 RT @takuya_minezawa: @takat_masa @junkamiya 育てる事は出来ると思いますが、まず「その気」と「覚悟」のある絶対数が少ない現状を感じます。
神谷純 @junkamiya
@takuya_minezawa いっそ虎の穴(同人誌屋さんの方)にぶち込んで、なんだか変なものになってもらいましょうか! 使えるか使えないか紙一重みたいな人材続出かもですが。
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku
夢を語るが言うほど監督(演出側)を目指している人は実際は少ないのかもしれない、具体的に何かアクションを起こしている人はもっと少ないのかもしれない、それ以上に場数を踏む場自体が少ないのかもしれない。
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku
@takat_masa @junkamiya 少しそれますが、ピクサーなどは監督を養成する環境があったり、企画を出し支援するシステムがあったりで、育成は不可能ではないと思いますが、ピクサーだから出来るとも言いかえられるかもしれません。
神谷純 @junkamiya
@takuya_minezawa アメリカの映画学校のカリキュラムとか、調べてみたいですね。
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku
@junkamiya 意外に同人誌業界の方が好きな熱意で動いてるだけあって、伸びしろはあるかもしれませんね。

コメント

Virtue (ヴァーチェ)⛎ @JAPONIUM 2011年3月9日
やっぱ始めのいい出しが間違ってたのか。最初が決まってればそんな目を皿の様にして読み進める迄も無かったのに行ったり来たり^^;
Virtue (ヴァーチェ)⛎ @JAPONIUM 2011年3月9日
要は演出担当者に成った理由が、手段が至って演出を為しているのか、目的として是から演出家に成ろうとしているのか。
セルフ執事 @SF_yomi 2011年3月10日
高校までの教育がどうにもズレていて、学問を俯瞰するカリキュラムが存在してないのね。手段ばかり教えている。もちろん学校教育が目的を強いる事には反対なのだけど。
セルフ執事 @SF_yomi 2011年3月10日
さてこのまとめの主題に立ち戻るけども、これって、どんな職業にもあって、例えば「営業」さん。物を売って資金を回収するのが仕事なのだけど、契約を取り交すのが仕事だと勘違いしてる人が居る。
セルフ執事 @SF_yomi 2011年3月10日
もっと酷いのになると、顧客の方へ出向き、お話しするのが営業の仕事だと勘違いしてたりする。耳当りの良い綺麗な言葉喋るのが営業の仕事とか勘違いしてて、顧客も右往左往するし、製造の方も右往左往しちゃう。なんて事が良くある。
セルフ執事 @SF_yomi 2011年3月10日
もちろん購買だって、製造だって、そういう人間が紛れ込むことが良くあって、混乱が起きてたりする。手段と目的の位置関係がどうにもおかしな人って物凄く多い。これって手段目的の取り違えというより、目的を持ってない人が多いからなんだと思う。
そのだまさき @masaki_sss 2011年3月11日
クリエーターとしての志とかではなく、演出はスタッフにはっきりとした指針を示せという話だと理解した。むしろ、それができる人をスタッフは「志のある人」と思ってくれる。