台風通過待ちなう。なんかこういう台風過ぎ待ちの時って定期的に遊牧民族な射手が浮かぶ。半分以上の確率で12国王子な射手とイメージが混ざる。ククリナイフな短刀と弓と馬を操り、嵐の日には堅牢に建てたパオ(テント)の中に潜って風雨が過ぎ去るのを待つ。
2014-10-13 20:43:54大体立場的なものから一人暮らしじゃなく、嵐の日には家族と一緒にパオに入っていて、何かトラブルがあったら一族を守るために真っ先に動く若い男の立場なのであるが、惚れあっている相手は他の場所にいて、パオの中で座って目をつむりながら(あいつどうしているだろうか)とか考えてるといい
2014-10-13 20:50:42遊牧民ゆうても土着的な一族で、射手には多分○○さんちのあの娘が嫁いだらええ、とか、年寄どもの酒の席で勝手に話が進んでいるうえ、かなり近親の男から言い寄られてたりするが、射手が内心想うのは異国の王子たる──なのであった。
2014-10-13 21:01:51なので、同じパオの中で嵐の夜に親族の男に誘いをかけられても断る。「悪いけど」とかあんまり執着のない物言いで。そうやって嵐の中、異国の相手との物語を思い浮かべることで、どうにか精神の自由を保っている遊牧民族の射手なのであった。
2014-10-13 21:10:48広い世界を知ってしまった今、もはや大草原を移り住む遊牧生活ですら束縛にしか感じられず、(この嵐が終わったらこの国を出ようか)とか意識が飛躍しはじめる射手。だがしかし、逡巡している間に獅子国が攻めてきて母国は失われ、射手の旅立ちはもっとも過酷な形でもたらされることになるのだった。
2014-10-13 21:17:04なんかこう、12国王子に関しては自分設定をねつ造しまくってるなっていうのがあらためてわかるわ……。良い意味で原典の応用がすごくききやすいというか
2014-10-13 22:32:54まじ射手王子と獅子王子で殺し愛の関係に発展してほしいわ(願望)あと他に一人ぐらいその美貌が災いして母国を焼き滅ぼされる王子が出てもいいと思うわ(願望)
2014-10-13 22:39:17戦争の果てに、最終的に獅子王子を荒れ果てた玉座の間まで追いつめて、肉厚のサーベルを抜いた獅子 対 部族伝統の長物ククリナイフを抜いた射手で本気の殺し合いになって、一瞬の隙を突いて射手が勝負を制するも、自らの宿命を受け入れた獅子をどうしても殺すことができなくて→
2014-10-14 00:09:15→その瞬間の射手のいろんな思いが極まった顔とか見たいよね。戦争と殺戮の果てに自国の滅亡を悟った獅子の、両膝をついた姿勢から射手を見上げる顔とかね。獅子の顔も静かながら峻烈だといいよね。(お前には王者として“敵”を処刑できる器があるか?)みたいに視線で問いかける感じの。→
2014-10-14 00:15:12→で、結局獅子を殺せなくて部下に捕縛させる射手だけど、そこからもうパラレル3ルートぐらいに分けてビーフジャーキーのようにかみかみかみかみしたいわ。→
2014-10-14 00:19:12→Aルートでは獅子が彼に恨みのある射手軍のモブにリンチ食らいそうになって、でも逆に叩きのめして脱走、射手が野営からようよう追いかけるんだけど、獅子も逃げてる間に将来辱めを受けたくないと覚悟を固めてしまって、ようやく射手が見つけた瞬間にモブから奪った粗末なナイフで自刃しちゃう。→
2014-10-14 00:24:49→(A続き)んで、射手がなんか獅子の名を絶叫しながら倒れた獅子を抱き上げるんだけど、獅子は微笑しながら走馬灯のように射手との過去を思い出して、「すまなかった」とか言って、「また幼き日のように(遊ぼう)」とかいうのを遺言に落命してしまう。という純愛エンドですよ。死んでるけど。
