- BB_GCsenyo
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@Malice_GC4 「…」 カップを傾けた手が止まる。紅茶の鮮やかな茶色に、自分が大層驚いているような顔が映っていて、それで自分は驚いて硬直していると気づいた。 「まぁそれは忠告かしら?でも、ありがとう。 気を張り続けているからかしら?隠しているつもりなのですけれどね」 と冗談めいて笑う。
2017-04-21 02:04:51@BB_GCsenyo 「君主として、有るべき姿はあるんだと思うし、こんな世の中で休めなんていうのも難しいんだろうけれどね。ちゃんと自分の疲れや無理を分かち合える誰かがいれば、きっといいんだろうけど」 なんとなくそんな風に答えて、資料をまとめる。 「この国にはきっとあなたを支えてくれる人もいますから」
2017-04-21 07:02:46@Malice_GC4 「そう…ですわね。」 深くは答えなかった。それだけ言って、カップをテーブルに置く。 「そう言えば貴方は、何泊かしていきまして?して行くのであれば、わたくしの名前で宿を取っておきましょうか? それともこの城に止まっていく方が魅力的かしら」
2017-04-22 00:25:57@BB_GCsenyo 「いえ、今日にも出ようかと。…すこし、こういう綺麗な場所は落ち着かなくて」 すこし照れたように笑って、トゥラは部屋を退出しようとします。 「多分、この領にまた立ち寄ることもあると思います。その時には、また」
2017-04-22 00:34:35@Malice_GC4 「分かりましたわ。」 相手は引き止めず、立ち上がる。 「またいらしてくださいませ。門の者には貴方の話を…」 そう言って、悩む仕草を見せる。 そういえばと気づいたのだ。 「…貴方の名前を聞いていなかったわね。聞いてもよろしいかしら?」
2017-04-22 01:11:56@BB_GCsenyo 「あ、ごめんなさい。つい」 守衛に一度告げていたので、それっきり本人には名乗っていなかった。 「ヨイツ村のトゥラ。狩人です」
2017-04-22 01:16:21@Malice_GC4 「トゥラ、ね。 ありがとう、貴方はその名を名乗れば入国できるようにしておきますわ」 そうして、近くの兵士に目配りをする。 「門を出るところまでですが兵士をつけさせますわ。」 「どうかお気をつけて」 自分が見送りできないのは残念だと漏らしながら、優しく微笑んだ。
2017-04-22 01:48:54
タレイアさん
【タレイアさん(@kenketu_GC5 )と事前RP】 #少年の本意 今晩は自由参加型のパーティを開いていた。これは食事と衣服が並び、好きなだけ食べ、好きなだけ衣服を選び持ち帰ることのできる市場のような催し。 定期的に開催し、領民を労う意を込めたパーティだ。 →
2017-03-28 14:59:29@kenketu_GC5 参加人数は目に見えて上々。 エリーゼとして立ち振る舞うエミールはパーティの主催者であり、今、参加者の顔を窺いに回っているところでもあった。 そして適当に一人、声をかける。 「パーティは楽しんでいらして?」
2017-03-28 15:03:23@BB_GCsenyo 「ええ、とても」 いつも通り黒のドレスに身を包み、挨拶を返す。このようなパーティは久しぶりだから、少しはしゃぎ過ぎてしまいそうになる。 「可愛いお洋服も沢山あるし、美味しい料理も並んでる。こんな素敵なパーティを開いてくれて、本当に感謝してるわ」
2017-03-28 21:09:19@kenketu_GC5 「あら、当然のことをお褒めになるのね?」 このパーティは貧困で飢えていた領民への施し、癒しの場。 美味しい食事、可愛くて綺麗な洋服。それは当然のこと。 「でも良くってよ。それがこのパーティの目的ですもの 貴方が楽しんでいるなら尚更に」 目を細めて笑う。
2017-03-29 22:49:16@BB_GCsenyo 「けれど、その"当然のこと"をこの時代にできてるのは、とても凄いことなのよ?」 色んな場所を回ってきたからこそわかる。人が住むには過酷すぎるこの世界で、略奪が起きず、領民を食べさせられるのは、素直に賞賛されるべきことだ。 「この国はとても良い場所なのね」
