少佐じゃなかった。たとえ脳みそがスプーン一杯しか残っていなくても、自我が存在する個であるという自覚を持ったメスゴリラの少佐が、記憶を消され大企業に利用され家族友人から引き離されたか弱い女性になってた。嫌。
2017-04-09 16:54:37それぞれのセリフ自体も高度な教養と訓練経験を持ったプロフェッショナルらしくないし、相互が知識として共有する事柄をその都度言葉にしているのも、らしくない。記憶が外部化できる様な高度な科学に対して生命感も成長していない。
2017-04-09 16:59:55何より酷かったのが、少佐が「これが正義だ」って言葉を発したとこ。ゴツいお姫様が正義感について他人に押し付けるような脚本はイメージに合わない。
2017-04-09 17:02:44事務的なセリフは極力排除され、ソフトSFの醍醐味の哲学性はボカされてわかり辛い。登場人物は合理性を欠く感情を理由に行動してた。
2017-04-09 17:08:01色々と残念なところが多く、CGも(完璧ではないが)満足できるもので攻殻機動隊っぽさが残ってるのが余計に悲しい。警察権を持った政府直属の部隊が制圧された容疑者に対してトドメを撃ってるのも嫌だった。
2017-04-09 17:13:08態々少佐の出自を物語の軸にして、少佐が巨大な権力に利用された人間で軍隊とのかかわりがないことを描いてるのに「少佐」って呼びまくるのもアレ。この設定では公安九課は軍警なの?
2017-04-09 17:16:59ボコボコに言ってるがいいところもあったんだぞ。少佐に対する様々な処置に同意を求めるというシーンがあってうれしかった。これが原因で企業の悪行を描くシーンがロボコップにしか見えなくなったけど。も
2017-04-09 17:24:52あと悪役の信念がチープ。酷いことされたからし返すんだ!!とか子供かよ、大企業の悪を描くにしてもロボコップの大企業より意味が分からないよ。
2017-04-09 17:31:41アクションシーンも微妙なところが多かった。昨今の映画で演出されるような銃弾の破壊効果は少ないし、訓練を受けた戦闘員らしい動きも少なかった。というかまず殴り合いがメイン。銃オタクには厳しいかもしれない。
2017-04-09 17:35:51