2014-10-14 00:29:24→で、Bルートでは逆にひたすらゲスい感じに射手が幽閉した獅子の牢屋をちょくちょく訪れて、国と家族を滅ぼされた憎しみと共に獅子を手籠めにしていく。表向きは光り輝く射手王が誕生して国が復興していくけど、実はその射手もガン決まりな裏表があって、獅子の崩壊と共に破滅しそうなバッドエンド。
2014-10-14 00:33:21→で、Cルートではもっとデカい展開になって、旧獅子国・射手国の上に新体制が敷かれはじめようかというときに別大陸から別の勢力が攻めてくる。どうしても旧獅子国軍の力が必要になって、獅子が射手の味方として牢を出る形になる共闘ルート。→
2014-10-14 00:48:14→獅子は亡国の王子としての意地があるし、射手も獅子国の犯した罪(?)をそう簡単には許せなくていきなり仲良くはならないんだけど、巨大な外敵との戦いを重ねるうちに互いの守りたいものが見えてきて、互いに情がわいてきてしまう。→
2014-10-14 00:51:40→この場合はお互い(こんな関係でなければな)と思いながら、限りなく濃い友情で終わる。外敵を追い帰し、国が祝宴に沸く中でこっそりごく少数の部下と共に別大陸への旅路に出る獅子。射手はそれを認め、見送る。獅子の旅はおそらく外大陸に新たな国を築く旅なのだ。→
2014-10-14 00:59:17→いつか、遥かなる未来に再び敵として相まみえることがあったとしても、また逆に味方として助勢しに行くことがあるとしても、自分は今のこの旅立ちを良しとしよう。射手と獅子は互いの燃えるまなざしを見つめあい「またな」と握手を交わすのだった。そう。二人が初めて出会った日のように。 おしまい
2014-10-14 01:03:54あっでもCルートの分岐でDルートの、共闘→相互理解→最後の戦いの前に二人の初夜→外敵去る→射手王を獅子将軍が支える形で手を取り合って新たな王国爆誕 みたいなのもトゥルーエンドっぽくていいな!
2014-10-14 01:12:43台風通過中か……。12国王子、あと双子×乙女をじわじわ詰めたいのだよな。原典では血縁関係とか何もないんだけど、自宅でやってる偽典では従兄弟どうしにしてしまっている。潔癖な親愛を貫く乙女に対し徹底的に背徳的な愛に苦しめられる双子という構図。
2014-10-14 02:19:32ほんの少し年上の乙女が醸し出す清潔感に対して、あの首をそっと撫でたいな、とか、乙女がいつも着ている法衣をからげたいとか、乙女が何の疑いもなくこちらを見つめるすっと通った瞳を、その奥を汚したいとか、言えない想いが爆発しそうになっている双子。乙女の前に透き通った鉄壁を感じている双子。
2014-10-14 02:31:05戦火はいつか乙女国に及び、援軍として現地に向かった双子王子が見たものは……。あたりからまた何ルートかビーフジャーキーよろしくかみかみかみかみできてしまうのだよな。
2014-10-14 02:35:09→aルートでは兵士と共に最後まで城で戦い、何とか生きていたものの両目を傷つけられて物陰にうずくまっている乙女王子。双子王子はすんでのところで見つけた彼を自身の馬に乗せ母国へ帰ろうとするが、乙女王子の傷の具合が思わしくなく国境周辺で休養する羽目に。→
2014-10-14 02:41:57→激しい発熱の末、元々良くなかった視力がさらに低下し、ほぼ失明する乙女。視力を失った乙女に、彼の国が獅子国に占領されたと告げねばならなかった双子。乙女は冷静そうに見えて、双子に何もかもを根掘り葉掘り聞いていく。双子はその時、自分が乙女の目として生きることを決意する。→
2014-10-14 02:48:04