ボクエイド

はち公。 @funkastic_8er

150 ただ──── 『ベッドは大きいのにしよw 流石に、シングルで2人はキツいw』 「ですなw」 とゆーことで 今日はアパートに 2人で選んだベットが届く日w 『葉月ー！ 本棚動かすんちょっと手伝ってー』 「はーい」 まるで 引っ越しみたいwww #ボクエイド

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151 「ここー？」 『お！おっけー！』 家具屋さんが来るまでに 部屋を片付けてたら 『あっ･･･痛っ』 「へ？」 亮ちゃんの声に 慌てて駆け寄る 「どないしたん？」 『あー、なんか 指にトゲ刺さったw』 「あーねーw 見せて？こっち来て･･･」 #ボクエイド

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152 休憩も兼ねながら ソファで手当する 「･･･っと、おっけ！ あとは絆創膏ねー」 テキパキと処置する私を見て 亮ちゃんが笑う 「ん？」 『いや、相変わらずやなぁと』 「？？？」 『結果、大きなっても 俺は葉月のお世話になりっぱなしw』 #ボクエイド

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153 「あーw」 昔も今も 亮ちゃんに絆創膏貼るのは 私の役やね ･･･なんて 私も思わず笑ってたら 『なぁ･･･昔な？ 葉月に絆創膏貼ってもらってた時 俺がゆーた事、覚えてる？』 って 「え？ありがとうとか？」 『や、そーゆうんやなくて･･･』 #ボクエイド

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154 「え！？他になんか？」 『や、覚えてないならええねん』 「え、良くない！」 『ええって///』 「あ･･･再現して！？ほら！」 『はぁ！？』 「ほーーら♡」 『嫌や！』 なんて言いつつ 何とか 亮ちゃんから聞き出した 思い出は･･･ #ボクエイド

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155 ────「はい、完了！」 絆創膏を貼りながら お説教をして 最後にそこを指で弾く 『いったぁ(泣)』 「やなくて。他に言う事は？」 『･･･ありがとーございます』 「よろしw」 いつもはそれで終わり でも1度だけ 亮ちゃんが言った言葉･･･ #ボクエイド

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156 「ってゆーか、もしもさ うちが怪我したら･･･ 日頃のお礼に 亮ちゃんが手当してな♡」 冗談半分で そう言った私に 『ええよ。俺が･･･手当したる』 いつになく 亮ちゃんは真面目に答えた 『ってゆーか･･･あれや』 「ん？」 #ボクエイド

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157 『俺が･･･大きくなったら お前の事守ったるよ』 「えーw」 『怪我なんかせんように ちゃんと･･･守ったる』 「亮ちゃん･･･w」 『約束したる』 「･･･うん、頼んだよ？」 あの頃は そんな未来が来るなんて 思いもしてなかった──── #ボクエイド pic.twitter.com/4oEoHABKoy

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158 「ええ！？ゆーてよ！！ なんてゆーたん！？」 『嫌や！絶対言わへん！』 「せこい！せこーーーい！！！」 ･･･この感じは 昔も今も 変わらないなw でも 確実に変わったこと･･･それは 『なんとでも言えや！ 嫌なら思い出せアホ葉月！！』 #ボクエイド

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159 「くっそ･･･ 生意気チビ亮のバァァカ！！」 昔のとおり言い返す私を 『･･･なにゆーてんの？』 亮ちゃんは グイッと引き寄せて 『もぉ、チビちゃうし？』 そう言って ニヤッと笑う 「もぉ！もぉおおおお！！」 『ざまぁwwww』 #ボクエイド

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160 変わり行くものと 変わらないもの その間で いつまでも2人 笑っていよう 『葉月？はーづーき！』 「何･･･んっ///」 お互いの傷を 癒しながら 『･･･好きやで？』 お互いを 支え合いながら 「･･･知ってる///」 【おしまい】 #ボクエイド pic.twitter.com/1QmqJjBMj5

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