2017-03-29 23:07:46@kenketu_GC5 「ええ、この国も民もわたくしも、わたくしの部下も良い場所で、良い人ばかりですわ」 領民や兵士、使用人を見渡しながら、 「わたくし、こうやって当然のことをするために、皆に嫌われる様な労働をさせているけど、仕事に文句を言う者はいませんわ。わたくしには、たくさんあるんでしょうけどね」
2017-03-31 22:34:38@BB_GCsenyo 「何を言うのかしら!今のご時世、働けないことの方が多いよ?お金なんて役に立たない所の方が多いですし、働いてもまともな物が手に入る保証はない中、働けばしっかりとした見返りのあるこの状態に文句を言う人の方がおかしい!」 私は女性の手を両手で握り訴える。 「だから自信を持ちなさい」→
2017-04-03 00:26:40@BB_GCsenyo 「そうでなければ、ただ悲観するだけでは楽しくないわ。どうせなら人生楽しみましょう?」
2017-04-03 00:28:00@kenketu_GC5 いきなり両手を握られて何かと思えば、 「……………まぁ」 呆気になっていたが、二度三度まばたきして 「お客様に元気づけられるなんて思いもしなかったわ」 ふふ、と笑う。 「そうね、楽しいという感情が無くなったわけではないものね。」 「楽しんだほうが絶対にいいですわね」
2017-04-04 17:01:32@BB_GCsenyo 「ええ、そうよ!その意気だわ!この国はとても楽しい場所だもの。心の底からそう思える場所だから、きっと皆良く思ってるはずだもの!」 女性にしては、少しだけ硬く感じる手を離しながら、私は彼女に笑ってみせた。 「それと私はタレイアよ。あなたは挨拶ではエリーゼと名乗ってたかしら?」
2017-04-04 23:25:51@kenketu_GC5 「ええ、わたくしの中ではそう考えておきましょう」 きっとそうではないかもしれないが、考えるだけならいくぶんか楽になれる気がする。 「そうよ。エリーゼで合っているわ、タレイア」 姉の名前を語りながら、微笑む。
2017-04-09 01:03:32@BB_GCsenyo 「あーもう!"私の中では"とか!そういうの抜きで!本当にこの国の人達は、皆あなたにことを慕っていたわ!」 私は一度離した手を再び握り、彼女を連れてパーティから出ようとした。 「エリーゼ!あなたがどれだけ慕われてるか教えてあげるわ!」→
2017-04-09 21:25:46@BB_GCsenyo 「だからこそわかることだってあるの!あ、でのこのパーティってあなたがいないとダメなのかしら?」
2017-04-09 21:27:18@kenketu_GC5 「え?」 手を引かれた瞬間に言われた話に、エリーゼらしからぬ反応をしてしまった。 急いで取り繕う、エリーゼだったらどうするかと考えて。 「パーティ自体にはすぐに戻ってくれば良いと思いましてよ? でもそんなに貴方にとって大事なことなのかしら、わたくしがそれを理解することは」 →
2017-04-13 23:53:25@kenketu_GC5 タレイアはどうしてこんなに、周りが自分のことをどう思っているかを自分に証明したがるのだろうか。 「理由が…分かりませんわ」
2017-04-13 23:55:39@BB_GCsenyo 「うーん……確かに私に関係ないことと言われればそれまでなのだけど、でもあなたにとっては大事なことではなくて? それに!そんなに暗い考えでは、人生楽しくないでしょ!?だから自信を持って、人生楽しまなきゃ! お節介だとは思うけれど、そう考えてほしかったの。それじゃダメかしら?」
2017-04-14 00:45:13@kenketu_GC5 「人生の話を出されると貴方の方が、まぁ、納得できますし合っていると思いますわ」 首を傾げながら悩んで、口に出す。 「ま、まぁ。とりあえず試してみましょうか? きっと貴方の予想通りだとは思いますが。」 まずは試してみないとタレイアの気持ちが収まらないような気がした。
2017-04-17 22:11:54