ドラえもんとクレヨンしんちゃんにおける「大人」と「子供」の関係性の違い

「南極カチコチ大冒険」も「襲来!宇宙人シリリ」も大変おもしろかったです。
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あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

ここで言う「大人になりきれない」ってのは言い換えると「現実を受け入れられない」という意味だ。現実を受け入れられず自分の理想の子供じみた世界を作ろうとする「敵」を、野原一家が「日常」と「現実」の力でもって打倒する、という構図が劇クレしんには結構多い。

2017-04-16 19:19:21
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その際の「日常」「現実」のアイコンとして特に多用されるのが「家族」というキーワードであり、劇クレしんのほとんどで「家族愛」が何らかのテーマになっているのはそういうことな訳。

2017-04-16 19:23:24
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「大人になりきれない未熟な大人」の敵の姿を、しんのすけらと子供の視点と、ひろしみさえら大人の視点の両方から描くんだよね。

2017-04-16 19:24:55
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ザックリまとめると、だ。「汚い現実の象徴としての敵を非日常なSF(少し不思議)パワーでやっつける」のがドラえもんで、クレしんの場合は「現実を拒否しようとしてる敵に、綺麗な日常で対抗する」という構図になってる。

2017-04-16 19:28:42
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もちろん、そうはなってない作品もちょいちょいあるので全部が全部そうだって訳じゃないけど、両方とも概ねそういう構図の映画が多い。

2017-04-16 19:30:13
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この違いの理由に原作の掲載誌の違いを挙げるのは、決しておかしな比較ではないだろう。

2017-04-16 19:31:33